平成25年元旦を迎えました。
皆様のご健勝をお祈りいたします。
毎年書いているような気がしますが、禅はややこしくて「何故元旦が目出度いのか?」と詰問される場合もあり、考えてみれば年をとって行くだけですし、大晦日と元旦はとくに変わったこともなく一番寒い時期で、母は風邪をこじらせて寝込んでおり、私も療養生活のまま、猫は年をとって同じ餌を食べなくなり、その他の諸問題はほとんど解決せず、少しも目出度くはないのですが、だらだらと日常が続くよりもこういうハレの一区切りに新たな決意をしてスタートラインに立つのも大切かと思います。
では明治天皇御製より勇気を頂いて、新年の挨拶に代えます。
降りつもる み雪に耐へて 色かへぬ 松ぞ雄々しき 人もかくあれ
敷島の 大和心の雄々しさは 事ある時ぞ あらはれにける