文具の魅力 その33 2008.02.19

何でもComputerで済ます世の中なのだから...................

「書く」という行為自体を大切にしていきたいモノです。
今は機会を捉えないと書かなくても一日が送れてしまう世の中ですけどね。
だからこそ書く機会を増やしていきたいんですよ。
字というのは書かなくなると忘れていきます。
それに気持ちを伝える方法が安易に増えすぎているからこそ敢えて面倒くさい方法で伝える価値があると思うんです。

手紙を例に考えると良く解ると思うんですけどね。
読む方というのは簡単です。
まあ癖字があったなら読めない字があるかも知れませんので時間が掛かるかも知れませんがね。
でも書き手というのは書く内容（気持ちとか心）を考えるのと字に具現化する作業にけっこう時間が掛かります。
いくら早くても読む人よりも何倍も時間が掛かっているに違いない訳ですよ。
それにいざ字にしてみると照れくさかったり恥ずかしくなったりして贈れなかったボツも考えると単純に書く時間が数倍になるんですな。
おいらは手紙を書く際に一度手書きで書いておきます。
そしてそれをComputerに打ち込んでそれを見ながら書くと言うことが良くあります。
Computerというのは編集作業に非常に特化していて間に言葉を入れたいときに便利なんですな。
自分の言葉の出力はほとんどPrinterで行なったことはありません。
つまり出力を自分の手にしているに過ぎない訳です。
Computerに打ち込むのは他にも理由があります。
いったんMonitorに入れてしまうと客観性が産まれますからね。
冷静に言葉を分析することが出来るんですよ。
相手が腹を割って話せる人ならば別にこの客観性というのは必要ないんですけどね。
手紙というのは逆に客観性なんかいらないといっても良いぐらいなんですよ。
ありのままの自分を知ってもらいたいのであれば訂正せずに出すことが一番の近道だと言えるかも知れません。
手紙を書いている時間というのは不思議なモノで言葉が湧いてきますし、普段使ったこともない文を書いていることもあります。
またすごく気恥ずかしい言葉でも平気で使ってしまっていますからな。
夢中でレター用紙に向かって心のままに書いてしまうもんなんですよ。

それがラブレターなら尚更です。
一度に書く時間もかなりの長時間になりますし、ボツになる量も半端じゃないでしょう。
何度も何度も書き直しても絶対に駄目なところが出てきて渡せないもんなんです。
一生懸命考えて何日も何週間も掛けて思いを伝えようと渡す一歩手前までいっても結局は渡せなかった経験というのは誰しもあることでしょう。
おいらの見地からするとここまでしたラブレターというのは渡さなくても自分の中で成立すると思うんですよ。
例え内容を忘れても、そして渡せなくて捨てたり燃やしてしまったりした手紙も書いた思い出というのはほとんど思い出すでしょう。
若かりし頃の淡い恋というのは実際に結婚したりして伴侶を得た後にも絶対に覚えていますしね～。
満たされなかった恋ほど一生抱き続けるモノなんですよ。
この恋を忘れない要素の一つとして渡せなかったとしても「手紙を書いた」という事実がスパイスとなる訳です。
好きだったことを「手紙を書いた」、というか「手紙まで書いた相手」を詳細まで思い出すことが出来るんです。
手紙というのは非常に印象深い行為で書くことだけなのにシチュエーションまで覚えています。
例えば「匂い」とか「色」、「明るさ」、「場所」、「時間」などの空間自体をリアルに思い出すことが出来る訳です。
そしてこのシリーズの要である「Stationery（道具）」のことも書くのを忘れる訳にはいきません。
学生の頃って自分の持っているモノが全てで新たに買ったりすることが出来ないので余計に思い出します。
お金も持っていませんし、買いたくても買えないのですから当時使っていた道具を駆使して手紙を書くんですよ。（笑）

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今は少し金銭的に余裕が在ればStationeryに費やす生活をしていますが、学生の頃の「買えなかった」事が後を引いているんでしょうな。（爆）
100円のシャープペンもボールペンも消しゴムも大切に使っていました。
まあ今でも大切に使っていますけどね。
多くなりすぎて使わないモノが出てきているぐらいなので大切にしているとは言い切れませんな............
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幼い頃から学生時代にかけての恋愛ほど深くて儚い恋はないでしょう。
このころの恋愛というのは一生を左右するほどの恋愛観を構築していく機会だからです。
そしてこの時期の恋愛達成率は非常に低いことが余計に印象を深くします。
でもこのころの恋を人は余りにも美化しすぎてしまう傾向にありますので気をつけねばならないでしょうな。
それに気をつけねばらならないこととして大人は子供の恋には余りにも無頓着で知らず知らずのうちに失恋させている事って多すぎるんですよね～。
せめて気持ちだけでも伝えようと手紙を書いたり家に電話したりと子供の考え得る方法で模索するんですな。（笑）

汚ったない子供の字で一生懸命書く訳ですよ。（笑）
そしてそれを幼稚園から小学生ぐらいまでなら渡すことが出来ますがね。
まあ中学生から高校生ぐらいになるとまあまあ字で綴る訳です。
しかし渡せないことの方が多くなり、そのまま引っ越しとか卒業とかを迎えてしまう訳です。

まあ大学生になると本人は一人前のつもりで綴って渡すことが多いようですけどね。

恋愛関係としてはプラトニックな恋愛ほど心に残るはずなんですよね。
性的対象として見るようになる大人の恋愛とは全く種類が違う恋愛だと言い切っても良いでしょう。
子供の頃というのはそんなことは全く考えずに本当にその人のことを好きだという気持ちを持ちますし「純粋さ」を感じますからな。

現在は携帯電話の普及率が非常に高くなってきていますよね。
今では気持ちを伝えるのをMailで済ませる人もいたり、電話で済ませる人もいます。
でもなんだか「心が伴っていない」と感じるんですよ。

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まあ別においらはそんな手紙なんか貰ったこともないし、書いたことも余りありません。
「余り」ということで一応書いたことはあるんですどね。（笑）
渡したことはありません。
おいらは恋愛をしたことがありません。
いつも片思いですから耳年増な恋愛素人だということになるでしょう。
というか、ずっと考えていることとしておいらは恋愛をする価値のない人間だと考えていますからな。（爆）
それに、もし恋愛をする価値があるとしても、手紙を渡すのであれば結婚を前提に告白した後になるでしょう。
おいらのことは別に興味がないですよね。（誤爆）
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ところで今日は手紙についてかなり書きましたな。
少し手紙について実際的な資料から書いてみます。
wikiや辞書などから定義なんかを書いてみましょうかね～。

てーがみ 【手紙】

1.用事などを記して、人に送る文書。書簡。書状
2.封書の郵便物。郵便葉書にたいしていう。
3.手元に置いて雑用に使う紙。半切り紙。

類似語 封書、はがき、絵はがき、書簡

豆知識として辞書の手紙の定義1と2の手紙は郵便局からしか送ってはならない事になっているんですよ。
これは民間事業者による信書の送達に関する法律（信書便方）で定められています。
だから宅急便などは手紙という形式を取らずに資料という形を取っているんですな。

でも郵便局が民営化されましたのでこの法律も変わる可能性があります。
ローソンと提携することも公になりましたしね～。
近いかも知れませんな。

まあ、手紙というのは郵便局が信用できるような気がしないでもないですがね。（どっちなんだよ.....）

PS : なんだか構想していた内容と方向性が異なってきましたので、またこのネタで書くかも知れません。
その際はなま暖かく見守ってやって下さい。（誤爆）

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今日もMatsuyamaに仕事の関係で行ってまたInkを買ってきました。
このごろMatsuyamaに行く機会が非常に増えています。
毎週のように行っていますな.............
でも文具を見に行けるから苦にならないんですな。（爆）
今日買ったのはPrivate ReserveのVelvet Blackです。
三大Ink Maker（Dr.ヤンセン、エルバン、Private Reserve）の中でまだ持っていなかったのはPrivate Reserveだけだったので欲しかったんですよね。
んで念願の黒系Inkにしました。
Velvetというのは深い光沢が在るという意味のようですな。

ところで順繰りに万年筆を使用している気なんですけどね～。
Ink詰り（？）らしい現象を起こす万年筆が出てきました。
チョビッとずつ使用するのは駄目なようですな。
ペン先と接しているペン芯に在るInkを出し切るぐらいに使うようにするべき何でしょう。
まあ染料系のInkを使用していますのでちょっと水分を含ませてやるとインクフローがよみがえるので良いんですけどね。
気をつけていきたいものです。

いや～............Inkを買いまくっているので余っているInkを入れる万年筆が欲しくなってきますな。(笑)