本日はこちらだよ
新潟市美術館 宮城県美術館所蔵絵本原画展
宮城のキュレーターさん敏腕。。
こどものとも というブックレットの原画が中心なんですが
ぐりとぐら はじめてのおつかい という
どちらも増刷3桁越えの レジェンド級絵本の原画を持っている。
230回以上増刷される本なんてあります? その原画。凄っ。
童画的には太田大八さんが好き。
どこぞの作家さんはワニの前足の指が4本しかなかったですが
太田さんの動物や植物の描写は正確で、何の花か特定できるほど。
長新太さんも
崩しているけど、エビの指までちゃんと描いてある。
ひげの付け根の太い所の角もあるし頭から手は生えてない。
ちなみにこのエビはエビフライにしないでとお願いしている所。
活け造りならいいのかっていう
パネル部分は撮影OKなのでこちらも
本当は白猫ちゃん。
戦前生まれの作家さんが多くて、実際にはなかなか見れない絵本が多かったです。
戦後のものは桑沢デザイン研究所の方が描いている。超一流。。。
でも、まったく美大とか行ってない方の原画がポップで超可愛かった。
名前メモしとけばよかった。絵ハガキも出てなかった。
こどものともといえど、消えていく号もあるので、ちゃんとしたものを収蔵する宮城凄い。
西巻茅子さん、馬場のぼるさん、土方久功さんなどのビッグネームも。
・・・・ひだりから代表作が
「わたしのワンピース」「11ぴきのねこ」「ぶたぶたくんのおかいもの」
絵本の絵の人まで覚えてないよねー普通はねー。←一応絵本文学科卒。
全部展示されているわけではない&文字は入ってないので
話のわかるものとわからないものが。。
2階にあるっていうけど、2階面倒で終了。
常設展でも絵本原画を出していて、全部撮影OKというのでのぞいてみたら
抱き人形の和人形ですね。
沢渡先生の作品。
文章は谷川俊太郎。豪華
かなり大きいようです。
こどものともなんだけど、内容的には大人も唸る感じ。
これを数百円で頒布。コスパ凄すぎる。。高度経済成長期
あと、田島征三さんの巨大バッタの絵もありました。
絵本の世界は諦めたんだけど、いいものは残って欲しいです。
お母さんが選ぶ本と子供が楽しい本のギャップは永遠...( = =) トオイ
細かいところまできちんと描いている絵本は名作が多いです。
シマリスの縞もひどいですよね。
私も昔作ってホントに難しかったです。
ワニも適当ワニで憤っていましたが、
最近小指に爪がないイラストが出て
ワニ好き界、歓喜でした
(ワニは小指と薬指の爪が退化して無いのです。)
色々な動物もあるけどリス飼いとしては、色々感じることがあります。
シマリスの縞の描き方なんて本当に絵本でもぬいぐるみ・・・でも、ねぇ~。
お世話しているだけに適当に描かれると内容よりも絵の方が気になって、つまらないものになります