***** いつもの定例先出し文面 (ここから) *****
一部の人だけが、中年オッサンの裸体に興味を示してなにやらアクセスのあるこのシリーズです。
と、ふざけて書いてますが同じような皮膚病を患っている方にしたら、他人の皮膚ってどんな治療でどうなっていったのよって興味あるだろうってのも事実でしょうし、そんな用途で興味ある人がいるのかなー。
私の場合はブログ友達への現状報告ってことですけど....
えーと、私の赤いキスマークぶつぶつは乾癬ではありません。類乾癬です。なので乾癬患者さんへの情報価値があるかわわからないのでご承知ください。
***** いつもの定例先出し文面 (ここまで) *****
私の類乾癬肌ですが、主治医が驚くほどに回復しています。
いやー、本当に自分でも驚いています。
といっても、綺麗に消えたわけではなく消えては出現を繰り返すのですが、大きく紅斑になる前に薬で滅することに成功しているという感じに見ています。
さてさて....
まずは過去話からです。
類乾癬で大学病院にかかってからすぐです。そのタイミングにて街医者にて特定検診を受けています。
もちろん類乾癬のえげつないボロボロの体にて、「私、脱いだら凄いんです。」って自慢しながらおっびろげーするのですが....
その街医者先生は興味津々で「触ってもいいかい?」って感じであちこち触診してくれたのよ。
そのときに、「こことかこことかに小豆大のコリコリしこりがあるんよ。リンパなのかなー。これだけ皮膚の炎症しているから体のあちこちのリンパが炎症しても仕方ないのかなー」って感じで教えてくれたんです。
もちろん、それを大学病院の主治医にも説明しまして、主治医の痛いつねるようなグリグリ触診を受けまして、「これって脂肪層の上でリンパではないと思うんだけど様子見として、今は命にかかわるかもしれないほぼ紅皮症の皮膚症状が最優先だよ。」って感じで見送っているんです。
はい、やっと、こやつにお鉢が回ってきたというのかな?
類乾癬がものずごくマシになってきた。かつ、それでもコリコリは消失しない、どころか最初より大きくなっているよね。
ココとかアソコとかに多発しているよね。
さらにさらに、11月4日にコロナワクチン受けてから、あそことここに硬いしこりのような....。って、11月9日の診察のタイミングで説明したら、主治医も「これはリンパなのか?」とかになりまして、はい超音波検査しましょう。というくだりです。
昨日です。
超音波検査室というところへ行きました。
俗にいうエコー検査です。人生初のエコー検査です。
ドキドキは無く、ワクワクが一杯です。だって初めての検査ですよ。
それも前情報では検査しているときの画像がリアルタイムで見えるとか...
自分の体の中がリアルタイムで見れるって興味満開ではないですか。
診察室は個室でした。
こじんまりしたパソコン画面の機械が1セットと技師さんが一人です。
はい、いらっしゃい。って感じではじまります。
「腕ってなっているけど、その部分を出して」云々。
はいはい。袖をめくるんではなくて上半身裸になりますよ。検査しやすいようにいろんな体位するんで指示してください。ってノリノリでバカな私です。
技師さんに「検査中に、そこに見えている画面は患者が見てもいいのん?」「画像に写っていることで疑問に思ったら質問してもええのん?」ってのを問うてみます。
技師さんからは「私が診断結果を説明することはできません。しかし、こういう理由でこういうことをして、ここが多分アレと思う。ってところまでは説明できるので、なんなりと質問してください。」って嬉しい対応じゃないの。
さらに....
「表在エコー検査として来られているので検査時間15分の制限があります。15分間で終わらせるために、ここからは説明抜きでするよって途中で説明中断になるかも?は理解してね」ってことも....
はい、技師さんと私との個室での怪しい会話と行為が始まるのです。
私から「上腕の内側にしこり多数なんよ。ベットに転がってバンザイしつつ上体を捻じるとかしようか?」
はいバンザイをする。腋毛ボーボー露出。
「すまん。腋毛ボーボーよ。脇クサだったらごめんよー」って言うたら大笑いされた。
どれどれと素手で腕の内側を撫でる技師さん。「おおおっっ。沢山あるねー。脇の付け根も触るよ」って腋毛に接近してくるお手て。私に緊張が走る。
それに気づいた技師さんが...「あはは。脇クサじゃないよ。ちゃんと石鹸の匂いじゃん。シャワー浴びてきているでしょ。」っていいつつ、まさぐるのがなんとも....
「どっちの腕を検査するの?」って質問したところ、「両腕って指示でているよ。両方検査するよ」
どこにどのようなものがあるのかは技師さんの脳内シュミレーションはできたのかな?では検査するよ。電気暗くするよ。って....
えーっ、電気消すのかよ?って思ったのです。
暗がりの中で、「ゼリー塗るよ。気持ち悪かったら言うてね」というと同時にヌルヌルがぺローンと来たよ。
腕の内側にローションなすくるのかよ。なんだよこの羞恥プレイ。
エコー機械の検査端子というのか、バーコードリーダーみたいなのが登場。それにもゼリーを塗りたくっている。
この形状の機械なのかー。って先端に興味深々。私の業界ではバーコードリーダーを「猫の手」と呼んでいる。まさにそういう形状のデザイン。
ネコの手が腕の内側に触れた。ヒャッとする。
「動かすよー。どこにどのようにあるか全体を探すよー」って技師さんが撫でまわし始める。と同時にモニター画面に描画される断面図が目まぐるしく変わる。技師さんはモニターを見たままで片手はサワサワってネコの手動かすのね。
そうこうしていたら、猫の手操作で面接地できないのか腕が回り込んでくるのよね。
「体位変えるよー。ちょっと横向きがいいんじゃないの?」って協力的な私です。
「ジョジョ立ちじゃないけどジョジョポーズいくらでもするよ。どっちに腕を振り上げたらいいか、腕先をどっちに向けたらいいか指示してねー」って言うたら大うけされた。
不思議体位、まさにジョジョポーズ状態が腕の内側が綺麗になでられるポジションを見つけまして、猫の手がスリスリです。
技師さんが「おおおっっ。沢山あるねー。どれを撮影するか選び放題だなー」って言うのです。
私から「それは、リンパ由来か脂肪種の類かってのは質問してもいいものなの?」って尋ねてみました。
技師さんからは「私が診断することはできないのよね。でもね皮膚の浅い層にあるこれは脂肪種の類と思います。これらの大きさと他の部位に癒着が無いかを確認するね」とかで....
「脂肪種とリンパしこりとの違いって画像でどうわかるの?」って聞いてみた。
「脂肪種は中に脂肪細胞が詰まっているのでこのように色が固定されているのだけど、リンパは中が液体なので中身が黒く抜けてドーナツ状に出るのよ。エコー検査は液体に反応しないから黒く抜けるってので判断するよ」
って説明がある。
「他に、リンパに絡むもの、肉腫の類が潜んでいないか探してますよ。私は毎日この検査しているから特徴があればすぐわかるよー」とか...
ときどきボタンを押して赤青の筋がビロビロと写る画面へ切り替わる。
「そのカラーで表示される細い筋は何なの?」って確認する。
「血流、リンパといったものを見ている。さっき説明した液体は写らないを逆に流用したもので黒く抜けているところ、かつ、その黒色が微妙に濃淡するのをカラーで表現している。これを用いてしこりが血管を巻き込んでいないか、しこりの下にリンパの溜まりができていたりしないかというのを見ている」とのこと。
「手のひらをグーパーしてみて」というのでグーパーすると、カラーの腺が動くのよね。「グーパーするだけで流体が動いていくのがわかるでしょ」って説明してくれた。
「はい。では後は撮影に集中するね。ポーズ指示するので強力してね。大きいやつと、少しでも深そうなやつと、しこりの下に流体気配があるやつを特に狙うね。画面は見ていてもいいよ。さらに質問あったら撮影終えてからいうてね」
とかでヌルヌルローションプレイでの撮影は終わりました。
ゼリーローションを拭き取ったらこれで終了です。って横で技師さんは後片付けを始めた。
技師さんが横にいるところで着替えするってのは初パターンだったので質問してみた。
そうしたら、「はずかしいなら退出します。でも、これだけ質問された方なら大丈夫かなと思って、これから結果をまとめるんです」とのこと。
技師さんが機械の画面を見てなにやらしているときに、横でオッサンが服を着替えるのです。きっとおもしろい構図なんだろうなー。
さっさと服を着替えまして...。といっても技師さんがどういうのを書き記しているのだろうって興味津々で画面を見つめているんですが...。
長いするわけにはいかないです。検査終了なのでとっとと退出でした。
はい、初めてのエコー検査は楽しかった。
検査結果については別日に主治医から告げられます。
ちなみに検査費用は健康保険適応にて1270円でした。
さてさて.....
久しぶりに皮膚の写真を一部分だけ出しますね。
本日、2023年11月17日撮影です。
尋常性乾癬として近所の街医者にかかってから通算681日目
某大学病院にかかってから626日目です。某大学病院からは類乾癬として治療しています。
ボディ全体の写真はありません。一部分だけです。
類乾癬の紅斑が今はどういう状況かという写真です。
左上腕肩付け根の外側です。つまり肩のすぐ下の腕ね。
あれだけ酷かった紅斑はほぼ消えているのですが、いまだに小さい紅斑はポツポツと出現するんです。小さい紅斑なのにしっかり皮剥けをするのよね。
これは、ドボネックス、ドボベットを塗って大きくならずに消失していくんです。
消失しては、また新しいものが出現っての繰り返しているのですが...
出現してすぐに早期発見して処置することで大きい紅斑にならずに済んでます。それを全身にヌリヌリしているってことです。
左腕の肘内側です。
写真中央にポツンとある新しい紅斑は「マラセチア毛包炎」と思われるものです。その他のモヤーンとアザになりかけているような紅斑が類乾癬で、薬が効いて消えていこうとしているものです。
という感じで、いまだに毎日2時間ほど薬塗り治療に時間を取られています。
ちなみに....
類乾癬が酷かった時の写真は次の記事を見てください。この時は類乾癬ではなく街医者で尋常性乾癬として治療していたんだよね。
もちろん尋常性乾癬ではないので、免疫抑制剤が云々って治療は違っていたわけで、どんどん酷くなっていきました。というか免疫抑制剤が返って症状を悪化させていたと思わるって大学病院での判断だったのよ。
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