数年前は、なぜか敬遠して行っていなかったんだけど。
今日は、自然豊かな場所に行きたくて行きたくて。
10時に家を出て、東福寺駅へ。
霊雲院。
お地蔵様。
夏の紅葉。
そして、お庭。
今まで、お庭は、緑豊かな池泉回遊式が好きだったけれど、
最近は、枯山水もすてきだなと感じ始めた。
あまり調べたことさえなかったけれど、
枯山水は、
水を用いずに、石や砂などで山水の風景を表現する庭園様式。
白砂や小石を敷いて水面に見立てたりする。
室町時代の禅宗寺院でつくられたのが起源だそう。
本当に美しくて、静謐で、
縁側に座ってぼーっと眺めていた。
観光客は、ちょうど他に誰もいなくて。
こんなお庭が家にあればいいなーって。
心もいつも豊かでいられるだろうなーって。
その後、東福寺へ。
紅葉の時季、有名な橋。
いい、広告だな。
初夏に私は「秋のガイドブック」を開きます。
紅葉の名所は、すなわち
新緑の名所ですから。
建築、どどーん。
かっこよすぎる。
たぶん、来たことない。
本当に、本当に
新緑が美しくて。
緑の瑞々しい世界のなかを、散策できた。
そして、一番行きたかった雲龍院へ。
東福寺からさらに15分くらい山道を登って、
汗が噴き出してきた。
だって今日は、京都35度。
近くの中学生?高校生?のサッカー部が、
きつい山道をトレーニングで走ってた。
雲龍院は、
泉涌寺(せん にゅうじ)の塔頭。
そして、日本最古の写経道場なんだそう!興奮。
本堂の中には、とても神聖な感じの写経場があった。
雲龍院で最も見たかったのは、
蓮華の間にある「迷いの窓」。
人間の苦悩が表現されているそう。
ガイドの看板には、
「生老病死 四苦八苦」を表していると記されていた。
静かに眺めていると、
心が洗われるような気がした。
美しかー。
生け花もたくさん飾ってあって、
すてきだった。
その後は、祇園三条へ。
東福寺駅の静かな雰囲気から一転、
一気に繁華街。
人、人、人、日本人、アジア人、西洋人、欧米人。。。。。。
祇園祭期間なので、特に人が多かった。
街を散策。
家に着いたのは20時。
ものすごくリフレッシュできた。
時には、
人と会わず
ぼーっと、
思うがままに
歩く、見る、観る、聞く、聴く。
そんな休日が
私には必要なんだと思う。
すばらしい日曜日だった。
今日の一言。
「苦悩を共有して。」
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