扇風機の羽の真ん中をおさえるひねくれ者の日記

思うままに....
感じるままに....
JW1.5世の自分が生きてるのを不思議に思う、ひねくれ者の日記です。

天才作家 三島由紀夫

2005-11-26 23:45:34 | TV & Movie & Drama
三島由紀夫の美的感覚が良くわかる。
死に際を探すためにボディビルに打ち込む姿勢は激しく共感する。
日本の政府に対する考え方もほとんど同じである。
おいらはクリスチャンなので政治には干渉しない。

しかし「日本」のこれからの行方を憂いている。
彼の自決に何も感じなかった人たちが作ってきた社会が崩壊しようとしているのだ。
彼の命に対しての冒?で、その死から何も学ぼうとしなかったものたちへの「裁き」が下ろうとしているのである。

それに巻き込まれるおいらたちはどうしたら良いのであろうか?
おいらも「死に際」は大切だと考えている。
三島由紀夫さんのように言葉を巧みに操る事ができるならもっと「言葉」によって多くの事を訴える事が出来ただろうに.....
日本はおしい人をなくしたな.....

しかし三島由紀夫さんもおいらと一緒で生き恥をさらす事になるのであれば死を選ぶはずだ。
人間は死に際を誤ると「生き恥」をさらす事になる。
やはり人生にあきらめた時に死ぬべきだった。
この番組をもっと前に見ていればあの時に死ぬ事ができただろう。

「死に際」を誤った現在は「生き恥」をさらして情けない顔して生きている。
ただ漠然と「生きている」という事実があるだけだ。
こんなに薄い人生を送るのであれば、濃く深い人生を短い時間で生きる方がましだと思う。


神はなぜこんなおいらをこの世に作られたのだろうか?

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3 コメント

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Unknown (ゆうすけサタンマリア)
2005-11-27 03:31:19
う~ん、むずかしいが。。。

きちんとした死に際を望んでいるのでは?

だからその死に見合うだけの生を生きてみよ、と。
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Unknown (はねもね)
2005-11-27 22:52:13
この前久しぶりに「金閣寺」を読み返しました。体力がある時でないと、三島の本は圧倒されるので、体に悪いですね(^_^;)

しかしこの「決起」の時にしたで冷やかしていた自衛官達って・・・
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Unknown (mumu)
2005-11-28 00:17:50
#ゆうすけサタンマリアさんへ

回りくどい書き方をしましたがコメントいただいた

「きちんとした死に際を望んでいるのでは?」

まさにそのとおりです。

自分の表現手段の少なさが情けないです。



現時点で出来る事は、自分で「死んでも良い」と思えるまで生きることですね。

出来るかどうかわかりませんが挑戦してみます。



#はねもねさんへ

彼の言葉は力強いですよね。

加えて「日本語の美しさ」をこれでもかと表現しています。

最近は美しい日本語を使える人が減ってしまいましたね。

嘆かわしい事です。



「決起」のときの覚悟を汲んでもらえなかった三島さんはさぞ無念だったでしょうね。

野次まで飛ばしている映像を見てモラルが低下しているんだな~と思い、現在はあれ以上にモラルが低下しているのかと思うと悲しくなります。
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