技術士(総合技術監理・機械部門)のブログ

技術士がお届けする,技術,工学,技術者倫理などの話題

SCILABによる制御系設計 その8

2017-03-18 19:27:16 | 工学
Scilab8
3 過渡応答解析 (その5)

初期条件を与えた場合の応答

-->t=0:0.05:10;

-->A=[0 1 0;0 0 1;-10 -17 -8];

-->B=[0;0;0];

-->C=[1 0 0];

-->D=[0];

状態空間表現で

-->x0=[2;1;0.5];

初期状態ベクトルをこのようにする

-->E=[1 0 0;0 1 0;0 0 1];
これをいつも忘れる

-->u=zeros(1,201);
入力はなし

-->plot2d(csim(u,t,des2ss(A,B,C,D,E),x0));
警告: csim: 入力引数 #1 は連続時間系で指定してください.

ということで


となる
尾形先生のprogram 3-36参照
matlabではinitialというコマンドを使うが
scilabでは一貫してcsimでいける


さらに過渡応答のところで 例題3−25では3次元プロットをしている。
例えばscilabでは
減衰を6種類変えて 3次元のプロットは。
matlabだとmeshというのでいけるのですが
scilabは 例えば次のようにしました

>for n=1:6
-->sy=1/(s^2+2*(n-1)*0.2*s+1);
-->y(n,:)=csim('step',t,tf2ss(sy));
-->end

->nn=[1 2 3 4 5 6];
-->plot3d(nn',t',y);


ちょっと色がきたないかな