隣町の作品置き場で立体作品の解体。何度も処分しているがまだ終わりは見えない。よくこんなに作ったものだと思いながら作業していた。年齢によるエネルギーの差がそう感じさせるのだろう。ベニヤを利用したパネルの大きな作品はチェーンソーで断裁したので瞬く間に進んだがアクリルの方は再利用も考えているので解体に結構手間取った。この作業はまだまだ続く。
22-9-11
新聞のない寂しい朝。新聞の代わりにとテレビを付けてチャンネルを替えてみても見たいものはなく早々に諦めて消した。ネットも見たいものにたどり着くのが大変なので朝はほとんど見ない。そんなわけで窓からの風景を眺めながらのいつものトーストとコーヒーの朝食になった。快晴でなかったのが幸いして雲の流れと変化を見つめての朝食はそれなりに楽しめた。続く。
22-9-12
同じところの雲をじーっと眺めてその変化をみようとしても中々わかりづらい。それなのにわずか10秒でも目を離して再び見ると違いがはっきりわかる。ここが面白い。連続しているとわからないものもコマ切れだとよくわかるのだ。切り取られると残像が残るけれど連続だとそれがないためあやふやになるのだろう。世の中の変化も同じようにしっかり切り取る必要がある。
22-9-13
ガラケーからスマホに替えて1年が過ぎた。最初の２ヶ月程はスマホの機能を知るために電話サポートを何回も利用していたが使う範囲が決まってくると次第に減っていき３ヶ月後にはほとんど掛けなくなった。スマホで嬉しいのは写真が綺麗で大きい、最新のニュースが見られる、検索で調べられるなどいくつかあるが利用している機能は未だにほんの一部に限られている。
22-9-14
2度目の高齢者講座『絵を描こう』が無事終了。慣れのせいもあり前回よりずっと余裕でできてホッとした。そうできたもうひとつの理由は会場となっている区民センターの職員に1回目の終了後に「5年振りで少し緊張した」と話したら「え、先生でも緊張することあるんですか」と驚かれたこと。そのひとことで『いつもと一緒でいいんだ』と気付き気楽になれたのも影響している。
22-9-15
今日は講習を受ける側に。高齢者の運転免許の更新には運転を含めた講習が必須になりそれを自動車教習所で受けた。友人に内容を聞いていたので大して心配はなかったがここ3年は軽トラしか運転しておらず普通車の感覚がすぐ蘇るかは気になっていた。でも、それは杞憂で済んだ。ひとつ昔と違っていて戸惑ったのはボンネットが見えず最前部を認識しずらかったこと。
22-9-16
続き。乗ってた車は中古車か譲り受けたものばかりで新車の運転体験は一度もない。つまり、その時代の先端の車の運転は数えるほどしかしてない。教習車が何年物かは知らないが最新のはず。せっかくそれに乗れたのに15分弱の運転では物足りない気がした。やっぱり運転は楽しい。運転は問題なしだったが一度停止線を少しはみ出たと指摘され、やっぱりなと思った。
22-9-17
他人事ながら辛いだろうなと感じてしまう家々。そこは度々通る道なので以前からの光景も知っていてその変貌に驚く。それが離れた場所の２カ所で進行している。南に面した道路側にあった家が解体されその横の空き地も使った４階建ての大きな建物が姿を現したのだ。その後ろの家々との距離は３ｍほどしかないようだから陽がまったく入らなくなったに違いない・・・。
22-9-18
信じられない信じたくない知らせ。それは昨日の夕方に電話で届いた。受け入れたくない気持ちが強過ぎて昨晩の『ひとこと』に書く気にはなれなかった。ずっと親しくしていた友人が突然亡くなってしまったというのだ。今月1日にはふたりで居酒屋とスナックを回り楽しく飲んでいたというのに。今はまだ信じられない気持ちが強いので悲しみより驚きの方が大きい。続く。
22-9-19
でも、時間の経過と共に本当だと認識させられ喪失感と悲しみの方が増していくのが怖い。友人の彼とは不思議な縁があり最初の出会いは芸大受験のために泊まったホテルで次は教育大の入学直後だった。卒業後も何かと共通点が多く支え合い助け合う関係でもあった。制作はもちろん朝日カルチャー講師では40年重なり個人の絵画教室も互いに長年開いてきた。続く。
22-9-20
