なまえ香の詩ことば☆

清々しく言葉のリズム詩ブログ。
詠んでくださる方がわくわく躍動になりますように☆

五月雨(さみだれ)と梅雨ことば

2022-05-31 09:12:55 | 私のなまえ香~調香師の詩~


五月雨(さみだれ)ことば

 

ごがつのあめと、書いて

和語「さみだれ」

日本語のならではの美しい音色がします。

 

陰暦5月ごろからの長雨、梅雨のことで、2つの名前があります。

「五月雨」と「梅雨」

五月雨は、雨そのものを指し、梅雨は、降る時季をさしています。

梅雨に入る、梅雨明けなどよく使います。

 

「さみだれ」も「つゆ」も

古代から和語(やまとことば)を活用し

日本語独特の美を表現したのでしょうか。

 

梅雨は、梅の実が熟してくるころの雨ですし

五月雨・る(サミダ・ル)にちなんで、旧暦5月の雨の五月雨

 

「さみだれ」と「つゆ」

言葉の表情からも捉えてみました♪

 

 

さみだれは、大衆感覚をしっかりともった表情を捉えていて、

雨そのものの音やリズムを表現するかのように賑やかな音を捉え、躍動ある響きをもっております。

じっとり勢いよく降る雨、しとしとと降る雨など動きも捉えています。

 

つゆは、清らかでほんのり優雅に情緒あふれる表情です。

この時期がきたという安心感でしょうか、陰ならではの静の響きが溢れています。

五月雨と違って、動き無く梅雨の表情を純粋かつ素直に伝えてくれるような音色です。

 

五月(旧暦)の夜は暗いと言い伝えらえる空間も見え隠れするように、

どちらも奥ゆきと曖昧さは同じように捉えられています。

 

 

さみだれは賑わいのある人で、つゆはほっとおちつく人のような感じ

 

対照的な響きが、寄り添って独特の美し香しさが

きこえてきそうです。

 

 

暑さそして湿度など変化しやすい季節変わり目

ご慈愛くださいませ。

 

 

大切な人への贈り物 お誕生日プレゼント

なまえ香

 

 

あなたの名前で香りを創るなまえ香おためし香オーダーフォームです/ご不明点はお気軽に問い合わせくださいませ

 

 

 

 

なまえ香~あなたの名前で香を創ります~ | LINE Official Account

 

 

 

<iframe src="https://blog.goo.ne.jp/embed/basket/iframe?pid=5VWEQTjrpRhLaAOtF09u" width="100%" height="258" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no"></iframe>

 


穀雨ことば・・二十四節気2022

2022-04-22 21:41:32 | 私のなまえ香~調香師の詩~

穀雨(こくう)

のことば

 

二十四節気の1つ

4月20日から5月4日くらいまでの時節。

 

春雨降りて、百穀を生化すればなり

(暦便覧より)

 

 

天からの恵み

しっとりと穀物を潤す雨は

草葉木苗に

そして地へエネルギーを浴びせるために、

 

神業の担い手となる

農家さんたちとの共同作業でしょうか

 

 

芯のある雨脚、そして音

必要かつ自然たる循環のひとつは

私たちにとっても大切なこと・・・

 

 

「こくう」

言葉の響きからも捉えてみました☆

 

 

非常に複雑で、曖昧な表情をもちながら、

単純な音が響きわたる。

 

陰なる支えの音が優美で、ふーっと放たれる

合理的表情をもち、恵み拡がる雨と大地奏でる音へと通じるようです。

 

 

老若男女すべて平和に仲良くと

共生ともなる響きをもっていて、

古代歴史つながる

穀の豊穣を支えてくださっている 

神秘の音も捉えられていました。

 

 

 

日常、田にはご年配方たちが労尽くしてくださっています。

 

生命を育てくださる光景そして笑みの姿に感謝

 

 

「こくう」の音色からもみえているようです。

 

 

 

 

ひそやかに降る「春の雨(はるのあめ)」

春の雨より強めに降る「春雨(はるさめ)」

微かに違いある、この情景

 

日本の言葉ならではの

観て感じることができます。

 

 

 

上品で美しい黄金比たる青々した緑田の香しさと

風情ある匂いが伝わるはじまり。

 

冷たくも鋭くもない春の雨は、

なんとなく優しい。

 

雨は、すぐれないけど、意味ある雨をゆるしてみよ

 

こころ潤すときと なりますように。

 

 

【なまえ香 季節限定「夏」へ香袋 変わります】

 

 

 

 


うららかことば

2022-04-14 10:05:55 | 私のなまえ香~調香師の詩~

うららかは、

日の光が明るく、のどかなこと

その明るいエネルギーと、和らぎのある心地が伝わってきて、

自然に笑みになる不思議な感覚。

 

春うららかなりです。

 

うららかは、「あたたかな」言葉とならび

あたたか、うららか、ぬくし等

それぞれの言葉の音に秘められた繊細な表情が

美しくも、時空間を仕上げてくださいます。

 

うららか言葉の表情からみてみました♪

 

 

 

流れるような音の連なり、そして誰もが親しみをもつような響き

若者からご年配まで、歩調よく明るい心地になるように

表情が捉えられていました。

そして、あたたかは、うららかと、ほぼ同じ響きをもっていて

独特な音色を捉えつつも、地に足つけ現実的な音も込められていて。

 

明るいといえども表情は、多種多様

明るくも内に秘めた悲しみや、

明るくもより愉しさが高まっていたり・・

それぞれの表情に、余韻や、間が見え隠れしながらも

 

 

美しくも、行く春よ

 

 

和らぎと流れゆく先の香しさがします。

 

 

 

季節変わり目、体調大事くださいませ。

 

 

 

【写真は、なまえ香オーダーメイド季節限定夏香袋

まもなく「夏」に代わります】

青葉あふれ、緑

 

 


ソメイヨシノことば

2022-04-06 20:01:57 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

薄いベビーピンク色を思い、わくわくするようなときめきを感じます。

染井吉野(そめいよしの)

 

明治以降にソメイヨシノが登場し、毎年必ずや満開となって

私たちを安心くださいます。

 

そめいよしの  言葉の表情からみてみました♪

 

安心といいますか安定した存在感として表情からも捉えています。

清らかなゆらぎ、神秘言葉の響きそめいよしの。

 

繊細な花ひらの色とかたち、

春光が桜の美を高め、上品に佇む夜の桜。

曖昧でためらう情緒は、さぞや今宵に散るか散らぬか・・

夜風と共に、天へ舞うか、乗らぬか・・

戸惑ふ姿見のある情景が響きあふれています。

 

 

高貴な響きを引き立て、日本人祖先伝来たる美しさ奏でる表情も捉えていて

玉響(たまゆら)たるようにきこえてきます。

清々しいかと思えば、優雅で落ち着いた香しさが


ひとひら感じる匂い・・

その放つ匂いが、散り際へと誘うような、春の終わりに相応しい

刹那の匂いがします。

 

 

 

 

 

あなたの名前で香を創るオーダーメイド

なまえ香

お誕生日プレゼント

母の日も

 

 

 

 


桜(さくら)のことば

2022-04-02 12:34:19 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

桜は、

朝桜   夕桜    夜桜

それぞれの桜の姿かたちは、花舞台。

 

言葉なくとも、弾む心地へと誘ってくださいます♪

 

 

何時の 桜がお好きですか。

 

 

繊細な花ひらの色とかたち

春光が桜の美を高め、上品に佇む 夜の桜・・・

 

 

桜のことばの響きからみてみました♪

 

 


庶民的感覚をもつ、親しみやすいことば「さくら」

何気なく日常に寄り添うように、

心弾む表情の情緒が捉えられています。

 

純粋な音は、古代日本の深い心情から紡ぎ、

情緒ほころぶ、ワクワクする振動と囁かれます

 

 

桜は、バラ科のサクラ属の落葉高木のことで

山桜、そして明治以降からソメイヨシノもひろまって

数百も存在するようです。

 

 

桜は、昔むかしから、農作業の始まり目安としていました。

広がる田と奏であうように桜開花

そして満開へ、春光も喜び溢れるような匂いがします。

 

山は、桜の神さま、仏さま

吉野山の桜の美をも 思い起こされます。

場面かわって、

川沿いに美しく広がる桜並木

花吹雪や花曇り、花いかだ さまざまな情景が画となります。

 

桜木は根を強く張り大地強くしてくれるようで、

土砂防止などの役目ともされているということも聞いたことがあります。

 

日本古代の先人の優しさと厳しさ

知恵がより美しくしてくださって。

 

桜の手入れをする人たちの存在も、見えなくとも、感じる桜です。

 

 

花冷えともなります、ご体調整えてくださいませ

 

 

桜のことば。

 

 

 

なまえ香、あなたの名前で香を創るオンリーワン、オーダーメイドブランド

 

 

 


春分はじまりのことば。

2022-03-25 19:22:28 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

春分

シュンブン

 

二十四節気のことば

3月21日から

朝夜の時間が、ほぼ同じになる始まり   お彼岸さんの中日となります。

 

時のながれを、私たち祖先

そして太古平安は

太陽太陰暦を用いていて

節気はじまり継ぐ行事は

区切りとしても 大切にしていたそうです。

 

自然と共に時間を刻んでいたからでしょうか。

 

 

ぽかぽかと、幾日があり、桜も開きはじめましたが、

しばし、春寒となっております。

 

 

おからだ   ご自愛くださいませ。

 

 

桜色、ベビーピンク、甚三紅、桜のかさね・・

 

あえかなる心地よ、解き放て。

 

凛とした心もちに、柔らかさを纏い    

うららかなる音色の時節。

 

 

春分(しゅんぶん)

言葉の音の表情をみてみました♪

 

 

 

 

清々しくも強く躍動溢れる音たてながら

終わり終わらぬも・・冬の余韻に後ろ髪ひかれながら

彼岸の中日と共に、

神秘みえない存在から音がきこえてきそうです。

 

複雑な情緒が交差する響きを捉えつつも、

心身ひきしまるような

凛々しき響き。

 

 

ふと、春嵐は、知らせのよう。

 

 

奏でる春の音は、みな平等で

春の色濃いも薄いも、本来は同じ。

 

 

微かな感覚で、

美しく感じたり、

喜びとなり、感謝となるように

 

沈黙が、引き立てる   香しさ

上品な響きがきこえてきます。

 

 

仕立てる香も、ことばのリズムも

心晴れやかとなりますように

 

 

ほんの渋みたる香しさが、

あなただけの奥ゆきと深みの美と

なりますように。

 

 

春分のことば。

 

 


 

【写真は、伊勢志摩の大慈寺の河津桜

いつもお世話くださる方が送ってくださいました♪

もう今頃は、満開でしょうか~】

 

 

 


名前の音から香を創る

オーダーメイド   なまえ香

 

 

マルシェル(Marchel) | なまえ香さんの商品一覧

 

 

 


雨香のことば

2022-03-18 14:49:25 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 


雨が降り出す少し前に、

草木土や道、風などが、雨の匂いを伝えてくれる。

 

雨の匂いと、

五感が一体する心地よい瞬間でしょうか。

 

時々、微かな花の香りが添えられ

雨の始まりの匂いのこと

雨香(うこう)。

 

 

季節問わず、雨が降る前の匂いは様々。

その匂いまたは香りがおもしろいものです。

 

香りは、花のことを指していて、雨香

 

この雨香(うこう)の言葉の響きをみてみました♪

 

 

わかりやすい単純な表情も捉えられていて

安らぎと優雅な風情をもちながらも、

波動運ぶ、静けさの前触れの知らせとなりましょうか。

 

現実的かつ合理的な音も捉えられ、

その一部に花の香りが

優雅に存在を高める響きがします。

 

大らかに包みこむ表情は、雨の始まりを誘って

きこえてきます。

 

 

止まれど雨

 

その雨に秘められた、わずかな香しさに

何か気づきが添えられていそうです。

 

 

 

また新たな香しさそして匂いが学びになりました♪

五感を研ぎ澄ます

雨香のことば

 

 

【写真はオーダーメイドなまえ香 通常】

 

 

 


プレゼント・贈答品ランキング
詩・ポエムランキング


香しいことば&ありがとう香も販売お知らせ

2022-03-08 08:36:03 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

美しい花とかぐわしい香りは、
神に通じる力をもっている。と、孔子の言葉

 

孔子は、蘭の花を愛したそうです。

論語の孔子さん。

 

花は香り

雰囲気は匂い

 

ここちよい匂いは、


澄んだ空気、傍の木々や森
緑、水、せせらぎ・・川の音

季節の花、繊細な草木。

 

 
何気ない景と、ゆるやかに高まりあって香を創る。

 


 
匂い、音、雰囲気
名前・・・

 

風と、みえない流れをも意識し、

その土地の奥ゆきある物語も

あなたの名前と共に、仕立てさせていただきます。

 

 

高まりあって、伝わりますように.

 


オーダーメイド
あなたの名前で香を創ります
なまえ香
https://namaekou.jp/shop
 

 

 

 

ありがとうの香

gooマルシェでも販売させていただくことになりました。

 

ひと折り、ひとつずつ手作り調合しています。

プレゼントに添えたり

お手紙と一緒に

もちろんご自身づかいにもご活用くださいませ

 

 

 

 

 

あなたの名前から香を仕立てるオーダーメイド

 

 

なまえ香 ものがたり

はじまりの音

 

 


椿のことば

2022-03-01 12:05:23 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 


椿咲く今もなお、

雪と頬寄せ合うように

 

椿(つばき)のことば

 

2月19日から 二十四節気、 雨水はじまって

雪解け水がコトコトと流れきこえてきますでしょうか

 

 

いつも読んでくださって ありがとうございます。

いかがお過ごしですか。

 

 

 

椿は、春の事ぶれの花の意味。

椿は、春の木。

 

 

つらつら椿、花椿、紅椿、白椿

いろんな椿が連想されます

 

 

そして、言葉の表情からも、みてみました

 

 

「つらつらつばき」と「つばき」

 

 

「つばき」tsubaki

すがすがしくも爽やかな響きが波紋のように描かれて

その余韻がさっぱりと弧高な音となって表現しています。

 

凛々しくも清らかに神秘とも感じるよな

潔き音がし

残り冬の面影の匂いも感じます

 

そして、

「つらつらつばき」tsuratsuratsubaki

 

つらつら~と心地よいリズムによって

癒しを捉えあたたかみのある表情がこちらにはあります。

 

 

優雅な感じは陰を奏で、

その中に純粋な情緒が秘められていて

やすらぎある余韻へと匂いが伝ってきます。

 

 

下を向いて落ちない椿

異質な動きなき動きとして、

両方のことばの音に捉えられています。

 

個性といいましょうか、存在感でしょうか。

 

 

つばきは、潔くて

つらつらつばきは、奥ゆきを感じます

 

 

 

ほんの微かな音、 些細な声、刹那の匂い

言葉にならない奥ゆきが

 

みえない香りとなって、気づかせてくれます。

 

 

 
心身だいじくださいませ

 

 

 

 


2月おためし香「梅」の香りお手元へ

2022-02-15 09:48:28 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

なまえ香ならではの香しさを

まずはお試しをしてみたいという方へと

おためし香

 

2014年からはじめて、はや数年となりました。

 ご愛香ありがとうございます。

 

 

和紙でひと折りずつ折って、香をお包みしています

2月は、お着物さんもご一緒させていただいています。

 

 

 

 

日本の言葉のしらべ

(※しらべとは音や響きのこと)から

明暗、陰陽そして情緒、強さ弱さなどを

数字で捉えて

数種類の香で配分しながら、手作りで調合し

香と相性よき和紙に包んで

香メッセージに添えてお送りしています。

 

 

なまえ香の主であります、名前で香を創るオーダーメイドと同じものを

お試しいただいてイメージをつかんでいただけますと幸いです。

 

 

 

梅は、木の名、

季節は春の香り高く天へ舞うような花の匂いが素敵ですね

 

うめの言葉の表情から、まるみたる響きをもち、

表面の音からも姿かたちが捉えられています。

 

世紀を超えて、

今もなお変わらずとも梅の花が咲き誇る仕草

言葉の表情にある情緒からも

しっかりと捉えられているようです。

 

 

古代は白梅、そして万葉から紅梅もあらわれ、美しき匂いがあふれる空間は

今も変わらず。

 

ふっくらとした香しさになりました。

 

 

このように、ことばや香の内容も、香メッセージに綴らせていただいております。

リズミカルに綴る言葉から、心清々しくなりますよう

 

香メッセージの文章もぜひ匂いと共に詠んでくださりませ

 

ご感想もいただけると嬉しいです。

とても、愉しく、仕立てるごとに感謝ばかりです。

 

 

いつもご覧くださいまして、ありがとうございます。

 

 

↓こちらは、水引梅結び