穀雨(こくう)
のことば
二十四節気の1つ
4月20日から5月4日くらいまでの時節。
春雨降りて、百穀を生化すればなり
(暦便覧より)
天からの恵み
しっとりと穀物を潤す雨は
草葉木苗に
そして地へエネルギーを浴びせるために、
神業の担い手となる
農家さんたちとの共同作業でしょうか
芯のある雨脚、そして音
必要かつ自然たる循環のひとつは
私たちにとっても大切なこと・・・
「こくう」
言葉の響きからも捉えてみました☆
非常に複雑で、曖昧な表情をもちながら、
単純な音が響きわたる。
陰なる支えの音が優美で、ふーっと放たれる
合理的表情をもち、恵み拡がる雨と大地奏でる音へと通じるようです。
老若男女すべて平和に仲良くと
共生ともなる響きをもっていて、
古代歴史つながる
穀の豊穣を支えてくださっている
神秘の音も捉えられていました。
日常、田にはご年配方たちが労尽くしてくださっています。
生命を育てくださる光景そして笑みの姿に感謝
「こくう」の音色からもみえているようです。
ひそやかに降る「春の雨(はるのあめ)」
春の雨より強めに降る「春雨(はるさめ)」
微かに違いある、この情景
日本の言葉ならではの
観て感じることができます。
上品で美しい黄金比たる青々した緑田の香しさと
風情ある匂いが伝わるはじまり。
冷たくも鋭くもない春の雨は、
なんとなく優しい。
雨は、すぐれないけど、意味ある雨をゆるしてみよ
こころ潤すときと なりますように。
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