サックスと音楽と恋~musique_et_aimer

サックス奏者(マルチに活動中) 
鈴木研吾の日々の生活を綴るブログです。

プロの顔~音楽と恋

2009-04-14 23:16:09 | 日記
ブリッツブラスの見学。
今日は新しいCDを作るの録音2日目。
自分は18時にホールへ。
ちょうどスパーク作曲『ドラゴンの年』が始まるとこでした。
全部で3楽章ある曲で1楽章に1時間半。
ライブだったらその時その瞬間ですが録音は常に本気、正確さ、緻密さが要求されます。
少しのミス、音程のずれ、タイミングで何回もテイクし直す。
1楽章は割とスムーズに行った方です。
2楽章に入りイングリッシュホルンのソロがあり何回もやり直し。
演奏側の空気は重くなります
そんな時松元先生が空気を和ませます。
あれやこれやと話をしたりとリハをいかにしてスムーズに進行していくか、勉強になりました。
最後には美しくもはかない、しかし希望の光が差し込む音楽に涙が出そうになりました。
また、楽屋では自分の指揮についての講評もいただきました。
有り難かったです。

これだから音楽はやめれない。
どんなに辛く、苦しいことがあっても音楽は必ず応えてくれる。
傍にいて優しく包んでくれ、励ましてくれる。
時にはちゃんと勉強しろと叱咤激励もしてくれる。
でも絶対に音楽は裏切ったりはしない。
音楽を愛し、敬愛すれば必ず自分に返ってくる。

恋も同じ。
相手を想い、尊敬し、慈しむ。
相手の生活を第一に考え、邪魔せず、二人の時間を目一杯大事にして溢れんばかりの愛情を注ぐ。
相手の貴重な時間をもらって傍にいてくれることに感謝する。
一緒にいるのが当たり前だと思わず、一つひとつの小さな幸せを胸に刻む。
そうすれば相手も愛情を返してくれる。
だけど時に人は裏切ります。
だけど、こんな気持ちにさせてくれた貴女に巡り合えた事を幸せに思います。

副科ピアノ

2009-04-14 19:33:02 | 日記
ピアノは大好きで大っ嫌いです。

矛盾していますね。

聴くのは好き、好きな時に好きな曲を弾くのも好き、今まで習ってきた先生も好き。

ただ、習う事が嫌いなのです。

私事ですが、自分の家は兄弟全員が教養の一環としてピアノをやらされました。
母親はピアノの先生なのにも関わらず他の所へ習いに行かせました。
そしてレッスンから帰って来たら報告、小言。
練習しないと小言、弾いていても小言。
次第に劣等感や自分なんて…という想いが生まれました。
そして小言はピアノに限らずサックスやバイオリンもでした。
でも、サックスの事を歌科に言われてたまるかっていう気持ちがあったので大丈夫でしたが(今思うと恥ずかしい)ピアノやバイオリンはホントに嫌でした。

それが大学に入って副科と教職でピアノとバイオリンを久々に習い始め、先生に自分の考えをぶつけ、それに対して先生が応えてくれて少しずつ劣等感というのが薄れて自らの意思でさらえています。
というより今はピアノやバイオリンをたくさん弾きたいんです!
じゃあサックスは?
サックスは元々好きだからいいんです(笑)