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伸ちゃんのブログ

ひたちなか市にある、お寺の住職のブログ
毎朝の境内の一コマと坊主の一言を毎日更新中

自然と触れ合えない不自然?

2008年06月05日 | Weblog
風のない静かな朝です。午後から夜にかけてまた雨が降るようですね。

朝、花を探して境内をあるいてますが、ありの活動のほうが近頃めだって
きましたね。大きいありはまだ確認できていませんが、小さいありんこは
一生懸命動き回って(働いて?)います。
昨日も雨安居(うあんご)に触れましたが、これからは生き物の活動が活発になっていく時期なんですね。
子どもの時はいろんな虫をつかまえたりしました。
今思えば虫さんに気の毒なことをしたり、かえるさんにも申し訳ないことをしました。
先日のチャリティーウォークの際、田んぼで動き回るおたまじゃくしに子ども達は大喜びしていましたが
(おもわず田んぼに足を突っ込んだ子もいたようです)、今は昔あたりまえのように目にしたり、
触れたりした昆虫や生き物と遊ぶ(相手には申し訳ありませんが)機会がとても少なくなったようですね。
我が家の子ども達にしても、確かに田んぼや雑木林のようなところで遊んだりすることはなかなかできませんもんね。
春に里山作りのイベントに参加しましたが、これからは大人がそういう場所を子ども達と一緒に作り上げたり、
連れて行ったりしなければ、自然とふれあうことは出来ない世の中になっちゃったようですね。
昔の親は子どもを放っといてもよかったんでしょうが、今はいろんなことがあってそれは出来ません。生きづらい世の中です。
親が子ども達とどう係わるかが子ども達が今後作っていく価値観に直接影響を与えちゃうんですね。
これから世の中を背負っていく子ども達の為にも地球の為にも、大人が精神的に余裕と落ち着きがないとだめなんですね。
自分もしっかりしなくちゃ!


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1 コメント

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寂しいけれど・・・ (910)
2008-06-05 18:11:42
時代の流れで昔とは違うのも現実ですよね。昔に比べて恵まれた環境かもしれませんが、見方を変えると何とも可愛そうな・・・いざ自然災害を被った時、今の子供達は果たして対応できるのでしょうか。マッチすら擦れない子供も多いのですから。取り巻きの大人達が昔の事も今の事も教えながら導いて行かなければならないのですから大変です。でもそれは充実への道しるべでありふれあい関わり合いの大切さだと思います。日々勉強、日々成長を子供と共に過ごせる幸せに感謝です!
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