『ある日のひとこと』

『ある日のひとこと』  23-6-30

今日は夏至。太陽はもうしばらく地平線の上にあるようで西の空は濃いピンクに染まっている。こうして夏至の落日を眺められるのは幸せだ。夏至と冬至は季節の大きな節目なのでできることなら体感しておきたいと思う。それにしても、毎年感じることだけどこれから暑い夏に向かうので陽が傾き始め短くなっていく事実がどうしても受け入れ難い。しかし暑さはやって来る。
23-6-21


つい先日6回目のコロナワクチン接種を受けた。無料で受けられる最後になりそうだが無料有料に関わらずこれで本当に終わりになってほしい。そうでなければ正常が忘れ去られてしまいそうだ。すでに3年にも渡る異常事態に慣らされてしまい、異常と正常の境目が混同されてしまった気がする。マスクは病院以外では3月からしてないが外せない人の方が圧倒的に多い。
23-6-22


「色もいいですし綺麗ですよ」と言われて嬉しくなった。3ヶ月に一度の歯のクリーニングの最後に医師の点検のときの歯茎についてのひとことで体の外側ではなく内側のことだけど見た目の大事さを伝えられた気がした。これは健康的でいい状態というわけだからますます歯磨きに力を入れようとの気持ちにさせられる。外側の衰えは隠せなくても内側は頑張りがいがある。
23-6-23


刑務所の刑務官が受刑者を差別的な呼び方をしたり名前を呼び捨てにしている事実を知って驚いた。これでは最初から上目線になり受刑者を見下す気持ちが強くなるのも当然だ。刑務官による暴言や暴力事件が起きるのは自然な成り行きと言える。これを容認してきた国の責任は大きい。『おい、こら』の時代意識がまだ残っているのだとすれば驚く方が間違っているのかも。
23-6-24


テレビの画面に意味のない顔が出て来る小窓には閉口するが画面を2分割したり3分割したものはおもしろいと思った。これだと同じ場面を3方向からでも見られるし、アップもロングも同時に写せる。さらにまったく別の場所を一緒に見られるのもおもしろい。これらは同価値のものなので自由に選択して好きなように移れるのがいい。これは増えていってほしい気がする。
23-6-25


個展の搬入飾り付け。9時前に搬入は済み9時から飾り付けを始める。今回は今までとは違って回顧展としてやるので初日は準備日とした。夕方の6時まであれば余裕でできると考えていたのにそれも甘かった。6時40分まで頑張り残りは明日の朝開始の10時より30分以上前に行ってやるつもり。とにかく展示点数が多いので時間が掛かってしまう。明日も頑張らねば。
23-6-26


回顧展1日目の始まり。開始の50分ほど前にギャラリーに行きやり残した仕事をする。嬉しいことにその間に長年取材をしてくれている人が来てくれた。いつもはいつ来てくれるのだろうかと心配になるときもあるのに今回は開始前だったのが嬉しかった。お昼頃は鑑賞者は少なかったけれど午後からは途切れることなく来てくれて一安心する。誰もいないときが一番疲れる。
23-6-27


朝から失敗。ギャラリーに着き準備を終えてスマホの確認をしようとしたらリュックに入っていないのだ。出掛ける少し前に充電したのが間違いだった。慌てていたわけではないのに置いたまま出掛けてしまうとは・・・。急な連絡が入るかもしれないと思うと落ち着かなかったがいつ誰が来場するかわからないので戻ることもできない。結果としてその間はまったくなかった。
23-6-28


嬉しい悲鳴。同じ内容が続いてしまうが、朝から来場者が途切れることなく来てくれてとても嬉しい状態になっている。とはいえ人の流れは重なるものであまりの賑やかさに困惑するときさえあった。これまでこの会場で6回の個展をしてきたがこれほどの来場者は初めて。ゆっくり話せなかった人や長い時間待ってもらった人もいて迷惑もかけてしまった。それでも有り難い。
23-6-29


疲れの頂点。会期中にもっとも疲れを感じるのが真ん中辺りになる。最初の内は作品に囲まれる嬉しさと高揚感もあってそれまでの疲れも吹き飛ばせるのだが4日目になると疲れを感じ始める。今回の場合は昨日までの盛況が一段落した影響もあった気がする。しかし、それを超えると残り少なくなって終わる寂しさが勝り疲れを忘れさせてしまう。とにかくあと2日になった。
23-6-30





















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