なまえ香のルンルン詩ことば

名前の響きから香を創るオーダーメイドなまえ香
大和言葉の響きをポイントに綴ることば。清々しい香が伝わりますように☆

香しいことば&ありがとう香も販売お知らせ

2022-03-08 08:36:03 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

美しい花とかぐわしい香りは、
神に通じる力をもっている。と、孔子の言葉

 

孔子は、蘭の花を愛したそうです。

論語の孔子さん。

 

花は香り

雰囲気は匂い

 

ここちよい匂いは、


澄んだ空気、傍の木々や森
緑、水、せせらぎ・・川の音

季節の花、繊細な草木。

 

 
何気ない景と、ゆるやかに高まりあって香を創る。

 


 
匂い、音、雰囲気
名前・・・

 

風と、みえない流れをも意識し、

その土地の奥ゆきある物語も

あなたの名前と共に、仕立てさせていただきます。

 

 

高まりあって、伝わりますように.

 


オーダーメイド
あなたの名前で香を創ります
なまえ香
https://namaekou.jp/shop
 

 

 

 

ありがとうの香

gooマルシェでも販売させていただくことになりました。

 

ひと折り、ひとつずつ手作り調合しています。

プレゼントに添えたり

お手紙と一緒に

もちろんご自身づかいにもご活用くださいませ

 

 

 

 

 

あなたの名前から香を仕立てるオーダーメイド

 

 

なまえ香 ものがたり

はじまりの音

 

 

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椿のことば

2022-03-01 12:05:23 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 


椿咲く今もなお、

雪と頬寄せ合うように

 

椿(つばき)のことば

 

2月19日から 二十四節気、 雨水はじまって

雪解け水がコトコトと流れきこえてきますでしょうか

 

 

いつも読んでくださって ありがとうございます。

いかがお過ごしですか。

 

 

 

椿は、春の事ぶれの花の意味。

椿は、春の木。

 

 

つらつら椿、花椿、紅椿、白椿

いろんな椿が連想されます

 

 

そして、言葉の表情からも、みてみました

 

 

「つらつらつばき」と「つばき」

 

 

「つばき」tsubaki

すがすがしくも爽やかな響きが波紋のように描かれて

その余韻がさっぱりと弧高な音となって表現しています。

 

凛々しくも清らかに神秘とも感じるよな

潔き音がし

残り冬の面影の匂いも感じます

 

そして、

「つらつらつばき」tsuratsuratsubaki

 

つらつら~と心地よいリズムによって

癒しを捉えあたたかみのある表情がこちらにはあります。

 

 

優雅な感じは陰を奏で、

その中に純粋な情緒が秘められていて

やすらぎある余韻へと匂いが伝ってきます。

 

 

下を向いて落ちない椿

異質な動きなき動きとして、

両方のことばの音に捉えられています。

 

個性といいましょうか、存在感でしょうか。

 

 

つばきは、潔くて

つらつらつばきは、奥ゆきを感じます

 

 

 

ほんの微かな音、 些細な声、刹那の匂い

言葉にならない奥ゆきが

 

みえない香りとなって、気づかせてくれます。

 

 

 
心身だいじくださいませ

 

 

 

 

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2月おためし香「梅」の香りお手元へ

2022-02-15 09:48:28 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

なまえ香ならではの香しさを

まずはお試しをしてみたいという方へと

おためし香

 

2014年からはじめて、はや数年となりました。

 ご愛香ありがとうございます。

 

 

和紙でひと折りずつ折って、香をお包みしています

2月は、お着物さんもご一緒させていただいています。

 

 

 

 

日本の言葉のしらべ

(※しらべとは音や響きのこと)から

明暗、陰陽そして情緒、強さ弱さなどを

数字で捉えて

数種類の香で配分しながら、手作りで調合し

香と相性よき和紙に包んで

香メッセージに添えてお送りしています。

 

 

なまえ香の主であります、名前で香を創るオーダーメイドと同じものを

お試しいただいてイメージをつかんでいただけますと幸いです。

 

 

 

梅は、木の名、

季節は春の香り高く天へ舞うような花の匂いが素敵ですね

 

うめの言葉の表情から、まるみたる響きをもち、

表面の音からも姿かたちが捉えられています。

 

世紀を超えて、

今もなお変わらずとも梅の花が咲き誇る仕草

言葉の表情にある情緒からも

しっかりと捉えられているようです。

 

 

古代は白梅、そして万葉から紅梅もあらわれ、美しき匂いがあふれる空間は

今も変わらず。

 

ふっくらとした香しさになりました。

 

 

このように、ことばや香の内容も、香メッセージに綴らせていただいております。

リズミカルに綴る言葉から、心清々しくなりますよう

 

香メッセージの文章もぜひ匂いと共に詠んでくださりませ

 

ご感想もいただけると嬉しいです。

とても、愉しく、仕立てるごとに感謝ばかりです。

 

 

いつもご覧くださいまして、ありがとうございます。

 

 

↓こちらは、水引梅結び

 

 

 

 

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好雨のことば・・香り

2022-02-13 15:45:46 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

好雨は、こ-う

 

ちょうどいい時機に降り始めた

春の夜雨のこと

 

少しずつ春へ

 

 

有名な詩人杜甫の詩にも、

”春夜雨喜”

いい時機の雨を詠んでいます。

 

静かで、やわらかな・・生命の息吹がきこえてきそうな雨音♪

 

「雨」は、涙のたとえとも考えられていた古代

 

 

日本人と雨は、

古くから生活にもかかせない合図や知らせという神聖な存在。

 

特に春の雨は美しく、

和歌にもよく詠まれているそうです。

 

 

 

好雨(こーう)

言葉の響きからも捉えてみました。

 

 

 

落ち着いた表情の中に、上品さも秘められ

美しい音色となって反射する、

雨の輝やう光が明るく、暗く、響きます。

 

 

一瞬で消えゆく雨、雨脚、

輪唱のように安らかな音へ、程よい強さと弱さが唱えとなって

好雨の表情も捉えます♪

 

優雅に、上品に、恵みの雨となるのでしょうか

流れるように匂い立つ麗しき香がします。

 

 

地へ程よく恵みよく、重なりあって

まもなく春立ちます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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春立ちて、春の雪ことば(音声のせました)

2022-02-09 20:05:52 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

春立ちて、立春もはじまりましたが、

寒さ深まる春の雪が続きます。

いつもブログ読んでくださいまして、ありがとうございます

 

 

立春(りっしゅん)の言葉は、

軽やかに躍動し、蠢く響きあふれるような表情あるように

春の言葉の調べには動き始める表情がどれも
秘めているようです。

 


2月4日から始まった立春、
この日を年の初めともされた古代

陰陽五行などがそれにあたります。

 

 


”春の気 立つを以って也”
この言葉をご存じの方もいらっしゃるかと思いますが
二十四節気暦便覧からとなります。

 

俳句では、春の季語となっておりまして
その他にも

「春立つ」「春来る」「立春大吉」もあります。

 


それぞれに、音やリズムの流れをもち、繊細な情景や場面をより美しく、

読み手が想像しやすいように言葉選びをしていく楽しさがあります。

 

春立つとなっていましても、降りしきる雪が

春の雪として、少し趣と共に誘ってくださいます。

 


春ならではの、

雪の果(ゆきのけて)別名 別れ雪、

最後の雪

 


はだれ雪、別名  はだら雪 
降ったあとの少しの間、点々とまだらにのこる春ならではの雪

 

それぞれ、描かれる景に   春立つ中の春の雪

 

梅の花もほろほろと咲き見受けられ

春来るしらせとして、香りを通じて伝わってきます。

 

春の香りそして匂い

今、ここに

また、新たな香りをおしえてくださいました。

 

 

 

大切な人への贈り物

あなたの名前で香を創るオーダーメイド

なまえ香

 

 

音声で聴く↓

https://u8kv3.app.goo.gl/JtCHs

 

 

 

 

 

 

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大寒(だいかん)ことば<音声付けました>

2022-01-27 22:07:34 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

大寒

(だいかん)

 

寒中お見舞い申し上げます

 

1月21日ごろ二十四節気のひとつ

「大寒」は、

北風も吹き、雪もひどく、はげしくなることから

大寒と呼ばれ、冬も本格的となりますよ~と、

古代の人たちから、伝えてくださっている言葉のよう。

 

大寒(だいかん)は、

他に寒(かん)という言葉もあり

2月4日までの春はじまりまでを表現。

 

 

ことばの表情からも捉えてみました

 

すっきりとした表情と共に、

奥深くも静と動が行き交う音が捉えられています。

そう、

雪(ゆき)のことばにもある優雅さや神秘たる響きと、

ぬくもりも同じように見え隠れしているような感じ。

 

 

そして「ん」は、運めぐるともされますが、

単音でない、「だいかん」音の連なりと響きあいによって

この時節の詩情を高め、雪舞うように音色がきこえてくるように

奏でているのです。

 

 

 

なまえ香の考える

音や響きとは耳障りのいい音の流れではなく

その言葉に秘められた「こころ」に

ふさわしい音表情を持つ「才華」と捉えた考え方です。

 

 

しんしんと降る雪の匂い・・

冷え切った頬を伝う風の香りと、冬木包まれゆく

寒の香りがします。

 

 

乾燥しやすい時期ご自愛くださいませ

 

 

音声はこちら(3分42秒)

https://u8kv3.app.goo.gl/v5aHh

 

 

あなたの名前から香を創るオーダーメイド

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あふれる南天

2022-01-17 09:39:57 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

 

縁起よき、難も転じるとされる南天

災いあっても、最後には福を掴むとされています。

 

 

心新たな年に相応しくも、お上品な存在

 

 

たくさん庭に咲く南天さんちょうだいしました

御裾分けもして、あちこち南天さんも喜んでいそうです

 

 

「南天の実」は、秋のことば季語

「南天の花」は、夏のことば季語

日本のことばの繊細さが、伝わってくる季節の言葉♪

 

 

延命長寿の想い秘められた南天は、

箸として、お守りとして作られていたそうです。

 

 

そして、南天文として、お着物や帯、漆器に用いられ

災いから守る、何があっても福となるのです。

 

 

 

なまえ香の当初からの香袋に南天文を載せています

災いあっても、福となり

青海波が未来永却を、そして新しく飛翔ものせて。

 

 

澄みきった匂いがする南天さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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こぞ・・のことば

2022-01-12 17:25:30 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

こぞは、

「去年・昨年」の古語

 

 

こぞゆきし、こぞゆかれし・・

そっと、もの語りを添えるような、やさしい音がきこえてきます。

 

その音には、悲しみや苦しみ喜びや楽しみ

たくさんの出来事が、曲線となって重なりあって

聴こえ伝わってきます。

 

こぞ。

現在は、きょねんと呼び、聞きます。

 

こぞ、

言葉の表情からも捉えてみました

 

過ぎゆく時間は、美ともなり。

永遠に変わらない、安定した響きをもつように

懐かしさ、思い出と繋がるような表情も捉えています。

 

きょねんは、

現代的そして合理的で複雑さにある様々な曖昧さ。

業務的な言葉として一般的である表情も捉えているようです。

 

 

 

こぞは、古代コードのような秘められた時空の余韻

そして

こぞは、日本の繊細な匂いに相応しい。

 

風運ぶ香りの中に、匂う情景や心の機微を呼び起こし

陰影にある光射す風の余韻に気づきを

 

香りだけでないその人だけの香りと共に

美しくも繊細に

今という現実に調和していきますように。

 

 

 

 

 

 

あなたの名前で香を創ります

オーダーメイド

なまえ香

 

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しずれのことば

2021-12-30 10:56:57 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

しずれ、真白し。

しずれ雪

 

雪の景のひとつ。

 

 

しずれ雪は、

別の名   しずり雪

屋根や木の枝から落ちる雪

 

 

雪の降る夜は、しんとしている。

 

耳を澄ますことなく、

静音ひろがり放つ

雑音や汚音を、底辺から解かし消すような感じ。

 

 

古代より、雪は「豊年の端(しるし)』とされて

ミカンが黄色になり、サケが群がりはじめる

自然の流れと生命の動きも雪の合図

 

 

まだらに消え残った、まだら雪

 

それぞれの雪の景観に美しい名前は

降り積もる雪のように、たくさん溢れています。

 

 

 

積雪や雪道、足元ご用心くださいますように。

 

【写真は雪の香り、雪ウサギも縁起物】

 

 

 

 

 

あなたの名前で香を創るオーダーメイド

なまえ香

 

 

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冬至のことば、柚子の実を浮かべて

2021-12-22 11:10:12 | 私のなまえ香~調香師の詩~

 

 

冬至(とうじ)

12月22日からの
二十四節気の言葉

 

太陽低く昼が短くなって、夜長はじまり。

 

冬至の日、お風呂や銭湯で、

「柚子の実をお風呂に浮かべて」入浴、


ぽかぽか浮かぶこの柚子湯に入ることで、無病息災へとつながります。

 

大切なポイントは

柚子の実そのままをお風呂に浮かべる

このことを、冬至湯    柚子湯

 

湯に浮かぶ柚子の実から香りが、

お湯と、からみあう円やかな柚子の実の匂い

すこしずつ湯気も柚子の香りあふれて

身体の中から温めてくださり巡りよくなるような。

無病息災

 

 

太古この日を、年の始点としていたそうです。

太陽と時間の流れと共にした

神秘的な慣習は、長夜に相応しい

 

 

「冬至」(とうじ)
ことばの響きからも、みてみました。

動きが止まって、そして始まりのようなゼロポイント0を捉え、

まるで、夜長へ変化する状態を異質さと鋭い表情となって捉えられています。


秋の柚子の実を、湯に浮かべて~

大切な人たちの無病息災の音色も人肌ぬくもりある情緒ある響き。

 

四季移ろいと、自然の流れが交差する
優雅で、心身満ち足情景を画くように
麗しく、和やかに響きわたる音がします。

 

 

 

柚子の実は、秋の言葉
柚子湯、柚子風呂は、冬の言葉

 

1つずつ必要無駄なことは、丁寧なことで
奥ゆきがあって、実は合理的で効率的のようです。

 

何気ないものこと大切にしていきたい

 

冬日ゆるやかな、ぬくもりある香りがきこえてきます。

 

 

 

【写真は、柚子を育てているお世話になっている方からいただいたもの】

 

いい香り。

 

 

 

 

あなたの名前の響きから香を創るオーダーメイド

なまえ香

 

 

 

 

 

 

 

ちひろ 花の画集

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