北区体育館での卓球をやり始めて10年経った。今もほぼ週一の割合で楽しんでいる。楽しんで汗をかけるのが一番の収穫だけど心と体のためにも大いに役立っている。だからその日は『病院に行く日』くらいの大事な日と思って体育館へ向かう。将来病院に行かねばならない日をここで減らしているとも考えられるのでやりがいもある。いつも次の卓球のときが待ち遠しい。
23-4-11
続き。先に楽しみを求めるのは歳を重ねることへの不安や心配の裏返しのような気がする。それらはこれからもずっと抱えて行くもので生きてる限り途切れることはなく、心配し始めたらキリがない。そこから解放してくれるのが夢中になり無になれる卓球というわけ。そう考えると体より心のための役割の方が大きいのかもしれない。とにかく、卓球のおかげで救われている。
23-4-12
住宅街を歩いていると土埃で汚れたような車がたくさん見られた。これらは昨日から降り注いだ黄砂によるもの。数は少ないがもう洗車済みの綺麗な車もあってその違いは一目瞭然だった。まさに洗車中の車にも出会った。その汚れを見るとニュースで盛んに注意を促していた理由がわかった。それにしても中国の西の果ての砂漠からよくここまで飛んでくるものだと思う。
23-4-13
夕方の5時近くにスーパーに買い物に行き卵も買おうと棚に向かうと空っぽになっていて品切れ中の紙が貼ってあった。先日も違うスーパーで品切れだった。そのときも夕方近くだったので、本気で手に入れるためには朝か少なくとも午前中に行く必要があるようだ。そう考えた帰り道、ふとコンビニを思い付き寄ってみるとしっかりあった。かなり高めの卵をようやく購入。
23-4-14
団塊の世代の真ん中(昭和23年)として生まれ、様々な波や変革の最前線と共に生きて来て、最後には超高齢化社会の中心になろうとしている。とにかく全人口での占める割合が常にもっとも多いのだからそうなってしまう。さらに深刻な問題は人口が年々減少していること。老人を支える側が大勢での胴上げのはずが3人の騎馬戦になりついにひとりの肩車になっていく。
23-4-15
昨年の日本の人口減少は75万人で過去最大になった。増加したのは東京のみで一極集中はますます進みそうだ。象徴的なのが減少率の高い順が秋田、青森、岩手となっていること。どれも本州の北の端の県。この流れで行くと北海道も高そうだが46道府県で28番目だという。さらに北にあっても北海道は大きな島国で東京から遠いのも流出に関係していような気がする。
23-4-16
例年より2週間早いとはいえ2日前に桜の開花宣言が出ていよいよ本格的な春がやってくると思っていたら、何と今日は雪の散らつく天気に。とにかくその変わりようが極端で激しい。道北では38㎝の積雪があったというから驚く。たとえ真冬でも多い量なのにこの時季ならもっと大変な目に遭ったに違いない。札幌の最高気温は5度で卓球へは冬のコートに手袋で出掛けた。
23-4-17
テレビニュースの中で「来週末には大型連休に入る」との言葉を聞いて少し急かされる気持ちになった。4月の半分はすでに過ぎたとはいえまだ10日以上あると余裕で構えていたのにそう言われるとあとわずかのような気にさせられてしまう。時間の感覚というのは不思議なものでそのときの置かれている状況によっても変化する。追われていると早く、追っていると遅くなる。
23-4-18
日ハムの新球場での土日の試合にも関わらず空席の多さが目に付き心配になった。開幕前には全国的に話題になるほど盛り上がっていたのにこれは想定外だった。いくら成績が悪いとはいえまだ20試合も消化していない段階でこうなるのは違うところにも原因があるのではと思えてしまう。まだ球場として始まったばかりなので改善しながら観客集めに頑張ってほしい。
23-4-19
部屋の窓から見える公園の緑もすっかり濃くなり桜もすでに咲いていて背景には残雪の手稲山が見渡せる。白一色から一気に彩の春に衣替えをした。その公園では保育園の子供達が少し前まではソリで滑り下りていた丘を歓声をあげながら駆け登ったり駈け下りたりしている。ただそれだけでもとにかく楽しそうだ。まだヨチヨチ歩きの小走りが可愛くて自然と心も和む。
23-4-20