『ある日のひとこと』

『ある日のひとこと』20−12−21〜31

今日は冬至。一陽来復とも言い、逆境不運などよくない事が続いた後、ようやく幸運が向いてくる意にも用いられるというから何とかコロナもそれにあやかってくれるといいのだが、そうはうまくはいかないか。それはともかく、これからどんどん寒くなっていくのは辛いけど、昼が長くなっていくのはありがたい。夕方の5時には夜と同じでは寂しすぎる。次は春分の日が待ち遠しい。
20-12-21


続き。冬至といえば南瓜なのでしっかり食べた。冬至と南瓜の関係をネットで調べると、どうやら明治以降の習慣のようでさほど古くからではないそうだ。寒さに備えての栄養補給の意味もあったらしく、食糧事情の違いもよくわかる。最近は通年で店頭に並んでいて、胡瓜のように年中欠かせない食材のひとつになっている。当たり外れのハズレがなくなったのもありがたい。
20-12-22


今回の引っ越しのそもそもの始まりは1年前の6月にあった。1棟2戸の隣の住人が出てから新たな入居者はいなかったのだ。つまり、所有者が建物の取り壊しを考えていたということ。直接退去を求められていたわけではないが、引っ越し後に思わぬお金が戻ってきて喜んでいる。敷金が戻るのは当然としても、退去時の清掃料4万7千円もすべて戻ってきたのは嬉しい誤算。
20-12-23


25日つまり明日までには年賀状を投函したいので頑張ってきたけれど、まだ70枚の内の半分位しか終わっていない。プリントはプリンタがやってくれるからいいけれど宛名書きと添えるひとことに結構時間が掛かってしまう。だからといってそれぞれの人に向けてのひとことを省くのは寂しいのでしっかり書いている。そうすることで、その人への思いを巡らす時間にもなる。
20-12-24


かつての日本にはこんな言い回しがあった。『謝って済むなら警察はいらない』と、そして『反省するだけなら猿でもできる』というのもあった。しかし、今は謝れば過去の過ちは消せるようだし、反省を口にしただけで嘘も許されるようだ。それも、心のこもらない軽い言葉でできてしまうのだからすごい。これをしているのはそこらのダメおやじではない。日本の前首相なのだ。
20-12-25


続き。立場と影響力を考えれば個人の問題ではないからその罪は極めて大きい。生き方の教訓を上から度々諭していた人間が見本を見せているわけだから、これも大事なんだと学ぶ人が年齢を問わず大勢いるだろう。すでに現首相のみならず政治家達は軽い反省をちゃんと身に付けている。一般にもより幅広く浸透して行けば間違いなく日本をもっと駄目にする。心配でならない。
20-12-26


見晴らしがいいのはとてもありがたいのだが困ったこともある。視界を遮る建物がないため強風をもろに受けてしまうのだ。つい先日その暴風雪がやってきた。この辺ではほとんどが西から吹く冷たい風を壁のように受け止めるため小さな隙間からも冷気が容赦なく押し寄せてくる。これからの厳冬期を考えると恐怖なのですぐに隙間テープやプチプチでそれへの対処をした。
20-12-27


矍鑠(かくしゃく)という言葉を見たり聞いたりすると頭に浮かぶ人がいる。10年前に1週間入院していたとき、6人部屋の向かいの80代らしき高齢の人がベッドの上にあぐらで座る姿はまるで坐禅をしているかのように背筋をピンと伸ばし、首も垂れず、目線は上を向いていた。寡黙な人で会話はなかったが、その姿勢には病人とは思えない強さがあった。姿勢は大事。
20-12-28


家電製品の汚れ落としに精を出す。今年の汚れのみならず数年に渡って溜ったものもあるので非常にやりがいがある。住居が以前より綺麗になったため、それに合わせようとやる気になったのだ。やり始めると草取りと一緒で徹底的にやりたくなってしまう。冷蔵庫から始まり、炊飯ジャー、電子レンジ、トースター、洗濯機までもが綺麗になり大満足。住む環境で意識も変わる。
20-12-29


今年はとにかくコロナに振り回され苦しめられた年になってしまった。2月の時点での勝手な収束予測はことごとく外れ、春が過ぎ夏と秋を瞬く間に飛び越え冬に入り再び力を増してそのまま年を越してしまうなんてまったく想像できなかった。とにかく世界中がコロナに翻弄された恐怖の年として歴史にも刻まれるだろう。この予測不能の流れで行くと来年も恐怖は続くのか。
20-12-30


自分にとっての今年の最大の出来事は何と言っても引っ越しになる。引っ越しを決意し、正式な契約を終えるまでの間は少なからず不安な部分があった。希望に敵う部屋が見つかって、そこを借りることができるだろうかと。もし、そうでなければとの心配は常に持っていた。でも、いくつかの幸運が見事に重なり、無事に快適な部屋に移れたのだ。その幸運に感謝している。
20-12-31











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