その一、その二の続き
クリスチャンも十人十色だろうが、私にはNob氏は自ら進んで無知蒙昧の奴隷になることを説いているとしか見えなかった。「ニコニコと他人の言うことを素直に聞く」など、完全なロボット状態ではないか。この種の信者こそ教会組織や聖職者にはさぞ有難く便利な存在だが、私ならこんな生き方は願い下げだ。この分なら行きつく先は特攻隊かオウム真理教徒ではないか。Nob氏の他のカトリック信者ブロガーが、以前の記事で書いていた一文は興味深い。
-真面目に教義の勉強会などへあまり出席したことがない。気楽になることが一番で、イエス様もそれをお望みのことと信じている。
このブログ管理人・藤山杜人氏は元国立大教官を自称しており、それが事実ならば「東京大学卒のクリスチャン」と同じ類だろう。ただ、私は「聖書を知らずに「キリスト教徒」だと自覚しているようなザマ」の説は疑問だ。聖書の“聖絶”、つまり民族浄化を実は知っていても知らないフリをしているのではないか…と私は考えている。異教徒に余計な知識を付けさせず、「心が貧しい」状態にする目的か。
Nob氏の2度目の書込みこそ、宗教の押し売り丸出しで実に嫌味だった。一部挙げてみると…
-少しでも周りの人が明るくなって欲しいからです。それでなくとも私たちの日々の生活は結構殺伐としていると思いませんか?
-目の前の梅が5分咲きであることにも気がつかず、通いなれた道を家から職場に頭の中の道を歩いているのでは?思い込みを無にし、目の前のあるものをあるとおりみることができれば私たちは神が私たちに下さった恵みに思わず感謝するのでは?
-私たちの人生は所詮虚しいものです。そこであるものに自己を犠牲と捧げることで人生は充実します。
「別にmugiさんにキリスト教の宣伝をするつもりはありません」ともNob氏は述べているが、全く白々しい詭弁。文体から氏はおそらく女だろうと私は見ているが、このような意見こそ暗く殺伐とした想いにさせられる。当人の私生活を反映したものと見えるが、己の価値観と他人のそれは違うということも認識できないらしい。
またNob氏は、「今、カトリックの危機と言われています。あまりにも教会がこの世で苦しむ人に光を与えることから逃げています」と教団内の問題を訴えるが、異教徒からすれば「それが何?」。カトリック内部の問題は結局のところ信者の問題であり、解決するのも信者なのだ。
香ばしいのは「曾野綾子は日本に逃げたフジモリペルー元大統領の救援運動の先頭に立ち、北朝鮮から日本に逃げている人々には目もくれていません」の一文。これには私も皮肉を込めたレスをするも、長文レスを繰り返すNob氏からの反応はなかった。
-海を隔てているにも拘らず、北朝鮮からどうやって日本に逃亡した者がいるのかは不明ですが、カトリックが手助けしたのですか?日本のキリスト教徒は、北朝鮮に拉致された日本人には目もくれなかったのではないでしょうか?
氏の4度目で最後の書込みには、「私たちは思い込みから解き放たれあるものをあるとおり見て、お互いを理解し受け入れあうことが大事です」とあるが、Nob氏自身こそ思い込みの強い人という印象しかなかった。異教を理解せず受け入れもしないが、平然と異教徒に理解と支援を要求する精神がクリスチャンか。
Nob氏に限らぬが、カトリックはとかく中韓べったり派が多く、藤山杜人氏も2009年6月、「「日本は中国の一つの地方」―心を豊かにする考え方」を展開している。隣国には寛容でも、イエスの処刑に関与したピラトへの憎悪が見える「世にもおかしい会話です」、「ローマ皇帝の勅令のおかげでイエス様は馬屋で生まれる羽目になった」など、2千年前のローマ人を弾劾し続ける記事にキリスト教徒の本性を見た想いだ。彼らは迫害者さえ許した教祖の教えには従わないのだ。
「父よ、彼らをお許しください。自分たちが何をしているのか知らないのですから」(ルカ福音書23:34)
異教徒風情で聖書を読み、心を貧しくしない私など神から浄化されず、虚しい人生を送るとNob氏のような信者は見ているだろうし、 Maeda Takashiの言葉を借りれば、「聖書の間違いを捜して悦に入っているバカ」そのものである。だが、ニコニコと他人の言うことを素直に聞くくらいなら、“バカ”の方を私は選ぶ。
今日はクリスマス。そこで私お気に入りのクリスマスソングの動画をアップした。歌っているのはパールシー(インドのゾロアスター教徒)だが、彼は毎年友人たちと祝うクリスマスを楽しみにしていたという。
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