無名会から無明人へ

写真付きで興味をひかれたことなど語ってみたい。

晩秋から

2020-11-27 17:01:44 | 日記

2020年11月27日
秋も深まってきました。

まゆみの実が今年よくついて、たわわになって実が赤くてきれいで
そのうち写真に撮りましょうとおもってました。
ところがその実がいっぱい地面に無残に束になって落とされていて、
どうしたことかしらと不思議に思っていたのですが・・・。
ここのところなぜかカラスがグワヮ~、グワヮ~と気味悪い
鳴き方をするなぁと気になっていたのですが、
どうもカラスが我が家のまゆみを餌場にしていたようでした。
昼間、たまたまその場面に出くわしました。
ハシブトカラス?と思われる大きなのが、まゆみの細い枝に
つかまって賢明につつくのですが嘴が大きすぎて木の細い枝は
揺れるし、赤い実は小さくてとても口に入りきらないみたい!。
羽をバサバサさせてつつくものだから小枝は大きく揺れるし
花房というか実の房がちぎれて落ちてしまうわけです。
地面に落ちた実の房はまだまだ実がいっぱいついていて
赤くきれいで宝石のよう。
写真に撮ろうと思っていたのですが日常生活に追われて数日たって
そこへ行ってみると、その落ちた実は赤い実が大方残らず
食い荒らせれて殻ばかりになってました。残念至極!
上の写真はそれでも少し残ったまゆみの実。
私どもは早起きではないので
鳥たちの朝食時間の有様を見ることができないのですが・・・。
どうも彼らは人間に邪魔されない時間を知っているようです。
もう実がない今ではカラスの鳴き声は聞かれません・・・。
小鳥がまゆみを好むとは聞いてましたが・・・。カラスがねぇ。
まだ赤く熟す前のまゆみ↓

∞     ∞     ∞     ∞     ∞     ∞


多摩川のほとりを散歩しましたら多くの白鷺が集まってました。
会合を開いてるかのよう。午前9時頃ですが・・。川鵜もいますね。
鷺ってこんなにいるのは珍しくないですか?

ピントが悪いですねぇ。







 

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晩秋

2020-11-25 21:54:39 | 日記

2020年11月25日
毎年恒例の高幡不動尊の菊まつりは
今年はコロナ禍で中止となりました。
お不動尊の境内では毎年菊花展があり下の画像は前年の受賞作品です。

境内では花の販売もあってここ数年菊苗を買ったりしています。
育ててみました



バラの香りは華やかで気分を高揚させて好きな花ですが・・・。
菊の花の香りはもっと穏やかでしみじみと気持ちを落ち着かせますね。
薬効を見てみますと鎮静効果があり脳神経の機能を回復し、
免疫力もupさせるとあります。バラよりお薬効果があるみたい。
菊の花はお茶にしたり、ゆでて酢の物にして食しますが、
解毒、眼精疲労、高血圧にいいようです。
その花の香りの薬効がいいのでしょうね。菊枕というのがあります。
菊の花を乾燥させて枕にするのですが香りがふうわりとのぼって
そんな枕で寝たら気持ちいいでしょうね。

「白妙の菊の枕をぬひあげし」 久女
明治の俳人・杉田久女はこの枕を高浜虚子にプレゼントしたそうです。
俳句では晩秋の季語ですね。
ほかに杉田久女の私の好きな句
☆ 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ (艶ですね~)
☆ 病める手の爪美しや秋海棠 
秋海棠のピンクと爪が呼応して艶) 
☆ ぬいあげて菊の枕のかほるなり
☆ 谺して山ほととぎすほしいまゝ


来年は沢山、菊の花を咲かせて菊枕を作ってみたくなりました。



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はてしない物語

2020-11-05 23:04:20 | 日記

2020年11月5日
今年コロナ感染が広まりだして家にゐることが多くなって
本でも読むか・・になりました。
でも韓流ドラマの誘惑は時間つぶしにはもってこいでしたので
韓流ドラマを優先してやはり易きに流れる習性は
どうしようもない・・・。


読書はもっぱら眠る前の数分になってしまいました。
昔、子供に買って「読むといいよ」って言いながら
自分は読んでなかった本がありまして気になっていたので
この際一応読んでおきましょうという事で取り上げたのが
ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」
(1984年第11刷発行定価2,800円)


眠る前の本としてはぴったりでした。
まるで夢の中の出来事のように幻想の世界に
引っ張り込んでくれます。

10分位読んでこれは夢みたいだから自分は実際に寝て本当の
夢を見ようと
読むのを切り上げて眠りにつくといった按配。
だって眠りは大切ですものね。

登場してくる生き物(人ではなく石とか実体のない妖怪やら精霊やらみたいな物を人間化してしゃべらせたりしているのだが
そのキャラクターが
イキイキしていて楽しめました。
例えばオズの魔法使いに出て来る者たちみたい!。
自分を取り巻く世界に不安や恐れや期待、望みなど
モヤモヤというかウズウズした感じがそういえば
自分の幼い時にあったのだったと思いださせる内容でした。
少年が本の中に入り込んで冒険をして成長していく…。
いい本だと思いました。
呪文の言葉キャラクターや土地の名前など作者(エンデ)が
書いたとおりに翻訳者が訳してるのかしらとも思いました。
それらがとんでもなく長い時にはどんだけお付き合いして
カタカナを
読まなければならないわけ?・・苦行だわ
音読で読めば舌が悲鳴を上げそうな字ズラ!
実際、読者の私はめんどくさがりですので、大体の字の
並びの感じで
こいつ、あいつで読み進みました。
翻訳者もかなり困っただろうなぁと同情しました。
読み終わるのにひと月以上ぐらいかかりましたかねぇ。

                    

次なる寝る前読書は同じ作者の「モモ」1984年第19刷発行定価1,600円
こっちの方が先に出版(1976年)されてます。
昔これを先に買って子供に与えたと思います。
今頃読む親なんです・・・。35年も経って読むとは-(´∀`;

よみやすかったです。
ストリーは、時間に追われ人間本来の生き方を忘れた現代人の
盗まれた時間を不思議な女の子が取り戻すというもの。(本の案内から)
1970年代に書かれた内容はまだ通用するというか・・・。
人が行動を制限されてるこのコロナ禍時代に、ういたというか
余った時間をどのように使うかを考える中で、
このモモは50年も前に時間についてヒントを提起している。

考えようによっては、コロナウィルスは不思議な女の子・モモの役割を果たしてるのかも知れない。
ロナウィルスのせいで人々は出掛けられなくなって
余った時間で人の在り方とか
付き合い方とか時間の使い方について考えるようになったといえるし。

寝る前の本の話でした。

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