東京新聞が、特集記事で面白い題材を扱っていました。
反政府系と思われる学者に建設的な意見をと言って、政府主催のある審議会の委員を委嘱するんですって。そうすると、改革的な意見をどんどん出そうとするんだけど、官僚側もこの意見だとこちらも対案を出させていただきますと言って、審議会の意見書としてなかなか通らない。
そのうちに政府系審議委員会の意見書に取り上げてもらえるような意見を書くように、自説を曲げていくようになるんですって。
任期は一期2年間、2年後に更新してもらえるか役所を気にして、発言や意見書を出すようになるらしい。最長で8年間勤められることにメリットは。
批判的なこと、政府の目指している政策に反するような提言は、官僚たちによって意図的に排除されていく。
年十数回の審議会に出席するだけで、年間2千万円超の報酬が得られることもあるという。政府系の審議委員ということでマスコミにも覚えがよくなり、副収入もある。
一番端的なのが、長崎県諫早湾のギロチンだった。素人の目で見ても、有明の会や養殖のりが全滅したのは、諫早干拓の水門封鎖だと言うことがわかるのに、『干潟事業の影響は一部に留まる』としたアセスを行ったコンサルタント業者は、一応入札で決まることになっているが、その企業にも御用学者の教え子がいたりする。
水俣病患者の認定先送りにも、手を貸したという。さらに猪口衆議院議員が、小泉政権に取り込まれて、ジェンダーの自説さえ曲げて、自民党議員でいるのが、一番はっきりするのではないだろうか。
本人がそのつもりでなくても研究費を出してくれる、研究施設を紹介してくれる役所を批判しようとは思わなくなる人たちがいることも確かだし、自説を曲げてでも名誉とか地位にこだわる人がいるってことか。
お上のやっていること正しいと思うのはかってだが、間違いだと思っているなら初志を曲げないでほしい。
お上のやることに間違いはないというのは、一種の刷り込み、思い違い、神話でしかない。
今年から導入されたメタボ検診も、その基準を作った阪大の教授には医療関係企業、製薬会社から数億円以上の寄付があったことも確かだ。
政府、役所の官僚達の恣意的な情報操作に、手を貸すなんて許せない。
反政府系と思われる学者に建設的な意見をと言って、政府主催のある審議会の委員を委嘱するんですって。そうすると、改革的な意見をどんどん出そうとするんだけど、官僚側もこの意見だとこちらも対案を出させていただきますと言って、審議会の意見書としてなかなか通らない。
そのうちに政府系審議委員会の意見書に取り上げてもらえるような意見を書くように、自説を曲げていくようになるんですって。
任期は一期2年間、2年後に更新してもらえるか役所を気にして、発言や意見書を出すようになるらしい。最長で8年間勤められることにメリットは。
批判的なこと、政府の目指している政策に反するような提言は、官僚たちによって意図的に排除されていく。
年十数回の審議会に出席するだけで、年間2千万円超の報酬が得られることもあるという。政府系の審議委員ということでマスコミにも覚えがよくなり、副収入もある。
一番端的なのが、長崎県諫早湾のギロチンだった。素人の目で見ても、有明の会や養殖のりが全滅したのは、諫早干拓の水門封鎖だと言うことがわかるのに、『干潟事業の影響は一部に留まる』としたアセスを行ったコンサルタント業者は、一応入札で決まることになっているが、その企業にも御用学者の教え子がいたりする。
水俣病患者の認定先送りにも、手を貸したという。さらに猪口衆議院議員が、小泉政権に取り込まれて、ジェンダーの自説さえ曲げて、自民党議員でいるのが、一番はっきりするのではないだろうか。
本人がそのつもりでなくても研究費を出してくれる、研究施設を紹介してくれる役所を批判しようとは思わなくなる人たちがいることも確かだし、自説を曲げてでも名誉とか地位にこだわる人がいるってことか。
お上のやっていること正しいと思うのはかってだが、間違いだと思っているなら初志を曲げないでほしい。
お上のやることに間違いはないというのは、一種の刷り込み、思い違い、神話でしかない。
今年から導入されたメタボ検診も、その基準を作った阪大の教授には医療関係企業、製薬会社から数億円以上の寄付があったことも確かだ。
政府、役所の官僚達の恣意的な情報操作に、手を貸すなんて許せない。