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ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 総評

2021年01月07日 | ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
 アニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」全話を見終えての感想です。

 まずは、キャラ感想および名セリフを語っていきます。振り返ってみれば、このアニメも、胸が熱くなるセリフや、大いに笑わせてくれたセリフなどが沢山あり、ストーリーを面白くしてくれたと思いますね。
 ここでは、私が気に入ったセリフをキャラごとにランキング形式で挙げながら、キャラの感想を語っていきます。
 なお、ここで挙げるセリフは同好会メンバー10人のみとし、各キャラ3つまでとしています。他キャラについては公表しませんので、ご了承下さい。

 それでは、発表します!


高咲 侑

 「スクスタ」における「あなた」のアニメ版。メンバーの中で唯一ステージに立つ事はありませんでしたが、他メンバーの事を精一杯サポートし、同好会に必要不可欠な存在でした。侑もまたスクールアイドルだったと思います。
 ビジュアルが公開された時は、ちょっとおとなしめなクールな子かと思っていましたが、いざアニメを見てみたら、心に響いたものに興奮したり、ボディタッチが多かったり、妙にイケメンだったりと、かなりイメージが変わりました。特に、歩夢やせつ菜との会話では、「タラシか!」とツッコんでましたね。(笑)

 侑の名セリフベスト3は以下の通り。

1位 「スクールアイドルがいて、ファンがいる。それでいいんじゃない?」 (3話Bパート)
   
2位 「もちろん! いつだって私は、歩夢の隣にいるよ!」 (1話Cパート)
3位 「でもさ、歩夢を最初から可愛いと思ってたのは私なんだからね!」 (12話Bパート)
    

 主役クラスの扱いだっただけに、名セリフ候補の数は10を超えていました。どれをランクインさせるか迷いましたね。
 1位は、せつ菜を同好会を復帰させるために言っていたセリフ。単純な事ですけど、ラブライブで勝ちたいと思って気持ちが逸ると、つい抜け落ちちゃうんですよね。せつ菜復帰だけでなく、スクールアイドルフェスティバル成功にも繋がり、このアニメにおける重要ポイントだったと思います。
 2位、3位は、幼なじみである歩夢関連。同好会に入った事で、歩夢と一緒にいる時間が減り、侑のやりたい事に歩夢は寂しさを感じたりしたものの、歩夢への変わらぬ想いをしっかり打ち明けていたのは良かったと思いますね。っていうか、この子、歩夢を照れさせるセリフが多くて、こっちがドキドキしちゃいました。(笑)


上原 歩夢

 中盤は出番が控えめだったもの、スクールアイドルをやってみたいと言った事からすべてが始まったり、ソロ曲が2つ披露されたり、終盤では侑への想いを爆発させたりなど、ヒロインにふさわしい見所が多かったと感じています。
 あと、あゆぴょん可愛過ぎ! 2話以降もちょくちょくネタにされていて、面白かったですね。
 他にも、「スクスタ」で可愛いと思った衣装がライブシーンに出てきたのも見応えありました。特に、チャイナメイドのセクシーさは眼福でした。ごちそうさまです。(笑)

 歩夢の名セリフベスト3は次のようになりました。

1位 「私は、スクールアイドル、やってみたい!」 (1話Cパート)
   
2位 「私、侑ちゃんだけのスクールアイドルでいたい・・・。だから、私だけの侑ちゃんでいて・・・。」 (11話Bパート)
3位 「私達の答えは、まだ分からないけど、でも一緒に歩いて行こう・・・。これからも、ずっと!」 (12話Bパート)
    

 歩夢も名セリフ候補は多かったですが、1位は簡単に決まりました。この言葉からすべてが始まった訳ですからね。それに、普段おとなしめな性格を考えると、スクールアイドルとして目立つ事は気恥ずかしく感じそうなのに、ああ言っていたのは、なんかすごいな、と思いました。
 2位は11話ラストから。暗い展開で終わったとはいえ、侑を押し倒してまで想いをぶつける、この愛の重さは歩夢らしいと思いました。
 3位は12話Bパートラストより。これまで一緒にいる事の多い侑と歩夢も、いつか離れ離れになる時が来ると思いますが、それでも想いは繋がっていると、前向きになれたのは良かったと思いますね。


中須 かすみ

 かすみは、表情の豊かさから来る顔芸が面白過ぎましたね。特に、ストーリー後半の悪役面が。自分の事を可愛いって連呼しているのが、これかよ、とツッコませていただきました。(笑)
 その一方で、メンバー想いなところが強く印象に残りました。かすみは、目立ちたがりで、他メンバーにいたずらを仕掛ける事もあるけど、他メンバーの事を大切に思っていて、やりたい事を尊重していて、他メンバーに適した言葉をかけられたりと、良い子なんですよね。
 だから、憎むなんて事はできず、好きになっちゃうんですよね。アニメ版でも、かすみの魅力が存分に描かれて良かったと感じています。

 そんなかすみの名セリフベスト3は次の通り。

1位 「もしかしたら、しず子の事好きじゃないって言う人もいるかもしれないけど、私は、桜坂しずくの事、大好きだから!」 (8話Bパート)
   
2位 「前の繰り返しになるのは嫌ですけど、きっと、そうじゃないやり方もあるはずで・・・。それを見つけるには、かすみんと全然違うせつ菜先輩がいてくれないと、ダメなんだと思うんです!」 (3話Bパート)
3位 「果林先輩! ほら、タッチですよ! かすみんのエネルギー、分けてあげます!」 (9話Bパート)
    

 かすみも名セリフ候補の数は10を超えていましたが、1位は、迷う事なく決まりました。やっぱり、「しずかす」は良いですね。一人称が「私」だったのもポイント高かったです。
 2位、3位は、しずく以外の他人思いだと思ったところをチョイス。6話の璃奈も候補にあったのですが、せつ菜と果林に。同好会のやり方で論争になった相手にまた戻ってきてほしいと考えていたのは、本当に成長したと思いますね。


桜坂 しずく

 演劇部と掛け持ちしていて、どちらも手を抜かずに頑張っているしっかり者。そんな印象が強い一方、自分自身に悩む一面もあり、自分をさらけ出す事に怖がるという、壊れやすいところを見せていたのは、なかなか面白かったと思いますね。守ってあげたいと感じさせてくれて。
 だけど、どんなしずくも好きだと、かすみに言われてからは、かなり変わったように思います。同好会メンバーとの距離が近付いて、思っている事を遠慮なく言っていたような気がしますね。
 特に、合宿の時に、同じ1年生のかすみ、璃奈と一緒に、お化けに扮して脅かそうとしたところは見応えありました。「しっかり者だから止めるかと思ったのに、キミ、そっち側かあ」と意外に感じて良かったです。2期があれば、1年生同士で仲良く触れ合うシーンを多く出してほしいな、と期待しています。

 しずくの名セリフベスト3は以下のようになりました。

1位 「もう見失ったりしない・・・。私だけの思いを!」 (8話Bパート)
   
2位 「私、やっぱり、自分をさらけ出せない・・・。それが役者にもスクールアイドルにも必要なら、私は、どっちにもなれないよ!」 (8話Bパート)
3位 「演劇祭のお礼。似合うと思って買っておいたの!」 (13話Aパート)
    

 しずくは、おとなしめな性格で、メイン回である8話を迎える前は自分をさらけ出す事に自信がなかった事もあり、名セリフ候補は8話以降に集まりました。
 1位は、ライブシーン直前のところから。なんかカッコ良いと思いましたし、その後のダンスが堂々としていたのが選出理由です。やはり、かすみに励まされた影響は大きかったですね。
 2位は、しずくが、かすみに対して弱音を吐くところから。しっかり者という印象が強かっただけに、あのしずくは、かなり新鮮に感じました。
 3位は、かすみに例の髪飾りを渡したところ。このシーンのために、最初からかすみの髪飾りをなしにしていたのは恐れ入りました。


朝香 果林

 クールでカッコ良くて大人っぽい。それが、果林に対するイメージで、果林もそのイメージを崩したくないと常に意識していますが、それゆえに、イメージに合わないと感じた事には素直になれず、1人で抱え込んじゃう事も。スクールアイドルをやりたい事や、大舞台を前に緊張しちゃうところとか。
 だけど、そんな弱さをも受け入れてくれる仲間がいたのが本当に良かったと思いますね。話が進むにつれ、少しずつ同好会に溶け込んで、素直さが出ていったように感じました。

 果林の名セリフベスト3は以下の通り。

1位 「仲間だけど、ライバル。ライバルだけど、仲間!」 (9話Bパート)
   
2位 「でも、私は、朝香果林はそんなキャラじゃない・・・。」 (5話Bパート)
3位 「何言ってるの? やりたいと思った時から、きっともう始まってるのよ。」 (13話Aパート)
    

 1位は、メイン回のライブシーン直前から。カッコ良く感じましたし、果林にとって大切な事だと思いましたので、簡単に決まりました。
 2位は、周りが抱く、自分に対するイメージの崩壊を怖れていたところから。自分の本心と、周りの自分へのイメージとの食い違いに悩んでしまうのも、この子らしいと思いますね。
 3位は、スクールアイドルフェスティバルで、スクールアイドルをやろうかどうか迷っている子達にかけた言葉。果林は、所々で良いアドバイスをしていたのも見所だったと感じています。


宮下 愛

 メイン回である4話は、自分がどんなスクールアイドルになったらいいか悩んでいたものの、持ち前の明るさと、お得意のダジャレで周りを元気にさせていた事が多かったですね。
 「スクスタ」や「にじよん」と比べると、そんなに変化がないと思いましたが、それで良かったと感じています。ああいう子は変な性格付けされると、違和感を抱くと思いますし。「かすかす」呼びも多く、いつもの愛さんで何よりでした。

 そんな愛の名セリフベスト3は次の通りとなりました。

1位 「誰かに楽しんでもらう事が好き・・・。自分が楽しむ事が好き・・・。そんな楽しいを、みんなと分かち合えるスクールアイドル!」 (4話Bパート)
   
2位 「みんなと一緒・・・。ステージは、1人じゃない! サイコー!」 (4話Bパート)
3位 「みんなやっぱりタイプ違うけど、すっごく優しくて面白くて、そこが最高って感じだし、このメンバーでどんなライブする事になるんだろうって、考えただけでめっちゃワクワクするよ!」 (4話Aパート)
    

 名セリフベスト3は全部、メイン回であった4話からとなりました。4話以外にも名セリフ候補はあったのですが、4話の方がインパクト強かったですね。
 名セリフは少なくとも、楽しい雰囲気を見せてくれれば、それで十分だと感じています。


近江 彼方

 彼方は、思った以上の頑張り屋だったのが印象に残りました。まさか、夜中まで勉強を頑張っているだけでなく、アルバイトまでやっていたとは驚きでした。
 また、妹・遥の熱愛っぷりが描かれていたのも面白かったところ。遥は予想以上に出番が多く、姉妹揃って可愛いところを見せてくれたと思います。これは、彼方が溺愛しちゃうのも、分からなくもないかも。(笑)

 彼方の名セリフベスト3はご覧の通り。

1位 「彼方ちゃんは、いつも全力です。週5日のアルバイトも、お料理を作るのも。世界一大好きな遥ちゃんの笑顔が見られるなら、ドーンとこいだよ!」 (7話オープニング前)
   
2位 「これからは、うちの事いっぱい手伝ってね。お互い助け合って、スクールアイドル続けていこ? 2人で夢を叶えようよ?」 (7話Bパート)
3位 「みんなとの同好会は、彼方ちゃんにとってもう、大事な、失いたくない場所なんだよ・・・。」 (7話Bパート)
    

 彼方も、名セリフは、メイン回であった7話に集中。いつも眠たげな分、多くの事をしゃべらない子ですので、そんなもんでしょう。
 この子特有のスローテンポなゆるボイスで癒されちゃってますので、正直、名セリフを考えるのが面倒に感じちゃってます。(笑)


優木 せつ菜

 せつ菜は、正体バレや同好会復帰が思ったより早く、意外に感じました。正体バレは6話前後、同好会復帰は9話で、ここで全メンバー揃うと思ったんですけどね。
 もう少し良いドラマを作れたんじゃないかと思いましたが、「大好き」に全力な、せつ菜らしさがしっかり描かれていたのは良かったと思います。初回のライブからも、それが感じられ、「初回から、なんて質の高いライブを披露するんだよ・・・」と息を飲みました。
 他にも、ヘルクッキング、せつ菜☆スカーレットストームにも笑わせていただきました。侑との絡みも多く、ギャグとシリアスの両方で存分に楽しめたと感じています。

 せつ菜の名セリフベスト3は以下のようになりました。

1位 「分かってるんですか? あなたは今、自分の思ってる以上に、すごい事を言ったんですからね? どうなっても知りませんよ!」 (3話Bパート)
   
2位 「始まったのなら、貫くのみです!」 (12話Bパート)
3位 「優木せつ菜だけが消えて、新しい虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が生まれる・・・。それが・・・、私の最後のワガママです・・・。」 (3話Aパート)
    

 1位は、侑の言葉により同好会復帰を決めたところから。アニメのせつ菜の名シーンといったら、やっぱり、ここですね。菜々からせつ菜に変わるところは、かなりカッコ良かったです。
 2位は、侑が自分から離れていってるんじゃないかと悩む歩夢にかけた言葉。我慢してはいけないと、歩夢がスクールアイドルをやろうとした初心を思い出す良い言葉になってましたので、上位に入りました。
 3位は、3話Aパートのラストから。この回を見る前は、せつ菜は好きな事に一直線な子で、繊細さとは無縁な子だと思っていましたので、あのシーンは意外に感じたとともに、良い描写だと思いました。


エマ・ヴェルデ

 自分が前面に出るより、後ろからメンバーを温かく見守る事の多いお姉さん。エマは、そのイメージが強いですが、果林の本心を知って、お台場で一緒に遊んだり、スクールアイドルに誘ったりと、時には自分が引っ張っていくところが新鮮に感じました。
 そして、果林と一緒に出るシーンが多かったように思います。まさか、「エマかり」がここまで熱くなるとは思わなかったですね。結構見応えあるカップリングでした。

 エマの名セリフベスト3は次の通り。

1位 「いいんだよ、果林ちゃん・・・。どんな果林ちゃんでも、笑顔でいられれば、それが一番だよ・・・。だから、きっと大丈夫・・・。」 (5話Bパート)
   
2位 「今日、私に付き合って。お願い・・・。」 (5話Bパート)
3位 「やりたいと思った時から、きっともう始まってるんだと思う!」 (5話Bパート)
    

 名セリフベスト3は全部、メイン回であった5話のBパートから。5話以外は、これといった名セリフはなかったと感じていますが、順位付けには苦労しました。
 3位のセリフは、最終話で果林が同じ事を言っていました。5話を視聴した時点では、そこまで心に響くものではありませんでしたが、振り返ってみると良いセリフだったと思いますね。


天王寺 璃奈

 璃奈ちゃんボードを多く見ている身としては、メイン回であった6話のライブ前まで璃奈ちゃんボードがまったく出てこなかった事には驚きを感じました。しかし、そうした事で、感情表現が苦手な事の苦しさがすごく伝わった上、それをメンバー全員がフォローしたりと、良いドラマができていたと思います。
 ライブ後は、様々な璃奈ちゃんボードが出てきただけでなく、クラスメイトとも仲良くなり、スクールアイドルフェスティバルに向けて一緒に話をするシーンもありました。誰にでも気さくに話す愛に会えて、そして、優しい人達が集うスクールアイドル同好会に入れて、本当に良かったと思いますね。

 そんな璃奈の名セリフベスト3は次のようになりました。

1位 「うん! 一緒に食べたい!」 (6話Bパート)
   
2位 「ああ、ダメだ・・・。誤解されるかもって思ったら、胸が痛くて、ギューって・・・。こんなんじゃ・・・。このままじゃ・・・。」 (6話Bパート)
3位 「私も、ちょっと同じだったから分かるんだ。自分の事が嫌な気持ち。」 (8話Bパート)
    

 1位は、6話のラストから。なかなか話す事のできなかったクラスメイトと繋がれて本当に良かったですよね。
 2位は、感情を出せない苦しさを吐露するところから。「スクスタ」よりも重苦しく感じましたが、メンバー全員がフォローしてくれて、感動を作ってくれたと思います。
 3位は、自分自身に悩むしずくを見て思った事から。しずくを前に向かせる良いセリフになってましたね。


 これで、名セリフの公表は終了です。
 ここからは、全話終えて思った事をあれこれ述べていきます。

 まず、このアニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」(以下、「ニジガクアニメ」と呼びます)は、「ラブライブ!」らしくない「ラブライブ!」作品だったでしょう。
 「ラブライブ!」「ラブライブ!サンシャイン!!」と異なる点がいくつもあり、過去作に慣れ過ぎると、このニジガクアニメは受け入れにくかったのではないかと思います。

 そもそも、キャラの絵柄が過去作や「スクスタ」と異なっており、キャラクタービジュアルが公開された時に「え?」と感じた方は多かったのではないのでしょうか。私もそう感じました。
 ですが、いざアニメを見てみたら、キャラの表情や動きがしっかりしていて、そんな違和感は吹き飛んでいました。ニジガクメンバー全員について、「らしさ」が表現されていたと思います。

 また、ニジガクアニメは、過去作と違って、ソロアイドルとして活躍する事が基本。挿入歌は過去作と比べて多かったものの、メンバー全員で歌ったものは最終話のみで、他はすべてソロ曲でした。
 Aqoursメンバーが2組に分かれて別々の曲を歌うと思われたのが、全員で両方の曲を歌う事になったり、妹コンビで歌うと思われたのが、AqoursとSaint Snowの合同チームで歌っていた「ラブライブ!サンシャイン!!」とは、かなり対照的です。
 過去作ではチーム力を求めていたのに対し、ニジガクアニメでは個々の多様性の素晴らしさを求めていたように思いますね。考えてみれば、ここ最近のプリキュアシリーズでも、そういうところがあり、「みんな違って、みんな良い」が今の世の中の流れなんでしょうかね。そんな流れを、このニジガクアニメにも反映させていたようにも思います。

 さらに、ニジガクアニメでは、他校のスクールアイドルとパフォーマンスを競うラブライブがありませんでした。単語こそ出たものの、出場する事はなく、メンバーのやりたいライブをとことんやり尽くすスクールアイドルフェスティバルの成功が、ニジガクアニメのゴールとなりました。
 そのため、過去作と比べると、がむしゃらさに欠けていた感があり、そこで物足りなさを感じた方もいるでしょう。まあ、過去作はスクールアイドル「部」なのに対し、この作品はスクールアイドル「同好会」。そんなもんでしょう。
 ナンバー1ではなく、オンリー1を目指す。そういうのもアリだと思いますね。

 あと、この作品は、過去作以上に地元をしっかり描いていたように思います。
 過去作ですと、ラブライブが行われれば遠くの地に行ってましたし、地元より遠くの場所で合宿していた事もあれば、μ'sとの違いを確かめるために音ノ木坂に行った事もあります。
 ですが、この作品は、合宿の場所は自分達の学校だった上、ラブライブも出場しておらず、スクールアイドルフェスティバルは、お台場の様々な場所で開催。職場周りが物語の舞台となっている身としては、ものすごく興奮しましたし、アニメ放映期間中は、お台場を散策した時間が多かったですね。

 欲を言えば、ゆりかもめをもう少し出してほしかったところでしょうか。実際、ゆりかもめ車内にはポスター広告があった上、駅によっては等身大パネルが置かれているだけに、メンバーがゆりかもめに乗っている描写がほしかったかな、と思っています。
 とはいえ、学校から、ヴィーナスフォート、ジョイポリス、レインボーブリッジなどといった名所は、徒歩30分足らずで行ける場所。時間に余裕のある高校生にとっては、ゆりかもめを使うほどでもないでしょう。そう考えると、ゆりかもめがそんなに出なかったのは仕方のない事なのかもしれませんね。
 それに、物語終盤では、ゆりかもめ1駅分の距離を走っていたのも印象的でした。こういうのを見ると「若いっていいね」と感じますね。ホント、歳はとりたくないなあ。(笑)

 ニジガクアニメは1クールものとして終わりましたが、「ラブライブ!」「ラブライブ!サンシャイン!!」と同じく、2期を期待する声も多いでしょう。私も、その1人です。
 もし2期があるとすれば、次に挙げる2つの事が気になりますね。

・侑の扱い

 侑は、音楽科への転科試験を受けたものの、その合否は分からず終いとなりましたが、たぶん「スクスタ」に合わせて、合格した事にするんじゃないかと思いますね。そうなると、メンバーのライブ曲を作曲しそうで、楽しみにしたいところ。
 また、「スクスタ」では、音楽科には海外留学期間があり、アニメにもその設定が反映されれば、メンバーと離れ離れとなる事で良いドラマも生まれるかもしれません。最終回あたりでステージに立つ事にも期待したいもの。
 侑の扱いには色んな可能性が考えられますが、2期でも、他メンバーのサポートに注目したいですね。

・三船栞子の登場

 「三船栞子」というのは、昨年8月、「スクスタ」に追加されたニジガクメンバー。アニメにも出る事を期待していた方は多かったのではないでしょうか。
 今回は、加入時にはアニメのストーリー構想がだいぶできあがっていたために、登場させる余地はなかったのでしょう。しかし、2期があれば、登場させる可能性は十分ありそうですね。
 ただ、「スクスタ」と同じように、せつ菜から生徒会長の座を勝ち取って、同好会を敵視する期間が長くなると、問題かも。「スクスタ」では満を持して仲間になっただけに、良い感じに上がった人気を落としかねないでしょう。
 もしかしたら、アニメでは、生徒会長になる事はなく、今回のスクールアイドルフェスティバルを見て同好会に入りたいと感じた一生徒として扱うのかも。どんな形にせよ、2期があったら、栞子も出てきてほしいと思いますね。


 とまあ、ここまで長々と語りましたが、職場周りでよく見る風景が沢山出てきて、興奮した! これが、この作品を見終えて大きく感じた事ですね。
 おかげさまで、ニジガクアニメ放映期間中は、楽しい気分で仕事に取りかかれました。今の職場で働いている事に、誇りと幸せを感じました。

 ニジガクアニメは終わっちゃいましたが、お台場の各所に置かれている等身大パネルやキャンペーンなどは今も継続しています。通勤時は毎度ニジガクメンバーを目にしており、アニメが終わった今も、メンバーが私を応援してくれていると感じています。
 あ、そういえば、先月中頃から、りんかい線各駅に掲示されているポスターが変わりました。次のようになっています。
   
 まさか、推しキャラオンリーのポスターが出てくるとは・・・。仕事で嫌な事があっても、これを見れば、元気が出ます!

 ニジガクアニメ全話を見終えて、1日でも長く今の職場で働き続けたい気持ちが高まりました。
 そして、このまま2期も放映されてほしいですね。また、職場周りの様々な風景に興奮したいものです。

 では、最後に、このアニメの制作に携わった方々に感謝の言葉を述べて、総評記事を終わりにします。

 このアニメから、沢山の興奮と笑いと感動をいただき、大満足です! 本当に、ありがとうございました!!
 そして、このアニメの制作、お疲れ様でした!!





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