インド軽留学っ!

絵描きのインド旅三回目。インドで短期(2ヶ月強)軽~く留学気分を楽しむブログ。水彩画、メヘンディ、ヒンディー語。

働く少年《揚げたてのボラ!!》

2015-03-08 10:09:55 | インド旅行
ブバネーシュワル観光の翌朝。

きのうは帰宿して、シャワーを浴びたら疲れて晩御飯を食べる間も無く眠ってしまった。

しっかり眠って目覚めると、お腹が空いた。

いつも行く近所のレストランでダル(豆スープ)とチャパティとミルクティーでモーニング
※このチョイスを密かにガンディーセットと名付けた。菜食でミルクと限られた種類の菜と果実しか食べなかったと言うカンジーにちなんで。

もいいけど、

素朴な表通りのCTロードに行き、屋台やローカル食堂の朝食を覗いてみよう!

表通りに素朴な食堂が沢山あるのは知ってたけど、
サンタナにいる時は朝ごはんが宿代についてるので食べに行く機会を逃してたのだ。

この辺のドーサはやっぱり生野菜(玉ねぎ、人参、ビーツ)を刻んだものを巻くのが定番らしい。20ルピー



カレー(サンバル)には高確率でダイコンが入ってる。ほのかに酸味のあるサンバル。(腐ってるのではない。)

おばちゃんが主に商っているが、おそらく孫の坊や(推定9歳?)が給餌をしてくれる。

『ソースいるかい?』

『サンバルじゃなくて、チャツニー(ココナツ)ちょうだい。』

『了解。そっちのおじさん、ドーサのお代わりは?もっと食べない?』


ちょいちょい声をかけながら、
ドーサを焼く鉄板を暖めてる窯の焚き木を調整したりしてる。
中々のものだ。
俺を撮って!ということで。ドーサ君


おばちゃんが鍋で《ボラ》を揚げ始めた。
ボラ‼︎は、塩味のおからドーナツみたいなやつで、カレーリーフが混ぜ込んであって、あげたてはカリカリのフワフワで美味しい。
地球の歩き方ではヴァダと教えられているが、
わたしにはどうしても
《ボラ!!》と聞こえるので、注文の時にも《ボラ‼︎下さい》と言ってる。

坊やの頑張ってる姿に、揚げ物の香ばしい音と香りにそそのかされて、ボラ‼︎も注文。

揚げたては、パクパクと幾つでも食べれそうな美味しさ。
4ヶ頂きました。
朝から揚げ物。インドでは普通です。


揚げたて…にこだわるのは、よその店で頼んだら冷えたのが出てきたコトがあったので…それでもまずくはなかったけど、揚げたてにはおよそ敵わないので…。

ドーサとボラ‼︎4ヶと、坊やの働き付きで30ルピー。

そのあと、ガンディーセットのレストランでミルクティーだけ頼んで、フリーWi-Fiでコレを書いている。
インドの食後にはやはりチャイ!


プリーには飽きるほど居たはずなのに、まだまだ見逃してたものがあるなぁ。

通りには他にもたくさんの食堂が朝ごはんメニューを出している。
この地域でも、朝はドーサか、イドリーか、プーリ(揚げた丸パン)やボラ‼︎みたいね。
明日もそうしよう。

そう言えば、台湾の子をカウチサーフィンでうちのアパートにとめたとき、

『日本の昔ながらの朝ごはん屋さんはあるかな(*^_^*)?』って聞かれて、

『うーん知らないな…家でお味噌汁とごはんかなぁ』
って答えたコトを思い出した。
インドはこんなだし、中国や台湾なら豆乳と油条とお粥とマントウの屋台があるよね。
日本は、駅前の立ち食いそばかなぁ?

わたし、日本では朝ごはん食べないんだけど
この旅ブログでは朝ごはんのことばかり書いてる気がする。

☆プリーの滞在も残りわずかとなりました。
南の旅の疲れも、ここで随分いえた気がする(OvO)気候がさわやかです。
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ブバネーシュワルのオールドバススタンド前のカレー定食がめっちゃ美味しかったよの巻

2015-03-08 10:09:36 | インド旅行
ブバネーシュワル観光。
ジャイナ教に萌えつつあるわたしは、ジャイナ教石窟の《カンダギリ》を目指した。

《地球の歩き方》には、市内中心からオートリクシャーで往復150ルピーから~とあるが、

地図を見ると、同じ方向に《オールドバススタンド》がある。
バススタンドまで行けば何とかなるのでは?と。
もっと安く行ける気がする。
ブバネーシュワルの駅を豪華な方のでぐちから出ると
『バススタンド行き~!』と声がかかる。それに乗り、市内をぐるぐるしながらバススタンドへ到着。

バススタンドに来るだけで、朝の8時に宿を出たのに、もうお昼の12時だった。

お腹がペコペコになったわたしとこの日の連れのT君は、
バススタンド一本向かいの通りにある、
《FAST FOOD》と書かれた食堂に飛び込んだ。

ここの定食がまさかのこの旅最高のカレー定食であったとは!


じゃーん!
ご覧の通り、オカズの種類が多い!!

《お惣菜盛り合わせ。》みたいな感じ。
普通は、オカズは2品くらいしかついてこないの。

でもここのは、

高野豆腐、青菜の炒め煮、ナスの炒め煮、キャベツの炒め煮、ジャガイモカレー、豆スープ、
おまけに魚の唐揚げの煮浸し。


コレだけついてお値段はその辺の安い食堂と同じ50ルピー。

味もとても良い。それぞれのオカズも美味しいし、混ぜて食べてもうまい。

使い捨ての葉っぱを縫い合わせたお皿も良い感じ\(^o^)/

都会の200ルピーの定食だってこんなに豪華じゃない。
(もっと高級なとこなら別かも。でも、味が整って均一すぎるかも)

お父さんとその坊やで切り盛りして居て、お店の人の感じもとても良かった。
おいしい店は、だいたい店の人も親切だ…。
こんな感じの店構えです。

この店の坊やは可愛いんだけど何処と無く、ろう長けた大人の目をしてる。
表情がすっかり一人前の町食堂の兄やんなのである。


ここにはあまりガイジンも来ないのか、英語は一切通じない。
でも、奥さずに平然とテキパキと給餌してくれる坊や。


いよっお兄さんカッコいいね!とカメラを向けると
ふぅ。ガイジンの世話も楽じゃないぜ…
というようなこんな感じ。


『もっと食べるかい?』とお代わりを持って来てくれる。

しっかりしてるなぁ~。


ここの店は、食べた後に自分で使い捨ての葉っぱのお皿を捨てるルールがあるらしく、

捨てずに去ろうとするお客に

『お客さんっ!食ったらかたづけてってよ!!( ̄^ ̄)ノ』

と大きな大人に臆せず声を張り上げてた(笑)。

おなかがだいぶ空いてたせいもあるけれど、すごく美味しく、楽しく食べられた。

わざわざ行くような場所じゃないんだけど、
忘れられない味になった。(*^_^*)

いつか数年後、行くことがあったら成長した坊やに会えるかな。

それにしてもこのくらいの歳から店を手伝うのは本当に良いかもしれない。

まだ、《仕事が楽しくて仕方ない~!》って感じだし、
子供だから元気だし。
ちゃんと役にたってるし、仕事の覚えも早いだろうなぁ。

中途半端に大人になってから就職に悩み、苦労する日本の学生(昔の自分も含めて)を思うと。
働くのが大層で怖くて辛いことみたく思えるもんね…(´・_・`)
いわゆるインターンなんかじゃなくて…こういうのは本当にいいなぁと思いました。

この真面目で素直な坊やも10年後にはお調子者のインドの兄ちゃんに育つのかなぁ(笑)

因みに、オールドバススタンドから《カンダギリ》行きのバスは無かったのですが、だいぶ距離的に近づいてたので、そこからリクシャーに乗っても、1人10ルピーですみました。『地球の歩き方』通りにリクシャーにいきなり乗るよりずっと安くて面白いです。

☆ついにこの旅において最高のカレー定食に出会いました!
でも、コレをたまたま読んだ方で、行ける人が何人いるかしら…( ̄◇ ̄;)
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楽を取ると勿体無い?!

2015-03-08 09:23:24 | インド旅行


昨日は朝から1日ショートトリップしてて、帰ったらすぐ寝ちゃったので更新出来ませんでした(^_^;)

プリーから電車で2時間。
オリッサ州の大きな街、ブバネーシュワルに観光に出かけました。
ブバネーシュワルの寺院の彫刻。


カンダギリにて。


サンタナロッジのイベントで一度ブバネーシュワルお祭りを見に行ったんですが、その時はタクシーをチャーターしたので1人600ルピーかかりました。

今回は電車往復30ルピー(笑)と、徒歩とバス10ルピーなどで回りましたので格段に安く済みました。

ちなみに、タクシーだと片道、一時間半。
電車では片道2時間で、電車をぼけっと待つ時間がさらに小一時間あります。

タクシーは直接目的地へダイレクトなんで、確かに楽と言えば楽ですが、
公共機関の方が色々面白い事に出会うので、
結果的には旅を好む人なら公共機関で行くコトをお勧めします!(*^o^*)

電車往復30
市バス10
リクシャー60
乗り合いリクシャー15

合計で色々回って、交通費合計で135ルピーだったよ。
そして楽しい移動だった!



ときどき、思うんです。楽しちゃうと、それだけインドを味わえないんだよなーって。

わたしも、次の街の候補地だったデリー行きの列車が軒並み売り切れてて、

旅行会社のインド人に

『あのねぇ、お客さん。
苦労して切符の列で待って、切符買って30時間も電車に乗るより、一万円札出して飛行機乗りなよ!
電車だって二等寝台ならウチの手数料加えたら7000円だよ。でも、飛行機なら一万円で2時間でつくんだからさ~、飛行機で行きなよ。』

って、言われたのだよね。
30時間も乗るなら上等寝台に乗りたいと思って、駅で売り切れだったから旅行会社にも聞いてみたんだ。

一瞬、確かに2時間で済むなら飛行機奮発しても、いいかなぁと思った。
その分向こうで遊べるし。

でも、そしたらやっぱり楽なぶん、つまんないんだよね。(´・Д・)」

逆に勿体無い。。。

それと、飛行場は町外れにあるし、空港送迎のタクシーや、リクシャーは旅行者狙いだから強気なコトが多いイメージで、めんどくさい!( ̄◇ ̄;)
な印象が経験上あって。
絶対一万円じゃすまないよー。

電車でたまたま乗り合わせたヒジュラーとか、

鼻緒が切れた時助けてくれたおじさんとか、

道をたずねたら教えてくれた親切な夫婦とのやり取りは、

ありがたい楽しみだけど、
旅行者を待ち構えてる商売人との交渉はめんどくさい。
(それも楽しいという旅人もいるけど。)

しみじみそう思ったので、飛行機はやめたの。
行き先は空きのあったコルカタにした。

別にサンタナがすごいぼったくりな訳では無いと思うの。(高めだと思うけど騙してるほどでは無いw)楽をする分高いとか、日本人の友達とわいわいするとか情報交換に払ってるわけで。

でも、今となっては楽なぶん、色々見逃してたんだなって思うの。
毎朝同じ時間に焼きたてのパンが出て来るのは嬉しかったけど、

ぼんやり自動的に出てくる朝ごはんを待たずに、
朝の町を散歩して、たまたま見つけた食堂で食べたコトのない朝ごはんメニューを食べる喜び。
お店のおばちゃんとのやり取り。
(これについてはまた書こうかな。)


でもこれは、ようやくこの旅に慣れてきたから今だから言えるのかもな。

わたしも、慎重に気をつけてはいるので、夜に空港に着いた時は、三千円出してもタクシーをチャーターしたし、そういうとこは、安全面で不安な時はケチらないけどね。

インドでは、《高いお金を出す》ということは、《日本とあまり変わらないコトをする》との同意義。
インドらしくなくなる。
人力車に乗らないで、タクシーを使うのはそう言うコト。
交通でも、レストランでもそう。
値段も日本と変わらないか、場合によってはより、高い。

☆移動の偶然をいかに楽しむか、が自分の場合はすごく重要なんだなと思いました。
例えは国境でも飛行機で映画みながら飛んじゃう距離を、陸路でいけばどれだけのドラマがあるだろう。
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