先週金曜日 3月7日 前日から続く低気圧の影響で全道的に荒れ模様でしたが
どうしても行かなければならない仕事があって 旭川から千歳まで向かいました
道央道の旭川鷹栖インターは空いており高速に乗ることが出来たものの 次の深川インターで
降ろされてからは 国道12号線を走っていく事に・・・
降りてから暫く走った頃 江部乙付近手前より雪模様が激しくなり間もなくブリザードのような
状況になって来ました
しかし 先方との約束の時間があって 止むに止まれず先を目指しました
江部乙の町の入口付近へさしかかった時 進行方向に左に寄った車の団体・・・事故車10台以上
対向車線にも10台以上 大型トレーラーのジャックナイフを目の当たりにしました
トレーラーの前には後部がグッチャリの黒い乗用車後ろには全部がグッチャリのワゴンタイプ
どれもこれもグッチャリ・・・
気を付けるにも付けようが無いのが ホワイトアウト
前も後ろも見えない しかし止まれば後ろからやられる 仕方なく走り続けると今度は前を
走る車に衝突・・・にっちもさっちも行かないのが ホワイトアウト
しかし それから約一時間ほど後に 自分がその状態に嵌るとは・・・
雪の状態も少しづつ落ち着いて来てはいるものの 風が強い状態は相変わらず
そんな時 災難は突然やって来る!
防雪柵の設置されている国道を走行中 突風によって局地的に起きた ホワイトアウト
ほぼ直線道路であったが 全く視界を失い対向車線方向へ向かってしまったのでしょう
次の瞬間 ズッドーンともの凄い衝撃 車内はエアーバッグが開き煙が充満・・・
とっさに対向車と衝突したと思いました
とこらが対向車側の防雪柵に単独で衝突していたのです
愛車のフロント部はグチャグチャ・・・ボンネットがめくり上がりフロントガラスに突き当たったようで
2か所にその痕跡が残っておりました
車は片側車線を完全に塞ぐように止まった為 対向車が無かった事と後続車もいなかった奇跡の生還です
赤い不凍液が流れ あたかも愛車の血のように見えましたが私は生きていました
それから我が身の状態を確認したのですが 右手の小指が骨折したようですが 五体は何処も問題なさそうです
私はここで命を落としていたとしても不思議では無いような事故を起こしてしまったのです
冬道の恐怖は十分幾度と無く体験して来たのにも関わらず ついにこのような事故を起こしてしまいました
奇跡的に残ったこの命 寿命を全う出来ますでしょうか?