『ある日のひとこと』

『ある日のひとこと』  24-1-1〜10

朝8時半頃玄関で音がするので見に行くと年賀状が届いていた。いつもよりずっと早くてびっくり。すぐに見てみると出してない人のが8枚もある。もちろんその逆も。毎年のことでこの辺が難しい。さっそく追加分を書いて投函。暮れからお正月にかけて雪が少なく穏やかな天気に喜んでいたら夕方に北陸地方の地震と津波の速報が入る。すべてが平穏にはなってくれない。
24-1-1


今年は去年と中身は異なるがやはり『整理とまとめと処分をして身軽になる』が目標。昨年は主に作品だったが今度は文書や記録や写真などなど。少し前にも書いたがこれが結構大変な作業になるのだ。物と違って作業の進み具合が目に見えづらいだけにくじけず地道に根気強くやらねばならない。ここにはパソコンもタブレットもこの23年目の『ひとこと』も含まれている。
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正月から炎の恐怖を見せつけられた。元旦の能登半島地震では輪島朝市で発生した火事は最初は小さかった炎が風に煽られどんどん広がり大きくなっていく様子が、2日には旅客機の一部から燃え上がっていた炎が次第に全体を包みこむように激しく燃え上がる光景がテレビに映し出された。どちらも、燃え尽くす炎の激しさになす術もなく見守るだけになっていたようだ。
24-1-3


何十年も前だと思うけど航空管制官のドキュメントを見て感動したのを覚えている。空港全体を把握しながらも瞬時にそれぞれの飛行機に的確な指示を出し続ける姿が格好よく見えた。とにかく集中力と判断力と伝える力が求められる仕事だとわかった。さらにそれを支える体力も必要になる。今回の衝突事故の際に管制官が侵入機を認識できなかった点が気になる。続く。
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もし管制官が海保機の侵入を視認できなかったのならタワーの意味がなくなる。全体を見渡すためのタワーだ。もし困難な部分があるなら対処すべきだったのに怠っていた。飛行機に特殊なライトを付け一目瞭然にする、GPSでのチェックも併用するなどひとつの滑走路に2機が入らない方法はたくさんあったはず。事故は海保機の機長の責任だけでは決して収まらない。
24-1-5


さらに大きな疑問がある。それは能登地震の最新映像を見ても救助や救援が圧倒的に遅く少ないことだ。道路が寸断されてるなら国のヘリコプターを総動員させて人員と物資と重機をピストン輸送すればいい。とにかく迅速さに欠けている。戦争に関しては即決で大金を使うのにこの非常時にはそれがない。国を守るとは国内の人達を守ること。国の中枢の無力さに呆れる。
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お正月からずっと文書の整理に明け暮れている。手書きだったりワープロで残したけどかすれてしまった文書をパソコンに打ち込むのだけど、とくにワープロの方は難儀する。眼鏡をはずして顔を近づけないと読めないほど薄れているものもあり、一旦書き起こす作業からやらねばならない。やはり、多くの時間を費やすわりには目に見える成果が小さい。それでもやらねば。
24-1-7


暮れからずっと降らなかった雪がついにやって来た。札幌は一日で24㎝で済んだが小樽では70㎝の大雪になった。今にまとめて来るのではと覚悟はしていたがその一部が来たような気がする。少なかった分だけいつか帳尻合わせをするのではと小雪だからこそ大雪の心配は増す。豪雪になると多くの被害をもたらすので何とか避けてほしい。でも心の準備はしておこう。
24-1-8


能登地震から9日が経ったのに未だ手付かずの倒壊家屋が数多くある。安否不明者がまだ323人もいるというからその家屋の中に多数残されている可能性は極めて高い。6日の夜には124時間振りに90代の女性が救助された朗報も入ったのに、翌日には白い雪がそれらの家屋を覆い尽くしていた。希望を打ち砕き、悲しみに追い打ちをかけるような光景に言葉を失う。
24-1-9


飛行機事故での犬猫論争。事故で亡くなった犬猫がかわいそうと思うのは当然だけど貨物室でなく座席まで連れていけるようにしてほしいとの要求には無理がある。まさかひもだけでとはいかないのでそれ用の箱になる。それをどこに置くかが問題だし、非常時に荷物を持ち出せないのにそれはいいとはならないだろう。本当に大事なら飛行機には乗せないのが賢明な判断。
24-1-10
















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