今日9月1日は関東大震災が起きてから100年になるという。100年前と聞くと随分昔のことのような気もするが年齢を重ねるとそう遠い話ではないと思えるから不思議。自分が生まれる26年前の災害だと考えるとそうなってしまう。東日本大震災からからはすでに12年が過ぎたがこれはまだ記憶が鮮明でそんなに経ったとは思えない。1歳の子にしてみれば昔の話になる。
23-9-1
初めて聞くカボベルデとはどこにある国。快進撃を続ける日本のバスケットボールの次の対戦相手がこの国。さっそく調べてみるとアフリカ大陸の北西にある小さな島国だった。快進撃がなければ知らないままだったに違いない。中学や高校の頃は好きで世界地図をよく見ていたのに記憶になかったのは1972年に独立した国のせい。他にも知らない国がいくつもありそうだ。
23-9-2
続き。昨晩バスケットボールが気になり第4クオーターから見始めると18点リードしているので楽勝かと安心していたら相手には点が入るのに日本はまったく入らず3点差まで迫られヒヤヒヤした。最後は勝ってくれたがバスケットにも流れの怖さがあると思い知らされた戦いだった。特定の選手だけでなく不調が全体に連鎖してしまうのだ。心配した分だけ喜びも増した。
23-9-3
レタスの高値にびっくり。ほんの少し前まで1玉150円ほどだったのが急に250円近くになっていた。道内の収穫の山が超えたのかもしれないがその上がり方が極端過ぎる。もしかしたら高温による生育不良が影響しているのだろうか。そうなると価格は他の野菜にもつながるわけでせっかくの収穫の秋なのに高値ではがっかりしてしまう。一部の野菜であるのを願うばかり。
23-9-4
５歳の記憶。隣の家の誰かが亡くなったらしいという話が聞こえたのと不穏な雰囲気から大変なことが起こったと理解できた。それは洞爺丸沈没で社会的な事故の最初の記憶になった。今でも切り取られたようにその場面は頭に浮かぶ。そして同じ日に岩内大火があったと今日の新聞で初めて知った。大きな出来事や災害でもより大きなものの影に隠されしまう典型のよう。
23-9-5
次は５年前の記憶。深夜3時7分に強い揺れで目覚める。揺れはすぐには収まらず次第に大きくなり、寝ている隣の部屋からガラスや陶器のモチーフが棚から崩れ落ち砕け散る大きな音が聞こえてきた。その部屋は階下に降りるとき通らねばならない場所なので腹を据えて布団の中でひたすら揺れの止まるのを待った。まもなく停電になり動きようがなく朝まで待つことに。
23-9-6
続き。布団を離れるのを朝まで待ったのは正解だった。隣の部屋の床はガラスや陶器の破片やかけらで埋め尽くされていたのだ。もしも暗い中足を踏み入れていたら足裏を傷つけていたのはまちがいない。急いだ方がいい場合もあるが慌てないのが大切なときもある。その後教訓として寝床にスリッパと懐中電灯を置くようにした。幸い使う機会はなかったが安心はできた。
23-9-7
コインロッカーの活用。重いモチーフを持ったままギャラリー巡りをするのは辛いと思いコインロッカーに入れた。以前にも利用したロッカーで３時間100円で使えるのがうれしい。結局1万歩以上歩き予定したより時間が掛かって100円の追加料金を払ったが200円の値は十分にあった。荷物を担いだままだったとしたらもっと時間が掛かったうえに疲れも倍増だっただろう。
23-9-8
パソコン仕事に疲れ果てる。あるポスター作りをしていると作業中に前に進めなくなったり、いざ保存しようとすると突然それまでの作業のすべてが一瞬にして消えたりしたのだ。それにもめげず方法を変えて同じことを繰り返しても保存まで行けないことが続いてしまった。ようやくできたとはいえ根本的な原因はまだわかっていない。半日で終わるはずが2日も掛かるとは。
23-9-9
もう一週間以上前になるけれどスーパーの棚から冷やしラーメンが消えていた。棚からも夏の終わりを告げられたような気がした。今年は猛烈な暑さが続いたせいもあってこれまででもっとも多く冷やしラーメンを食べた夏だった。季節の商品だから消えていくのはしかたがないとはいえ、これまでの季節感とは違うのだからせめて９月末までは置いといてほしいと願う。
23-9-10
