旅の途中

好きなこといろいろ

JOURNEY大阪公演2017

2017-02-08 18:47:45 | 音楽
JOURNEY(ジャーニー)の大阪公演を母と観に行きました!

80年代に活躍した彼らはOpen armsやDon't stop believin'など名曲がたくさんあって、同じく80年代を代表する大人な感じのバンドのTOTOも大好きですが、ちょっとベタすぎてダサいかもな感じのJOURNEYも、やっぱり好きなバンドです。

JOURNEYといえばボーカルがスティーブ・ペリーから現在はアーネル・ピネダに代わっていますが、今回もやはりスティーブだったらなあ、と思う人は多かったようで、私も本音はそうでした。
しかし、一曲目のSeparate waysでその気持ちは吹き飛びました。

伸びやかな力強い声で丁寧に歌う姿勢に心を打たれました。スティーブの歌と比べられるのは本人もわかり過ぎててその重圧も物凄いと想像つきます。

でも彼も言っていたとおり、JOURNEYの曲が好きで、それを歌えるということが幸せという気持ちが歌に表れていました。

Lightsという曲で、客席がスマホの明かりをかざして、まさにLightsでいっぱいになって揺れていたのを見てたら泣けてきました。

アーネルの素晴らしいパフォーマンスに感動しながら、スティーブの事を思いました。
数々の名曲を生み出して、あの歌声で人々に焼き付けて、でも怪我や病気などでモチベーションが下がったのか今は表舞台から遠ざかってしまったようです。

全盛期の頃の声はもう無理そうだけど、どこかで今の声を聞いてみたいな。

それと、スティーブの歌っている時に口がハート型になるのがなんか好き(笑)

スティーブが幸せに穏やかに暮らしていることを願っています。

それにしても、やっぱり時代を超える名曲って良いなあ!


お風呂場の匂い

2017-01-30 22:32:53 | 日記
昼間何かと忙しくて、疲れた夕方に薬局へ買い物に出かけた。

寒い季節なので、入浴剤コーナーが充実していた。
たくさんの種類が陳列されていて迷うなあ、と思いながら歩いていたら、昔ながらの黄色いお湯になる入浴剤の香りが漂ってきた。祖父母の家のお風呂場の匂いだ。

近所なので土曜日の夜は遊びがてらよく泊まりに行っていた。冬は床がタイルで足が冷たくて急いでお湯に浸かったなあ。

何だか急に、鮮明にそのお風呂場の事を思い出した。そういえば兄の為のシャンプーハットも置いてあった。

今はもう祖父母も亡くなり、叔父一家がその家に住んでいて、昔の様に自分の家みたいに気軽には行けなくなったけど、私にとって幸せな子供時代を過ごした大切な場所。

引っかかりながら開く引き戸の音も、床を歩く時の足の感触も、今でも一瞬で思い出せる。

懐かしいな。

祖父母が私達に与えてくれた時間が、どんなに貴重だったか今になってわかる。

もうこんな歳なのに。

自分は何ができるだろう。








やっと新年が始まった

2017-01-14 11:11:21 | 日記
年末に引っ越す事になり、一人徹夜で荷造りしたり、それでも時間に余裕無くて、でも出て行かねばならぬで混乱の中、何とか荷物は運び出した。

新居に2日居て、その後実家に帰省して正月を過ごし、再び新居に戻って、やっと新しい生活を始めたところだ。

東京に比べるとかなり田舎だけど、自分の生まれ育った風景に似ていて懐かしい気持ちになった。

冬の田んぼに降る雨がこんなに静かだったということをずっと忘れていた。

そして今日はここに来て初めての雪。

どんな日々になるかは自分次第だなと、引っ越すたびにいつも思う。



年末のドタバタ

2016-12-18 18:43:27 | 日記
予想外の展開。

家族の仕事の関係で東京から離れることになり、自分の職場や友人、習い事の教室ともお別れに。

なんだかんだで20年も東京に住んでいたんだなとしみじみ思い返している。

上京したころはアムラーが増殖し始めていたな。
ケータイはまだ学生には普及しておらず、ポケットベルで連絡をしていた。

出会いと別れ、挫折と再起、これの繰り返しだけど、 なんとか自分なりの道を作って進んできたつもり。そう言い聞かせて、新しい土地でもなんとかやってみようと思う。

ありがたいことに、送別会を開いて頂いて、たくさんのお花やプレゼントに囲まれて引越し準備をしている。

これも出会いがあったからこそ。

次はどんな出会いがあるだろう。



新宿にて

大映ドラマ「ヤヌスの鏡」

2016-11-26 13:25:38 | 日記
80年代が小学生だった私にとって、夕方再放送でよく見ていた大映ドラマ。

キョンキョンの「少女に何が起こったか」や堀ちえみの「スチュワーデス物語」、新し目では宮沢りえの「スワンの涙」などだが、中でも杉浦幸の「ヤヌスの鏡」が衝撃的だった。



祖母に厳しく躾けられ育った大人しい女子高生・裕美の抑圧された心が、もうひとつの正反対の人格を作り出し、それが自分の知らない所で暴れまわる。
別人格のユミの暴走によって起こす問題に苦しむ裕美、自身も心に傷を抱える担任教師・堤が彼女を助けようと奮闘する。

30年も前で、当時はまだ多重人格障害を取り上げる作品は少なかったと思うが、幼少時の心の傷が人格に与える影響がどんなに大きいかを考えさせられる名作だと思う。

「今夜のあたしはギンギンに燃えているんだ。触ると火傷するよ!」とか

「北風に聞いておくれ」

とか、大げさでキザなセリフや、ユミに思いを寄せる達郎のいきなりのダンスシーン、裕美への強すぎる思いが間違った方向に行ったのか、ワーグナーの曲に合わせてメガネを飛ばす程激しく指揮棒を降る進藤先輩など、当時でも笑いながら見ていたけど、今となってはそれも含めて好きだ。

それと、主題歌である椎名恵の「今夜はANGEL」がとてもカッコイイのだ。(原曲は映画「ストリート・オブ・ファイア」の劇中曲「Tonight Is What It Means to Be Young」のカバーである)

椎名恵の透き通る伸びやかな声が突き抜けていて爽快だ。

今はテレビも色々な規制が昔より厳しくなって、もうこんな痛快ドラマは出てこないかもしれない。

ああ80年代、数年前まで、ダサくて恥ずかしくなるからと避けていたけど、やっと懐かしく愛しいと素直に思えるようになった。