葉織る。

言葉の中にそれを紡ぎ織った人が見えても、それは虚像かもしれない。

予想というか願望か。

2023-11-05 13:24:49 | 雑感

 「呪術廻戦」が大詰めのようである。
 現時点で最新の第240話は、高羽史彦と羂索のバトルが中心だったが、これを読んで「高羽死んだな」と思われた方が大勢いらっしゃるのではなかろうか。
 羂索は高羽氏の術式「超人」の特性を見破り、着実に追い詰めているように見えるからだ。

 だが私は、存外ここから高羽氏が覚醒・逆転するのではないかと思っている。

 理由は幾つかある。
 第240話の冒頭で、天使が羂索への奇襲に高羽氏を推薦し、その理由も含めて高羽氏の術式を解説しようとして、詳細を述べようというところで場面が戦闘に切り替わった。
 また第240話の最後には、高羽氏が「何で芸人やってるんだっけ?」と、自らに問いかけていた。
 これらは「ウケると確信したイメージを実現する」という高羽氏の術式が、一皮剥ける前フリなのでは?

 そして何よりも、羂索にはここらでリタイアしてもらいたいという個人的願望があるのだ。

 羂索は確かに強く、多くの災厄の黒幕でもあり、ラスボスになってもおかしくないキャラではある。
 だがその本質は、どこまでもコソコソしたサイコ野郎であり、こんな人物には主要キャラと戦って華々しく散る最後は似つかわしくないではないか?

 高羽氏はどちらかというとポッと出で、でも人気があって、尚且つ殺人はしないキャラである。
 そんな彼からキツイお仕置きを受けて、呪力も術式も夏油君の体も失って降板というのが、いかにも羂索にふさわしいと思うのだが。

 さて、明日発売のジャンプ49号における第241話は、どう展開するのだろうか。

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