扇風機の羽の真ん中をおさえるひねくれ者の日記

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JW1.5世の自分が生きてるのを不思議に思う、ひねくれ者の日記です。

How about Survival? No.011 2014.10.10

2014-10-10 02:04:16 | Survival
エボラ出血熱のパンデミックは二次災害と同様で、二次感染と呼ばれています.......................

アフリカの現地の人間たちの危機管理の無さがパンデミックの原因です。
正直なところ報道を見ると呆れてしまいました。
そのような人を助ける為に入っている「国境なき医師団」が世界各地の病院に収容され、帰省した先で治療に当たっている方が感染しています。
確かに「国境なき医師団」の思想は素晴らしく崇高なモノだと感じますが、

現地の人間の病気に対する理解力が無い時点では入るべきでは無かった

と言わざるを得ません。
病気というのはちゃんと認識されていなければ、そして理解して対処しなければ蔓延は避けられません。
そして「隔離して死ぬのを待つ」ことを残酷なことだと多くの人は感じていますが、これは非常に間違った見解だと言わざるを得ません。
先日書いた「山岳救助」とは違った危険性があることをちゃんと認識して治療に向かわねばならないのです。
「山岳救助」は「二次災害」に遭うのは救助に行った人だけですが、今回のような感染症は三次感染、四次感染........と次々に感染者をネズミ講方式で増やしてしまうのです。
更に重要な点として

死亡率の高さ、感染力の強さ

があります。
インフルエンザでさえ非常に危険で死者数が多いのですから、エボラのような恐ろしい病原体を扱うのは極めて慎重に行わなければならないでしょう。
テレビを見ていて恐ろしかったのは現地の人間たちが政府のステルスマーケティングだと考えていたことです。
そして実際は「エボラなんて病気は流行っていない」と堂々と言っていた点です。
病気にかかっても普通の風邪やインフルエンザ程度にしか考えておらず、それを隔離するどころか自分たちで何とかする為に暴動まで起こしていました。
あの時点で「国境なき医師団」は一時的にでも引き上げるべきだったと思います。

地元の人間の理解を得られず、活動している意味が無い状態で助けようとしても増えるだけです。

それがわかっていても居なければならない

と考えるのは僭越で、いたずらに自分の命を軽く扱っていると書かざるを得ません。
エボラは決定的な治療薬の無い病気です。
抗生物質も無く、抗体はわずか20パーセントの生き残りの方たちしか体内にありません。
それを薬として作り直すには数年の時間が必要になります。

さらに病気をいたずらに広げているのはマスコミや旅行者です。
「仕事で行かなければならない」としても、流行している地域に行くリスクを理解しているのであれば帰ってきたならば一定期間は隔離されねばならないでしょう。
自分で行ったのですから、隔離される費用というのは自腹で無ければなりません。
それだけ他の人を危険に晒すのですから当然です。
自分で病気になりに行って、病気をいたずらに広げるのはいかがなモノなのでしょうね。
現地に出向いた人は各々が各自自分のとった行動に責任をとらねばなりません。
以前に鳥型インフルエンザでパンデミックが起こったことがありました。
あのときも、旅行した人間が悪いのです。
よって行った人間は自分で隔離されねばならないと思っていました。
そして隔離される期間にかかる費用は自分で出さねばならないでしょう。
「悪気が無い」としてもそこには「無意識の悪意」が発生しているのです。
自分は感染することは無いだろうという「楽観主義」という悪意です。
病気のほとんどはこのような悪意によっていたずらに広がっているんですね。

他の人の命は大切だ
たとえ死にかけていても、わずかな可能性があるのであれば助けなければならない
自分の命を掛けても助ける

というのはわかります。
ただ今回の場合、病原体の危険度が余りにも高すぎます。

そして現地の人間たちの理解力の無さ、危機管理の出来無さ

が感染者数を増やしているのですから、現地の人たちが理解できるまで病気で亡くなる人には気の毒ですが見守るしか無いのです。
Youtubeで見ましたが、余りにも酷すぎます。

では現地の方たちが何故あれほどの病気を理解できないかは

病気をしたら亡くなるのは仕方が無い

という余りにも死が身近すぎるからに他なりません。
そして迷信や言い伝えがまだ息づいており、病気の対処をそのようなモノに頼って治療する傾向にあるからなのかもしれません。
よって自分が死ぬことをそれほど重大なことだととらえられていないことも大きいのでしょう。
また、家族が大事なのは誰でも同様です。
その家族と離れ離れになりたくないという気持ちがあったのも事実でしょう。
病気の重大度が理解できていないのであれば尚更で、致命的な病気だと知らずに増えていく原因となっているのでしょう。
友人知人、近隣の人、知人などのコミュニティに属する人であればその繋がりが濃い地域のようなので

厳重な装備でいきなりやってきた「国境なき医師団」の人たちに対して反感を持つのも仕方が無かった

と言っても良いかもしれません。
ただ、事の重大さが許されるか許されないかで書くと

絶対に許されてはならない

レベルの病気なのです。
病気の人を取り返すような住人たちが居るようであれば、その地域を出入り禁止にする程度の措置を執らねばならないでしょう。
それが致死率の高い病気の対処の仕方なのです。

そしてそこに入っていくのであれば、その人は治療を自分の責任で受けねばなりません。
自分から入っていったのです。
国や政府に頼るのは間違っています。
病気は自己責任で負わねばなりません。

外因性の病気は別ですけどね。
病気が蔓延している地方で活動をしたならば、それは自分で行った、もしくは行かされたのですから自分でお金を出すのは当然でしょう。

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