junaida(ジュナイダ1978―)さんは絵本作家
「の」 「Michi」 「怪物園」 「EDNE」 など近年立て続けに出版した絵本がいずれも話題となる。ヨーロッパを思わせる謎めいた世界に、綿密に描きこまれた人物の背景。鮮やかな色彩の中に、明るさと闇が共存する不思議な世界観が大きく注目を集めている。
junaidaさんの作品が佐倉市立美術館に9/24迄展示されている。丁度、優待引換券を持っているので鑑賞することにした。通常であれば大人800円のところ市内在学生とその同伴者1名は無料でした
パンフレットの見出しには、問いかける 小さな物語 『光も闇も引き連れて 絵筆に灯る 想像と空想』とありミステリアスを感じる
〜入場〜
展示室には、絵本原画や一枚絵として描かれた 400点超の作品が陳列されていた。 室内は撮影禁止ではなかったようだが、当ブログ上では、パンフレットに印刷されている写真のみを紹介することにした
そして私は、完全にジュナイダさんワールドに引き込まれ1時間半はここにいただろうか?
次のスケジュールがなければもう少しこの世界に浸りたかったが、やむなく現実世界に引き戻されることになった
(作品に心引かれ興味が湧いてきた)
junaidaさんはどのようにしてこれら作品を次々と生み出したのだろうか?
まずは作者の空想した世界が作者の頭の中でどう見えているのかを想像してみた
そのヒントは美術館入口の装飾にある
さりげなく入口に施された演出空間, 天井から筒状に垂れ下がる
垂れ幕の内面に画かれた異世界がそのサインであると察した
幕の中央に立ち自らが作家になったつもりで360度に意識を傾けることにより疑似的に体感することができる
「空想(意識)したことが現象化し現実世界を創る」 その仕組みの中で生み出された情景が脳内でホログラム状に映し出されそれを描写した。そのような仮説を自分なりに立ててみた。
そうであれば、この情景は夢と同じようなものなので、描いているうちに途切れるか忘れてしまいそうだが、当作品には本当に細かいところまで描かれている まさに天才だ
今日は、junaidaさんの想念によって作り出された『幽界キャラクター?』たちに囲まれ 頭がクラクラしそうな時もあったが、ミステリアスな4次元世界を垣間見た一時であった
400点を超える作品一つひとつに芸術 『光も闇も引き連れて 絵筆に灯る 想像と空想』 そのものを満喫、十分に楽しむことができた
絵本コーナー
(最後に書き忘れことが) junaidaさんは日本人です。きっと
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