超私事!葉月の『今日の出来事』

粗にして野、しかし卑にあらず。
お下劣大好き、お下品大嫌い!
オババの好き勝手な独り言。

高松出張でふらり見つけたカウンターフレンチ

2024年11月09日 | 食べ物やさん グルメ

先月の高松出張の際、当日ふらりと突撃したレストランがなかなか良かったので、思い出して記録します。

今回の高松出張では定宿には泊まりませんでした。いつもは瓦町のロイヤルパークホテルに泊まるのです。

理由は2つあり、まずは朝食がとても美味しいことです。
ラウンジアクセスをつけると、お茶だのお酒だのが折々に楽しめるのですが、これはまぁまぁ。コロナ前はスゴくよかったけど、コロナはいろいろな変化をもたらしたよね。

朝食のお気に入りは和定食。

去年の写真が残ってました。(暗いな)
いつもお粥を選びます。ただし餡かけにはしないでね、とお願いします。

2つめの理由はお気に入りのお店から激近だから。
そのお店は焼き鳥をコースで出し、日本酒を楽しむ”ラボ”です。初めての高松出張から10年以上、必ず通っていた素晴らしく美味しい焼き鳥を食べさせてくれるお店でした。

そう。
『でした』なんです。
スナックを居抜きで使って、いかにもな内装だったけど、若い男性二人が一生懸命に真剣に焼き鳥と日本酒に向き合っていました。
ひっくり返るくらいに火入れが完璧でプレゼンテーションも面白くて、おまけに安かった。
『必ずお酒を二杯以上飲める人しか❌』というの面白かった。

行くたびに新しい試みをしていて、どんどん良くなって、お店も少しづつ手を入れて居心地も良くなりました。

お値段は上がっていったけど、食べれば納得の食材だったから、それも喜んでおりました。


でもね。
その努力の甲斐あって予約がとりにくくなり、お店も全改装してきれいになって、ビックリするくらい高くなっちゃった。
焼き鳥屋さんだけど二万円は絶対。そしてカードは使えない😅
ふらりと気が向いた時には行けず、○時に絶対遅れず来てください!!なお店になっちゃった。

手が届かない遠いお店に成長しちゃったんですね…。トホホ。
大きく成長したことを祝福して、もう手放そう。またいつか行くこともあるだろう。


長々書き連ねましたが、そんなわけで今回は初めからその焼鳥を食べることはやめ、ホテルも変えました。
今回は翌日のお仕事先近くの、チェーンホテルです。(ブログ友達と勝手に思っているテルさんが大好きなドーミーイン!)


さて。
そのホテル界隈は全く知らないので、昼間のうどん食べ歩きの前に少しブラブラしてみました。

すると大通りから入ったところに、イタリアン?やワインバーが数店並ぶ路地があったのです。
そういえば高松で洋食系を食べたことはなかったな…と気づきました。

夜になり日がすっかり落ちて暗くなった中、その路地に出向いてみました。

イタリアンにしようか、カウンターでワインと一緒に何かつまもうか…と、外からお店をチラ見しつつ歩きます。

すると、端の方に『ん?ここはお店なのかな?』とハッキリしない場所があります。
大きなドアはあるけれど、よく中は見えない。
ドアの隣に小さく『フレンチバー』と書かれたプレートがある。

これは…??


↑翌朝、改めて店の前に来てみました。
明るくてもわかりにくい!っていうか入りにくい!!!

見えないと見たくなるのが不思議。
そんな”見えにくさ入りにくさ満載”なお店の重たいドアをそ~っと開けてみるわたくしです。

小さな店内に小柄な女性が一人。
カウンター内で調理をしていました。

『お忙しい時間にごめんなさい。一人ですが食事はできますか?』
と声をかけます。

予約をしていないわたくしは、確か6,500円のコースのみの選択肢ならOKとのことでした。
(早い時間の予約では2種類くらいのコース選択ができるみたいです。遅い時間になるとア・ラ・カルトで食事できるとか)

お店の雰囲気とオーナーシェフの女性の様子からイチもニもなく快諾し、大きな1枚板のカウンターに腰を掛けさせてもらいました。

いい感じ。
このカウンターの内側でシェフが調理しているのが見えます。

食事をしながら、こんなに丸見え🤭で緊張しませんか?と伺ったら、『もう慣れましたー。予定ではもう少し見えないつもりだったんですけど』とおっしゃってました(笑)
カラリと笑って朗らかな素敵な女性です。

まずは泡。

飲みながら、コースメニューの中のお魚料理を相談しつつ決めます。

アミューズはフワフワの玉ねぎのタルト。

アツアツトロトロフワフワで美味しい!
あとから来たグループの方の反応を見ると、このお店の名物料理みたいです。

これはたまりません。
泡がススム君ですよ!!
おかわりプリーズ。


前菜の盛り合わせ。
これがまたとても楽しいラインナップでした。目の前で作る工程が見えるのも贅沢。
面白かったのはツルムラサキを使った一品でしたが、詳細は忘却の彼方〜(笑)
あと、力強い味の生のマッシュルームをすりおろしたチーズやオリーブオイルで混ぜ合わせたのが良かったなぁ。

イカのフリットやリエットなど、どれも食べごたえがあって満足度が高かったです。


お料理に合わせてワインを選んでもらいます。

ちょっと記憶が曖昧なのですが、確かこのあとスープを飲んだような…😑
そして美味しかったような…😑
それともサラダだったかな???
すぐに記録しないとだめですねぇ💦


この日のお魚は”しず”。
地元の言葉でイボダイの事のようですね。
ソースにつけながら美味しく美味しくいただきました❤
こちらはあしらいのお野菜などがとてもきれいでした。

やはり10月に行った金沢のカウンターレストランもそうでしたが、女性シェフがお一人で、細やかに行き届いた料理を楽しめるのは嬉しいです✨


そしてまた飲んじゃう❤
あ~、美味しい。
幸せだー。


この頃、もう一人の女性がサポートに入ってサービスに加わってました。
お一人だと大変ですものね。

さて。
コースもおしまいです。
デザートにするかチーズにするか問われたので、迷わずチーズ。

イチジクや梨も一緒。


カウンターの並びでドクターと思われるグループが、治療方針を検討しながら食事をしているのを聞くともなしに聞きながら…。

そして人が調理をする工程を面白く眺めながら…。


飛び込みで楽しいお店と出会えました。
こんどは遅い時間にア・ラ・カルトを楽しんでみたいけど…、出張だと翌日を考えちゃうなぁ。

また来られますように🙏❤








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2 コメント

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あるあるなのか... (ZUYA)
2024-11-11 05:49:58
旅先で訪れて甚く気に入り、再びその地を訪れた時に大きな変化があるとショックですよね。閉業なら潔く諦められますが(どうしようもないのだから...)、葉月さんケースのようにお値段のアップは、流石に貴婦人予備軍の葉月さんでも...

ちなみに小生が再訪出来ていない(いつか必ず再訪したい)店は鳥取県米子にあります
返信する
Unknown (nan_nan_august)
2024-11-11 06:53:45
ZUYAさま

おはようございます。
このお店は何度かブログにも登場しているのですが、本当に好きなお店なんですよね。
店主も手探りで始めて、お店づくりやメニューづくりに試行錯誤しながらどんどん成長していきました。

嬉しいような悲しいような…
(なんか昔、金さん銀さんが言ってましたね)

安くて美味しくて楽しいお店を見つけて放浪旅を続けますよ!

葉月
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