はじめに
自分の肉体を考えると 髪の毛1本すら自分で作ったものは何もない 。発汗・血流・血糖値調整など 自分で考えて指示を出し動かしていない。「作っていない」「動かしていない」そして「メカニズムを知らない」それなのに 自分は人だといって、自分の体は自分だといって……己は一体何者だろうか?
消化器―⑬血糖値調整のしくみ
膵臓のランゲルハンス島から分泌されるインスリンとグルカゴンが、血糖値をコントロールしている
【位置】
膵臓、血管
【構造・機能】
血液中に含まれるブドウ糖の濃度を血糖値という
1)食事で摂取した糖質は、小腸でブドウ糖などの単糖類に分解されて、門脈をとおして肝臓に送られる
2)肝臓では、ブドウ糖に統一される。必要に応じて血液中に送られて細胞や組織でエネルギー源として使われる
3)また、一部はブドウ糖をグリコーゲンに合成して貯蔵する
【相反する2つのホルモンが血糖値を調節している】
・血糖値は、健康な人の場合、空腹時で80~100/㎗で、食後には上昇する
・血糖値は、高すぎても低すぎても体にさまざまな弊害を生じる
◎ 血糖値を調整している2つのホルモン
膵臓のランゲルハンス島(膵島)から分泌される
① インスリン ―― 血糖値を下げる
肝臓に働きかけてブドウ糖の血液中への放出を抑制
② グルカゴン ―― 血糖値を上昇させる
グリコーゲンからブドウ糖への分解を即し、血液中にブドウ糖を放出
【インスリンとグルカゴンの適切な分泌が重要】
1⃣ 血糖値が上昇――<情報>――視床下部に伝わる
副交感神経(優位)――ランゲルハンス島の β(B)細胞 ~ インスリンが分泌される
インスリンは血液中のブドウ糖を細胞中に取り込むように即す
◆ その結果、血液中のブドウ糖が減少して、血糖値が正常な範囲内に戻る
2⃣ 血糖値が下がると――
ランゲルハンス島の α(A)細胞 ~ グルカコンの分泌が促進される
◆ その結果、グルカコンの作用で血糖値が上昇していく
※ このように、インスリンとグルカコンの分泌が適切に行われることで、
血糖値は一定の範囲内に保たれる
【内分泌ホルモンの種類と主な作用】
【注意すること】
1)インスリンの分泌が減少したり、十分に機能しないと高血糖の状態が続き、糖尿病を発症するリスクが高まる
2)一方、低血糖の場合は、震えや動悸などの症状が現れ、長時間、低血糖の状態が続くと、脳の機能が低下し、意識不明に陥ることがある
3)その他、血糖値の頻繁な変動はガンのリスクが高まる➡文末にて
美しい人体図鑑
自分のからだを知り尽くす!/ 監修 東京女子医科大学 名誉教授 梶原哲郎氏の書籍を引用しています。
👇吉野敏明先生 【ガンの原因は〇〇だった】
動画開始、6分~11分までの間に血糖値とガンの関係について説明しています
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【脳と体の指令を伝える栄養について】
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