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先日、ちょっと遅めの新年会がございました。
1次会で失礼しようかと思ったのですが、誘われるままに2次会へ。
呑むのが好きだといけませんな、誘惑に弱くて
その席で、ちょっとしたことがありまして。
メンバーの一人が、少しお酒が過ぎちゃったのかな?泣き上戸になっちゃった。
お隣の方にいろいろと訴えて、涙をポロポロとこぼします。
まあ、訴えられた人や慰めたら反撃されてしまった人はお気の毒だったかもしれませんが
(う~ん、こうして考えると泣き上戸ではなくて、怒り上戸かな?)
傍らで見ていたわたくしは、全く別の事を考えていました。
美女は泣いても美女。
その方は、私と同じような年齢ながら美女です。
いつも綺麗にしているし、スタイルも良い。
ただ、そんな後付けのものを取っ払っても美女。
彼女が酔ってしまってこぼした涙は、頬に滲むこともなく
ポロンポロンと小さな丸い粒となって、落ちていくのでした。
少し眉根を寄せて、長いまつ毛を伏せるたびに落ちる真珠。
ポロンポロン。
美女は涙まで別のもののようだわ。
私の泣いている姿なんて、人様にお見せできゃしません。
おチビの頃なんて、ギャピギャピと泣く顔が醜すぎる!と
兄に更に泣かされたことさえある(←お兄ちゃん、あんまりでは・・・?)。
鼻は赤くなるし、涙なんて粒にならずに頬をビジビジと濡らすばかり。
神様って不公平。
実は、美人の涙に感心したのは2度目です。
1度目は高校3年生の頃。
後ろの席に座っていたシズカちゃん(仮名)が、昼下がりの教室で
いきなり涙をポロンポロンとこぼしたのよ。
その時も、
な、なんで急に泣き出した?
とか
わたしのせい?
とか
そんなことは一切気にならず、泣き姿の美しさにビックリ。
(ま、そもそもシズカちゃんは、その頃に彼氏と別れたのなんのと言ってたしね)
色白でふっくらした頬の上をコロコロ転がり落ちる、涙の粒。
ラズベリーカラーの小さな唇は軽く開いていて、奥から白い歯が少し見えているの。
やっぱり彼女も鼻が赤くなんてなりません。
ほとんど表情を変えることなく、
ただ涙だけがこぼれ落ちる。
涙は女の武器
そんな言葉を聞きますけれど
武器となりうる涙なのかどうか・・・。
かえって人をいらだたせるような、暴発性の高い銃のような武器がほとんどなのでは?
エエモン、見せてもろたわ~~。
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