もう、もう、本当に一人旅は最高としか言いようがない。
仕事を始めたら、当分行けないだろうと思って急遽決行。
この機会に、素敵な想い出ができて、本当に良かった。
大変長い旅記だが、しゃーない。
8/8(月)~8/11(木)
三泊四日
岡山、直島、尾道、犬島の旅記。
一日目
梅田→岡山→倉敷→岡山
(急遽プラン変更したが故に、無駄な移動が発生。)
朝一の高速バスで、梅田から岡山へ。
バスの中は、ひたすらガイドブックとにらめっこ。
なにしろ、緊急で決めた旅だったから、
直島や犬島が月曜定休日だということさえ知らず、急遽プラン変更。
全てのプランを練り直してたら、あっという間に3時間が過ぎ、
12時頃、岡山に到着。
まずは、倉敷へ。
昔町ならではの懐かしさを肌で感じながらの
「ぼんやり散歩」は最高に楽しい。
メインストリート倉敷川沿い
ガイドブックでチェックしてた、岡山の地ビール「独歩(どっぽ)ビールと焼きたてちくわ」
かき氷を食べた、町家ゲストハウス「くるま座 有鄰庵」での一コマ。
音楽や写真やアートなどのクリエイターが、共同居住してるんだって。
おもしろいプロジェクトを考えてる。
備前焼を購入しようと決めてて、おっちゃんに勧められた一輪刺しを購入。
その後も、大原美術館に行ったり、行列ができてる人気カフェ「三宅商店」に並んだり、
あっと言う間に一日が過ぎ、ホテル予約してる岡山へ戻ろうとした時に
「・・・え・・・デジカメが壊れた・・・。。。」
せっかくの旅で写真無し、というのは一生後悔すると思い、
決死の覚悟で岡山のビックカメラへ、、、という思い出も。(もちろん分割カード払い。泣)
あ~次はお金貯めて、いいカメラ買おうと思ってたのに、こんなタイミングで・・・。
まあ、、、、しゃーない。
晩ご飯は、チェーン店まみれの岡山市内を歩き回って、
ようやく見つけたバール「本町酒場」で。
岡山ではまだ、バール文化が全く定着してないんだって。
ここでは、店のマスターとスタッフのカネミちゃんと、しゃべりたくって、
めちゃ仲良くなって、大阪で呑む約束した!素敵な出会いだった。
ホテルは、もちろん劇安ビジネスホテルで大満足。
二日目
後楽園(岡山)→直島→倉敷
(急遽プラン変更したが故に、無駄な移動が発生。倉敷滞在まとめろよ!)
午前中は、後楽園。
公園好き、緑好き、植物好きの私。
兼六園や栗林公園の素晴しさを知ってから、後楽園はずっと行きたかった。
やっぱも~最高に癒されるよ。
岡山城も見えたし、何より緑が綺麗すぎて、芝生に寝転びたかった。
とにかく暑く、熱射病になりそうだったので、冷たいお抹茶ときびだんごを。
最高な景色を見ながらのご馳走。(この後、かき氷も食べました。2回目)
午後は、直島。
宇野港まではバスで行ったものの、フェリーが一時間待ち。
この辺は、計画の甘さ。だって時間なかったんだもん。
でも、このミスが、後々の素敵な出会いを生むのさ。
港での時間つぶし。楽しかった。
直島に着いたら、いきなり目に飛び込んでくる「赤いかぼちゃ」。
時間ミスしたため、美術館の開館時間の関係であまりゆっくり滞在できなかったので、
ここからは、猛スピード観光=333
つつじ荘 からベネッセハウスまでの海岸沿いを散歩。
寂しげで、なんともシュールな、定番「黄色いかぼちゃ」
楽しみにしてた地中美術館は、本当におもしろかった。
斬新で創造的なアートと、安藤建築が一体となった空間は、
いつまでも眺めていたいくらいだった。
そして、家プロジェクトを猛スピードで鑑賞し、(急ぎすぎて写真なし)
ベネッセは閉館時間に間に合わず。(悔)
その後は、「I ♡(ラブ)湯」。(ハートが文字化けする!!)
日本各地から集められたオブジェが、ガチャガチャと散りばめられてて、
とても賑やかで、楽しいアートな銭湯だった。
ひとっぷろ浴びたかったけど、だいぶ混んでたので断念。
そして夜ごはんは、気になってたダイニングがまさかの貸し切りで、
違うハワイアン?アメリカン?な店に決めて早速ビール。
そしたら!!
私ともう一人、行きのバスが同じだった、埼玉出身の男の子(慎吾クン)が偶然入店。
一時間足止めをくらった同士、同い年同士、意気投合して、しゃべり倒し、
一緒にフェリー乗って、宇野港まで帰った。
そしてココで、財布がないことに気付き、慌てふためき、
野宿、そして家に帰れないという最悪の事態が頭をよぎり、一回死亡。
営業時間を終えた真っ暗なフェリー乗り場で、
バイクにまたがって発車寸前の最後のスタッフ(おっちゃん)に頼んで、
フェリー内を見てきてもらい、「これか~?」と。
あった。。。。。。。泣きそうでした。
一人やったら、きっと動揺して行動できませんでした。
感謝感謝の慎吾クンと一緒に岡山まで帰った。本当に楽しかった。
ホテルは倉敷のビジネスホテル。向こうの手違いでまさかのツインルーム♪
三日目
倉敷→尾道→岡山
尾道は広島の端っこにある、懐かしい雰囲気の港町で、ジブリに出てきそうな雰囲気。
商店街の中に突如現る、明治時代の銭湯を改装したカフェ「ゆーゆー」。
店内は、銭湯の名残を残しつつ、珍しいお土産等も売られてて、とっても楽しかった。
ココの冷麺は絶品。
その後は、千光寺へひたすら登る。
急勾配の坂。
マヂでしんどかったけど、坂の途中にある「旅する人へ」に励まされてひたすら一時間。
やっと着きました。景色は最高。登って良かった。
頂上の展望台で、絶景の中、かき氷食べました。(3回目)
途中で、山登りのおっちゃんに出逢い、一緒に登り、
暗くなってから夜景スポット教えてもらう約束をする。
下りは、コレで。
登り一時間、帰り3分。
その後、タバコ屋を改装したカフェ「やまねこ」でビールを飲み、
お姉さんに教えてもらった有名な尾道ラーメン「つたふじ」で念願の尾道ラーメンを食す。
山登りのおっちゃんに最高な夜景へ連れってもらって、お別れして、夜の港を散歩して、
さよなら尾道。
一時間かけて、岡山へ戻って就寝。
四日目 最終日
岡山→犬島→岡山→大阪
朝は、「おいしい」とレビューされてたホテルの朝ご飯を食べて、
(まぢでおいしかった。バイキングではなく、おばちゃんが朝早く起きて作ってくれる。)
いざ犬島へ。
とにかく、ド田舎な場所に港があるため、
交通の便がとにかく悪く、バスが2時間に一本。
しゃーなしでタクシー使いました。。。
でもワンメーター¥350!!バリ素敵!!!
宝伝港からの連絡船は、小さくてウキウキ。
10分間の海の旅を満喫し、到着。
「INUJIMA ART PROJECT」 ☆
あー本当に最高。今でも思い出したら「あー」と言ってしまう。
佇むだけで癒される、そんな島です。
ミュージアムがある精錬所には、15分に一回しか入れず、独特の雰囲気。
明治時代に賑わったのに、わずか10年で閉鎖された精錬所が、
保存、再生されたミュージアムは、本当に新感覚。
ミュージアム内は、4つの部屋に分かれていて、幻想的なアートワークが体験できた。
もう本っっっ当に良かった。写真撮れなかったのが残念。
しかも建築は超エコな作りで、全く空調設備がないのに、夏は涼しくて冬は暖かいしくみ。
そのしくみは、この煙突のおかげ。
その後は、家プロジェクト。
おもしろいよ~泣
その後は、ありままの島を散歩。
炎天下の中、太陽の日差しが相当気持ち良くて、
いつまでも、こののどかな島にいたかった。
そして、宝伝港へ戻り、岡山行きのバスが来るまでの一時間、
海でチャプチャプしたり、石を拾ったり、船着き場のおばあちゃんと世間話をしたり、
海の家チックな喫茶店で豚の生姜焼きを食べたり。
海辺を満喫した後、岡山へ戻りました。
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■記録後記■
2年間ガマンしていた一人旅。ようやく実行することができた。
一言で、今回も「出会いに恵まれた素晴しい旅」だった。
何故、私はこんなに一人旅に夢中になるんだろう。
昔の一人旅記録ブログにも書いたような気がするけど、
知らない町を歩く一歩一歩も、
駅のホームで路線表を確認する一瞬も、
音楽を聴きながら、電車の窓の景色を眺める時間も、
その辺で出会ったおっちゃんに道を聞くやりとりも、
毎日、ビジネスホテルの部屋で日記を書くお決まりの行為も、
何もかもが、
一分一秒が、
嬉しくて、ウキウキしていて、泣きそうになるくらい楽しい。
不安なことなんて、何一つない。
旅先の人はいつでもみんな優しくて、親切で、
一人で来た旅の女に話しかけてくれる。
泣きそうになるくらい楽しい。
普段の自分という人間を忘れて、解き放たれる。
私は、こうやって旅を沢山経験して生きていきたいと思う。
旅での出逢いは、本当に偶然だけど、
いつも深い絆で結ばれて、
泣きそうになるくらい嬉しい。
全ての思い出を大切に残したい。
だから私は日記を書く。言葉を記す。
ノートとシャーペンさえあれば、記憶は残せる。
写真よりも鮮明に。
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旅の一言。
「旅によって、豊かになる。」
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