『ある日のひとこと』

『ある日のひとこと』 21-8-11〜20

予想通りオリンピックのマラソンを沿道で観戦する人は大勢いた。そんな人達の中には「少ないと思ったから来た」と言う人が必ずいる。それならすぐに帰るかと思いきや「せっかく来たんだから」と集団に加わってしまう。人口の少ない町ならまだしも、大都会の札幌では同じように考える人が大勢いても不思議でない。そこはわかっていたはずなのについつい言い訳をする。
21-8-11


市役所の機敏な対応。自宅から地下鉄駅に向かうとき通る歩道にマンションの植木が50㎝近くもはみ出ている場所があり通行の妨げになっていることを火曜の午後に伝えた。それに対して「現場を調べた上で問題があれば指導します」との返事だった。どのくらい掛かるのだろうと思っていたら、今日(木曜)「23日には剪定するとのことです」と電話が入った。嬉しい誤算。
21-8-12


オリンピックは大震災とはまったく関係なく、コロナに打ち勝つどころか拡大させた証の大会となった。そもそも何が何でも開催を持ち込み開催にこぎ着けるために利用した命題であって本気でそれを目指したわけではない。この結果に対する反省の弁が関係者から一切聞こえてこないのがそれを証明している。オリンピックと拡大は関係ないなどと言うからさらに拡大する。
21-8-13


個展を終えて約2週間が過ぎた。今はブログでの個展の報告と礼状の投函も終え、ようやく一息つけるようになりホッとしている。何より大きいのは個展で今の自分の存在をしっかり確認できたことにある。これがあるかないかによって心の落ち着き具合はまったく違う。作品は鏡に写る自分のようなもので、それとじっくり対面し対話する時と場としても個展は大切なのだ。
21-8-14


昨晩は10時に横になり多分15分後には眠り今朝5時に目覚めトイレに行った後、もう少しだけ寝ようと再び布団に戻った。眠気を強く感じたわけではなかったのに次に目が覚めたのは何と8時。せいぜい1時間のつもりが3時間にもなっていたとはびっくり。個展だけでなく長い猛暑の疲れも溜まっていたのだろう。昨日書いたように個展の関わりからの解放も影響したのかも。
21-8-15


公園の丘の緑がこの前の大雨のおかげで半分程復活。ようやく夏の風景に戻った感じがする。でも、すぐ横の桜の木は日一日と黄色味を増して秋への準備を進めている。過去にはお盆が過ぎたら半袖では無理なんて言われていたのにまだまだ出番がありそうだ。ふと頭に浮かんだのは盆踊り。昨年に続き今年もあのかわいい唄が聞こえてこない。季節感が失われる寂しさ。
21-8-16


部屋での月見。これまで気付かずにいたけれど、今日の日の入り後の夕方に初めて部屋からの月を見つけた。たまたま暗くなってもカーテンを閉めずにいたことと外に目をやれる低い椅子に座っていたおかげだった。これまでもあったのに気付かなかったのか、この季節になって見える位置に来たのかは天文に疎いのでわからない。ともかく新たな楽しみが増えて喜んでいる。
21-8-17


自宅への帰り道にある公園のベンチでのんびり少年野球を眺めていると子供の頃の自分を思い出す。小学生の頃は野球でなくソフトボールで人数が少ない時は三角ベースだったがとにかく楽しかった。そして中学の3年間は野球部で休日以外は毎日のように部活に明け暮れていた。実戦練習より体力作りの方が記憶により多く残っている。基礎体力はここで作られたと思う。
21-8-18


続き。このベンチは帰り道の3分の2の辺りにあるのもちょうどいい。猛暑続きだった頃は木陰での涼と水分補給をする格好の場所になってくれた。その上少年野球(上手な少女も一人いた)も楽しめた。今では心の和む気に入りのベンチになっている。暑いから疲れたから休むというだけでなく、ただぼーっとしながらゆったりとした時間を過ごせる場所にもしていきたい。
21-8-19


予想していた通りコロナの感染者が爆発的にそれも全国的に増えている。オリンピックの開催期間の影響が出るときと重なっているというのに、ここに至ってなお政府と関係者はコロナの拡大とオリンピックは関係ないと主張する。オリンピックのためだった連休には多くの人達が外出し往来していたにも関わらずである。ならば、この拡大の原因は何だと説明するのだろう。
21-8-20
















名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「『ある日のひとこと』21-7-1〜8-31」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事