旅の途中

好きなこといろいろ

録音の思い出いろいろ

2016-06-16 00:28:18 | 音楽
ここ数年でgaragebandなどの作曲ソフトが一般にも浸透して、誰でも気軽に曲を作ることができるようになった。本当にありがたいことである。

12、3年ぐらい前までは、自分はまだカセットテープのMTRを使っていた。

4チャンネルでドラム、ベース、ギター、ヴォーカルと基本はこれらの録音で、そこから音を重ねようとすると、ヴォーカル以外の楽器陣を1トラックにまとめたものを作り、(その時に音量など調整しないと後ではできないので結構大変)残りの3トラックにヴォーカルやコーラスを重ねたりしていく。

これを繰り返すのがピンポン録音だが、これをやると音質がとても悪くなるというのも、デジタル録音が普通になった今では懐かしい思い出だ。

MTRを購入する前は、とても原始的な方法で、ラジカセを2台使って録音していた。1台にヴォーカルを録音して、それを流してコーラスを録音してみたり。

そんなことをコソコソやっていた自分の姿を思い浮かべると、ちょっと笑える。

カセットテープも最近では、再生する機器を見かけなくなって久しい。

聴きすぎてテープが伸びたり、再生機の不具合でテープが絡まって切れたり、再生機の回転速度が機種によって違っていることがあり、音程が微妙に変わったりなんてこともあった。

そういえば、自分の録音の歴史についてもっと遡ると、テレビの音楽番組の音を録音しようと、ラジカセをテレビのスピーカーにくっつけてやっていたなあ。

私の兄が小学4年の時だったか、NHKで1983年の大晦日に放送したYMOの散開ライブを、その方式で録音しているのを知らずに、私(幼稚園生)が台所から大声で「手伝いしてよー!!」と叫ぶのが録音されてしまい、兄が「ンモー!!」とガックリしていたのを思い出した。

カセットテープの思い出、まだまだ出てきそうな気がする。