ひつじかい日記
6月20日(火)
すばらしいことは、
それは、「子どもの声が聞かれること!」
今週はゴミステーションのお掃除当番で、なにかと
気ぜわしい。
我が家のゴミ出しと、
回収車が去ったあとのステーションの掃除のため、日に2回ステーションに行っている。
ステーションの側には公園があり、
放課後から5時ごろまで、子どもたちが蝉のように遊んでいる。
今日も、
お掃除をしている私の側を
小学校低学年の男の子たちがだんごになって、通り過ぎて行った。
ふと、見ると、1人の男の子が鼻血をだしていたので、
呼びかけた。
男の子「なんで鼻血がでるのかな?」
お掃除のおばさん「子どもの時にはだれでもでるものなのヨ」
男の子「フーン」
そばにいた子供が腰ポシェットにチャンとハンカチとテッシュを持ち歩いているのには驚いたが、
わけてもらって、鼻血の子の顔を拭いた。
水鉄砲で水をかけあって、
ビショビショの元気な男の子の集団が一瞬静かになったが、
5分後には、前にも増して、元気に水が飛び交った。
「ああ、子どもってイイナ~、」
と、思っていると、
2人の子どもを連れた若いお母さんが公園の階段を降りてきた。
一生懸命2歳ぐらいな女の子の手を引いて連れて帰ろうとしているが、
隙を見ては女の子は公園の土手に上がってゆく。
気の向くまま歩き始める女の子の足は誰も止められない。
もう1人の3歳くらいの男の子は家に帰り始めているし、
途方に暮れるお母さんに、
思わず眼尻が下がってしまった。
めぐみ教会の近辺はまったく、子ども天国に等しい。
半分毛が抜けた病気の猫も、
あの男の子たちが宝物を見つけたかのように、
大切になであっていたのも見かけたしね、
6月21日(水)
午後、祈祷会の合間にパソコンを打っていると、
下からカワイイ女の字の声がする。
「一瞬聞き間違ったか、」と思ったが、
階段をおりてゆくと、
小学校2年生ぐらいの男の子と一緒にその子は玄関に立っていた。
しばらく子どもが来てなかったので、
こちらが驚く。
「ここへ来たの?」と聞くと、
「うん」と、言う。
呆気になっている私に、
「前に来たことがあるヨ」
と女の子。
本当に遊びに来たんだ、ということがわかって、
通りに面した「めぐみに家」に案内した。
「入ってもいいの」
「いいのよ」
と言っていると、
先日の男子集団らしき顔ぶれが通りかかり、
その子どもたちまでめぐみの家に入ってきた。
まるで、めだかの群れが、
曲がり角を間違えて、
いつもの岩場とチガッタ岩場に入ってきたような・・・
ハンドベルを見つけて、
みんなで音合わせをした。
ああ、こんなこともあるンだな~
リンリンリー―ンと、
天の響きがめぐみの家いっぱいに鳴り渡った。
もしも、この世界から子どもがいなくなったら、
それこそ、
お先真っ暗だネ、
時折、
「コラー!」と、元気な男の子に悲鳴をあげて、
子どもをしかる(チガッタ、「怒鳴る」)お母さんの声がアチラ、コチラから聞かれることも、
この地域の和みの一つかもしれない。
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