引っ越し作業をしているときにいつも感じるのは、どうしてこんなにたくさんの物があるのだろうということ。今回はこれまで以上に処分してきたはずなのにやはりそう感じた。押し入れや棚に収納されているとその量をはっきり把握できないけれど、ダンボール箱が積み重なっていくとそれが目の前に見えてくる。もしも、処分をしていなければと考えると恐ろしくなってしまう。
20-11-11
比較が大切。先日リサイクル業者に自宅まで来てもらい、いくつかの物を引き取ってもらった。そのときビートルズのLPの査定もお願いした。7枚で2.000円だという。考えていたより安くてがっかりしたがそんなものかと思った。でも、もう一軒で査定してもらうため狸小路の中古レコード店に行き、見てもらうと1.700円とのこと。最初に安いと思った方が高かったわけだ。
20-11-12
4ヶ月ごとの歯のクリーニングでスッキリ。1時間ほどで歯の表面を磨き、歯垢を取り、歯間に糸を通して汚れを落とし、最後に医師の診断で終了。歯周の問題はあったが他は良好とのことで安心する。歯のクリーニングは10年近く続けていて、その間に2回ブリッジを入れ替える治療もあったけど、あとはすべてクリーニングだけで済んだ。歯磨きと共にこちらも続けていきたい。
20-11-13
続き。内臓は努力のしようがないけど、足と歯はそれができる。内臓も多少の努力はできたとしてもその成果はわかりづらい。その点、足と歯はわかりやすい。内臓のように知らないうちに病や衰えが進んでいたというのではなく、足も歯も何となく誰でも気づく。かつての親知らずの大手術も変だおかしいと思いながら放置した結果がそうなった。とにかく大事にしなくては。
20-11-14
言い間違いのはずのGOTOトラブルが現実になってしまった。都市部だけでなくこれまで比較的少なかった地方でのコロナ感染者も増えているのは、人々の移動が大きな原因だろう。そもそもGOTOなんておかしな造語で人々の移動を推奨すべきではなかったはず。それなのにここに至ってなおその方針を改めようとしない。経済も重要だがせいてはさらに窮地に追い込む。
20-11-15
先に査定してもらったリサイクル店に売ったビートルズのレコードはとても懐かしい思い出がある。確か大学2年のときで、レコード店の玉光堂が企画したビートルズの似顔絵コンテストで1位になり、商品として自由に選べた5枚だった。1位だったからよかったが入賞者のなかでは最年長で高校生のみならず中学生や小学生もいたのだ。中途半端な順位なら恥をかくところだった。
20-11-16
マスクをしていて困ることがあるのを寒くなって知った。それはメガネの曇り。メガネをしてない人には関係ない話だけど、この曇りが結構やっかいなのだ。急に視界が悪くなるため、今はまだいいけれど雪道や凍った道だと不安になる。すでに初積雪が解けて凍った道で怖い体験をした。足の着く場所の微妙な傾斜を判断して歩を進めるときのメガネの曇りは危険を招きかねない。
20-11-17
テレビでコロナによって仕事を奪われた女性が「背に腹は変えられず、体を使った仕事を選んだ」と言うからてっきり接待関係かと思ったら、そうではなく治験だった。コロナによって仕事を失いコロナによって仕事を得るとは何とも皮肉で悲しい現実。まさに体を張った仕事だ。治験とは製造承認を受ける前の動物実験のあとに人間にも実験的に使ってみる薬のこと。無事を祈る。
20-11-18
今回の引っ越しは2回に分けて行う。まず最初は軽トラをレンタルして1日で小中大の荷物をとにかくピストン輸送する。そして2回目は赤帽に頼み冷蔵庫、洗濯機、棚、タンス、ストーブなどを運ぶ。以前は自分の車があったので好きな時間にいつでも運べたのに今はそれができないのが辛い。少しずつ減らせると作業もしやすくなるし、見通しも立てやすい。その辺は少し心配。
20-11-19
新たな住まいの鍵を受け取りさっそくそこへ向かう。一度中に入っているとはいえ、自分の鍵で入るのは違った感慨がある。まだ何ひとつ物のない部屋に立つと、ここからまた始まるんだという思いが湧いてきた。清掃のせいで初めてのときよりずっと綺麗なのも嬉しい。これまでどんな部屋にしようかと構想を練ってきたが、これからは具体的に進められる。これも楽しみのうち。
20-11-20