猫まんじゅう犬まんじゅう

縁により家族となった5匹の猫と2匹の犬。
ふわふわの毎日に感謝しながら、
彷徨いながら歩むわが家の記録。

ちびクロ物語〜3日目②〜

2017年09月23日 | ちびクロ


さて、この日の夜
3少年とHさんが話し合いにやって来た。

Hさんが調べたことをまず伝える。
警察でも拾得物として引き取る。
その後、動物愛護センターへ持ち込むのだそうだ。

その動物愛護センターはというと
里親募集ができる場合もあるが
通常はそれくらいの仔猫はすぐに殺処分となる。
なるべくなら飼うか世話のできる人を周りで探してほしい。

センターから紹介はできないが
その地域でボランティア活動されてる方もいる。
その方に相談するのもいいかもしれない。

また、野良猫というのは野生動物なので
むやみに手を出すというのも控えてほしい。

どうしても引き取りを希望されるなら
もう一度連絡をください。

というお話だったそうだ。

全てを少年たちに伝えたわけではないが
すぐ殺処分ということに、やっぱりみんな
え!?という反応だった。

私からは診察の結果と
検査ができる体重になるまで約1ヵ月くらいは
ここで責任を持って預かると伝えた。

あとは少年たちで話し合わせて、結果は
Tくんが飼いたいとなった。
第一に親御さんの承諾がないとどうにもならないので
説得材料として、健康に育った場合と病気を持っていた場合
かかる費用も違うし、仔猫の飼い方の勉強を
まずしておきなさいと、Hさんがアドバイスされた。

どうしても飼えないとなった場合
自分たちの周りで里親探しをするというのも
考えておきなさいと。

やっぱりHさんはしっかりされている
ステキだ
実はHさんからはちびクロにかかることに使ってくださいと
お金を預かっていた。
あとで3少年のお小遣いで割り勘にさせますからと


助けてくれた3少年に囲まれ
すやすや眠るちびクロ。




この時にはその場にいたみんなが
1ヵ月後の心配はしたけれども
ここ数日持つかどうかわからない状態だったとは
まさか誰も想像していなかった。

それを真っ先に想定しなければいけなかったのに
私の知識と経験不足のせいだ。


ちびクロ物語~3日目③〜へ続く。




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ちゃんとあったよ

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