今朝にちょっと調子が出てきたので、
午後からもスケッチに出かけました。
駅前の市場で、目についたバナナ屋さんを。
絵で描くと、写真で撮ってる時とは違うところに面白さを感じることが出来る(*^_^*)
バナナの下を危うく支えてるのが、割れたレンガや石ころだったり
テントもすごい危ういバランスで立ってて、鉄条網にテントのはしのヒモをくくりつけてたり。柱の竹細っ!とか。
描いてると、やっぱり次々通りすがりの人が覗きこんでくる。
でも、ぜんぜん平気。
描かれてる方も嫌がらずにニコニコしてくれる。
みに来た人も、飽きずにじっーっと側でみてたりする。
途中で、大きい牛さんが歩いて来て、目の前にどっかり座られてしまい、移動を余儀無くされる。
(観客に笑われる。)
一先ず描けたので、帰ろうかな、と思ったら、また良いモデルさん発見。
またバナナ屋さん!
バナナ屋さんカッコいい。
自転車に木になってる状態のバナナをくくりつけてるのがカッコいい。
『モデルになってくれる?』と声をかけ、
隣の食品屋さんの、コーラのボトルを入れとくプラスチックケースに勝手に腰掛けて、スケッチ開始。
ふんふん♫
暫くして、
食材ケースの回収人が、やって来て
『どいて、どいて。』
とわたしのイスにしてたケースを持って行ってしまった。
すると、モデルだったおじさんが
『コレを使え!続きを描くんだ!』
すぐにどっからか、プラスチックのちゃんとした椅子を持って来てくれた!
なんか、嬉しいね!!
この、椅子がすぐ出て来るような自由さが、インド~!!
周りに集まってた子供たちやお兄ちゃん達も、続きを期待してくれてるようだ。
まさかのインドでライブペインティング(地味w)!!!
わたしが、使っているのが、インドのどこにでもあるボールペンなので、
親しみを持ってくれたかもしれない。
見ている子供達が、マネして『昨日、外人がコレで絵を描いてたんだよー!』なんて、絵を描いてくれたりしたら、嬉しいなぁ。
『なんで、このひとバナナ屋さんなんか描いてるのかな?』
『そりゃ、ARTだからさ!!』
みたいなことを、なんか、観客達が言ってた気がするwww
描き終えたら、バナナ屋のオヤジさんが、
『よくかけた!よくかけた!いい仕事したな。
ウチのバナナは美味いよ。食べなさい。』
と、バナナをくれた。
じーん!(O_O)
おじさん喜んでくれたんだ~何よりのお駄賃だよ。
そして、なんかよくわからないけど、
『俺の仕事…!』について、アツク語り出すバナナ屋のオヤジ。
誇りある仕事の姿をよくぞ描いてくれた!みたいな?なんかすごい喜んでくれてた気がする。
硬い握手をして別れました。
程よい疲れと充実感…。(*^_^*)
それぞれ小一時間かけて描いてた。
《絵って、やっぱいいな。》
いつも、わたしは絵についてあまり自信は持てないところがある。
絵を描く人なら逆によくわかる、『絵をかけたからって何になるんだろう』みたいな気持ち。アレです。
天才ならまだしも。
でも、ときどき、こういうことがあると《絵を描いててよかったな》
と思う。
誰も褒めてくれなくたって、自分で楽しんで描けてるときはそれで最高なんだけど、
ふと我にかえったときに、『だからって何なんだろ』みたいになっちゃうんだよね。
でも、日本人宿にいたときにも、同じ宿のひとがふと、わたしが描いてるのをみて
『おれ、今まで楽器出来る人っていいなぁ、と羨ましく思ってたんだけど、
サラサラって絵をかけるっていうのも、すごくいいなぁ~。』って今気づいたよって感じで言ってくれて、
純粋に肯定されたみたいて密かにすごく、嬉しかった。
今日描いたスケッチ、多少色もつけようかなと考え中。
あと数日、この調子でめげずに描こう。
怖がって描かないでいると上手くならないし、アイディアもでないからね。。。
☆今回は個人的な日記になってしまいました。他人からみたらきっとスゴくちっちゃい事なんだけど、こういう体験でけっこう救われるのでした。
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