今日朝8時に新宿都庁第2庁舎前で、増田都子さん、分限免職2周年の抗議行動として、と教育委員会が如何に不当な弾圧を行ってきたか、土屋都議をはじめとする不埒な都議たちに増田さんの個人情報を勝手にわたしていたかという訴えを書いたビラを配った。
9時までビラの配布は終わった、いつも第1庁舎側から横断歩道を渡ってくる人たちのビラ受け取りは悪かったのだが、今日は一人が受け取ると、手を出して受け取ってくれる人が多かった。
1時までにはまだ間があるので、秋葉原に行こうと思って総武線に乗るつもりが、隣の山手線に乗ってしまった。電車の中は混んでいたがすぐに座れた。
それがいけなかったうとうとしてしまって、なんと1周してしまった。
秋葉原でぶらぶら、目的のプリンターのインクを買って、食事をした。
まだ早いかなあと思いながら、水道橋に向かった。1時から東京都の教職員の日の丸君が代不起立処分者の支援集会が、全水道会館で予定されていたからだ。
ついたらもう執行部の人達が、会場の準備を始めていた。反対側の部屋を河原井さん、根津さんが押さえていた。それというのも、一部の被処分者の間から彼女たちは過激すぎるという声が上がっていたから、一緒にはできないのではということがあったからだ。
1時を少し回ったところから集会が始まった。
2時から都の教員研修センターに今回の処分者たちが呼び出され、処分が言い渡されることになっていた。
水道橋にある都立工芸高校と同じ建物内に研修所があり、そこで各人の出欠、現認された卒業式当日の態度の確認を本人たちにさせ、処分が伝えられるという。
今月、二つの日の君裁判で負けている。校長の職務命令、君が代を起立して直立不動で歌いなさい、君が代を伴奏しなさいということは、職務命令であり、なんら憲法の思想信条の自由を侵すものではなく、処分は職務命令違反に対して行われたものであり、思想統制に当たらないというものだった。今日はこれの抗議集会でもあった。
1時半に大挙して研修所前までデモを行った。2時から予定通り、処分が発令された。各人が予定された時間に建物内に弁護士と一緒には行って言ったのだが、弁護士が一緒に部屋へ行くことは拒否されて帰ってきた。
一人が中へ入っていくたびにシュプレヒコールを行った。君が代不起立に対しての不当処分はするなというものだった。
河原井さんが入り、根津さんが3時15分前の指定時刻に中に入っていった。
待つこと20分ぐらいだったろうか、30分だったろうか、大きな丸を両手で作りながら根津さんが出てきた。分限免職を跳ね除け、停職6ヶ月の処分だった。
やった首にならなかった。後に続く先生たちへの励みになる、団結し後に続けば屈返せると。河原井さんも減給1/10停職6ヶ月だった。
しかし不当な処分は不当な処分だ。全員が戻ってきたところで、支援者と共に不当処分を許さないぞ、際雄後まで戦うぞ、10.23通達粉砕、10.23通達撤回というシュプレヒコールが春の水道橋の空にこだました。
その後全水道会館に戻って、抗議集会と今日の各処分者からの報告と今後の方針が発表された。
日本教職員組合執行部は、今年の広島での教研全体集会で、現場で闘う根津さん、河原井さんの報告を東京教組からの推薦があったにも拘わらず、それをさせなかったばかりか両名の会場参加、分会参加も認めなかった。そればかりか会場周辺でビラを配っていた組合員を『警察権力』を呼び込んで蹴散らしていたのだ。
警察機動隊を右翼妨害のための警備としてではなく、闘う教育労働者排除のために利用したのだった。
日教組執行部を弾劾する。ふざけるな、現場で戦っている組合員を切り捨てたばかりか、ビラを受け取った組合員からビラを回収するという、まるで卒業式での副校長が入り口でやっていることを再現して見せたのだ。
いかれ教育労働者よ、六本木や銀座で贅沢三昧している日教組幹部に鉄槌を!だら幹たちを追い出し、子どもたちを二度と戦場には送らないの一点で教育労働者たちよ、団結し連帯し闘おう!
今日の参加者は、支援者も含め250人だった。