私は超能力者を二人知っている。
一人は新宿のホームレス占い師。
もう一人は立川南口で出会った路上販売の青年。
青年の話からしよう。
立川家裁は多摩モノレールでJR立川駅から一駅の高松という場所にあるので、私は立川に戻ってきた。
すると、南口に20~30人の人だかりが出来ていた。
見ると、20歳ぐらいの青年が沢山の色紙を並べ、「私はインスピレーションだけで、あなたに重要なアドバイスをします」と書いた紙を目の前に置いている。
私は色紙の文字と絵を見て、青年の顔を見て、只者ではない、と分かったので、千円を出して「やってくれる?」というと、青年は私の名前を書いてくれと紙を渡したから、それに「尚史」と書くと、「僕の目を見てください」とだけ言った。
仏様だな、と思った。水晶のように澄んでいて、全く濁りがない。私は思わず彼の顔を見て微笑した。
そしてスラスラと書いてくれたのがこの色紙だ。
私は大勢の観客に向かって「凄い、100%当たってる。でもね、僕は君が当てることが先に分かっていたんだよ」と言って、その場を立ち去り、缶チュウハイを飲みながら立川から八王子までの電車に乗った。
皆さんは、信じられるかな?
一人は新宿のホームレス占い師。
もう一人は立川南口で出会った路上販売の青年。
青年の話からしよう。
立川家裁は多摩モノレールでJR立川駅から一駅の高松という場所にあるので、私は立川に戻ってきた。
すると、南口に20~30人の人だかりが出来ていた。
見ると、20歳ぐらいの青年が沢山の色紙を並べ、「私はインスピレーションだけで、あなたに重要なアドバイスをします」と書いた紙を目の前に置いている。
私は色紙の文字と絵を見て、青年の顔を見て、只者ではない、と分かったので、千円を出して「やってくれる?」というと、青年は私の名前を書いてくれと紙を渡したから、それに「尚史」と書くと、「僕の目を見てください」とだけ言った。
仏様だな、と思った。水晶のように澄んでいて、全く濁りがない。私は思わず彼の顔を見て微笑した。
そしてスラスラと書いてくれたのがこの色紙だ。
私は大勢の観客に向かって「凄い、100%当たってる。でもね、僕は君が当てることが先に分かっていたんだよ」と言って、その場を立ち去り、缶チュウハイを飲みながら立川から八王子までの電車に乗った。
皆さんは、信じられるかな?