何だか疲れが出たみたい。。。
いつも朝の6時に目が覚めるのに、今日は朝8時のモーニングチャイが運ばれてくるギリギリまで寝ていた。
おとついくらいから咳が出始めた。
わたしは昔からノドが弱いので風邪はノドからくるし、花粉症も咳が出るし、
海外に行くと大抵日本より乾燥してるので、ノドをやられる。
それで昨晩から殆んど声が出なくなった。出しても、超・ハスキーボイス!
咳が止まらないと体力も消耗して疲れちゃった。(´・Д・)」
それで遅起きになったかな。
わたしのお部屋
深緑色のブランケットはよく、インドのお爺さんが防寒マントとして肩に巻いてるシブいやつ。バザールでなるべくコンパクトになるブランケットを探してこれを見つけた。150ルピー(300円)
安宿なので、日本の宿の基準からすればかなりきたない、と言うよりボロい。
でも暗い感じがないので悪くありません。
安いブランケットを手に入れて、ようやく朝も暖かく眠れるようになったのかも。
だんだん、ココでの生活用品が増えてる(笑)。
基本的にツインなんだけど、同室だった子が先にチェンナイへ旅立って行ったので実質個室で使わせて貰ってる。
個室で静かに出来るチャンスだし、今日は1日、しっかり休むことにした。
焦る気持ちを抑えて、
ヘナもヒンディー語もレッスン類はお休み。
4日ほど、予定を入れないことにした。
午後に開いてたお絵描き教室も声が出ないから休講。
午前中は水彩画の作品作りの時間と決めてたんだけど、やっぱり寝てることにした。
声を治すには声を出さないようにしたほうが良いと思って、宿の皆とも会話は控える(日本人宿の楽しみなのですが…)
こんな事してて良いのかなと思うけど、いいのだ。
声を出さないと決めたから文章は書ける。
今までに考えたことをまとめたり、
今後の予定をじっくり考えよう。
部屋にこもる。
枕元に置いてるここら辺の神様が入ってる小さな神殿。観光で行った芸術村でお土産として買った。
カレンダーをみながら今後の勉強の予定を立てたり、
2月になったらいったんこの宿を出て、南インドを旅行したいからその計画も立てたり。
そのうち帰国してからの日本での生活や制作や、仕事の事へ考えは及ぶ。
来年の事や、再来年のことまで考える。
日本でじっくり仕事もしたいけど、まだまだ、行きたい国ややりたい事が多すぎる…
貯金を貯めることを考えなければ、プラマイゼロでやりくりして行くことは出来る気がする。まだ、老後の貯金て年じゃないし。
(でも心配なので、毎月天引きの貯蓄をしてる。この宿で手相を見れる子がいて、「金運ありますよ」と言われてホッとした)
やったことは、全てつながって『次』への肥やしになってる。損とか得じゃなくて、
ひとつひとつ日々を重ねて、
次々とアイディアを産んで行く。
そうすれば生きていける。
生き延びていければそれでいいや。しかも、好きな事やってるんだもん。
日本を立つ前、向き合わなきゃいけない困難が山積みにあって、
今年は辛い忍耐が必要な年になるかもって思ってた。年末は暗い覚悟を密かに決めていた。
でも、上手にかわせばいいような気がしてきた。忍耐しないで、かわしちゃおうかな。
逃げずに、かわす。
インドきてよかったな…日本にいたら暗いモードに落ちてたかも。
なんだか、日本にいる時はすごく自分も他人へもプレッシャーをかけてしまった。
何でだろう、自分を追い込むように社会構造がなってる気がするんだよね。。。
もちろん、わたしは旅先では仕事も責任もなく、ぶらぶらしてる気軽な身分だから言えるんだけどさ。
責任を持つことが、誇りや貢献出来ることの喜びと共にあって欲しい。
意味不明にお互いを追い込むことにするんじゃなくて。
自分のビジネスでそれを実践出来るかな。わたしは1度にたくさんのことは出来ないから、小規模でなら回せないかな。
責任から逃げずに、困難に立ち向かうより、手に余る困難ならかわしていく。
困難にがっぷりよつで戦うより、疲れたら休憩して、また取り組む。
その方向性でいこうか。
仕事でも今回のインドでも、『はじめるなら、手を付けるなら、それなりにまっとうしないと!!』って思い込みすぎてたかも。
ちゃんとやらなきゃ無駄になっちゃうみたいに?
経験上、『損得』で考えると、本当に辛くなる。(すぐ考えちゃうのだが)世の中はもともと割りに合わないし、報われないものなのだから、
ちょいちょい気を抜いて長い目で向き合うくらいでもなんとかなるのだ。
だから、だから 軽留学
にしたんだな。
生き延びれれば、それでいい。
ふぅ。
インドに来ても、どこか気持ちがここ数日ささくれてた。楽しみながらもささくれたトゲがつかえていた。
作品作りやレッスンは楽しいけど、疲れる。
毎回、楽しさと共に何処か納得いかないところもあるし。
お金かけてる分、ちゃんとやらないとと思うし。。。
宿の生活もちょっと気になることがあるとモヤモヤしちゃったり。
当初『1日千円以内で暮らそう』と思ってたけど、実際は何かと1500円くらいはかかることがわかり、節約病にかかったり。
(わたしは細かいお金にうるさい貧乏性)
なのに日本から持ってきた電化製品が壊れて買い直すとか、それだけで『出費!ショック(´Д` )』ってなってたけど、まぁ、買い直すゆうても千円くらいやし。
(その千円がインドでは大金に思える)
単純に疲れてたんかな。
個室のベットで考えを整理してたら落ち着いてきたわ。( ̄ー ̄)
特にわたしって、どうもお金の事に寛容さが無い。
かえって辛くなることがあるね。ウジウジするらいなら、ぱぁっと使ったほうが良いのだ。たいした額じゃないんだし。
学生時代、大学の先生がご自身が貧乏だった頃の話として、
『学生結婚して貧乏でただでさえ金欠の日に、友人が泊まりに来て、苦しいなぁと思ったけど、奥さんが「今日はすき焼きするぞ!」って言った。あれはやってよかった』
って話を思い出す。
学生のころその話をきいて、よく意味がわからなかった。見栄を張ったという意味ではないことだけはわかってたけど。
今なら少しわかる気がする。貧乏性で苦しむくらいならお金を投げた方がいい。
しかも他人にすき焼き食わせるくらい、したほうがいい。
わたしも節約病にかかっていたので、他人に食わせよう!!!
その前にちゃんとノドと疲れを治そうっと。
あとなんだか『自分を大切に出来ないとひとを大切に出来ない』って事も。
自分のことは大切にして良いのだ。
わがままとはまた違う。
でもわたしって空気読めないからな。
読むのがヘタでもなんとか出来る貢献の仕方を模索する人生である。
多少くうき読めなくても悪い人じゃ無いし面白いからまあいいか、と思って貰うしかないのだ…。だから出来ることで貢献しないとな。
日本人宿の生活は快適で楽しいけど、ひとりになることが少ない。
同時にふたつの事をやることが出来ないわたしは
ひとりにならないとモノが考えられないそれで息が詰まってたのかも知れない。
一人旅ならではの高揚感や、アタマが空っぽになるくらいの絶頂的な幸福感や、哲学的な閃きみたいなものはたぶん、ひとりにならないと出て来なくて、
旅先ならではのそういう閃きがまだぜんぜん訪れないことにも不満を感じてた。
(これらは偶発性なものだから期待してどうにかなるものでもないのに)
だから声が出なくてダウンしたくらいでよかったのかも。
日本でだって、もともと体力(てか精神力)あんまり根性ないのだ。
これくらいでバテるのはいつものことだ。仕方ない。
元々、躁鬱のケもあるのでソウ気味だったのが切れてきたのもあったのかも。(^_^;
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あ~4日間、のんびりして、ひとりの時間を増やそう。
明日は外歩きの元気があれば、
ここいらに一件だけあるおしゃれカフェまで歩いて、カフェメニューで贅沢して独りでこもろうかなあ。
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