南部吟遊詩人の写真館2

盛岡はめっきり涼しくなりました。先週までエアコンで冷房かけていたのに、朝晩は暖房が欲しくなります…(*´Д`)

本州最東端・重茂半島。そこの月山ってどんな感じなんですか?

2023年03月18日 16時44分06秒 | 〇〇山に登ってきました。

【本日の山行】2023/3/11

8:45 登山口出発

9:48 ベンチのある場所で休憩~10:13

10:43 登山道途中で休憩~10:53

11:11 林道に合流

11:30 展望台

11:40 山頂到着・休憩~12:17

14:10 下山・登山口到着

 

(記事はここから)

とはいえ、内陸の山ではまだまだ雪が残っているところも多いと思うので、

行くなら、沿岸!!!

 

先日宮古に行った私は、ひらめきました!

「ここや!!」

 

つーわけで、来ました。

重茂半島(おもえはんとう)。

 

月山(がっさん)です。

「月山」と言えば、山形県の「月山」(出羽三山の一つ)が有名ですが、ここ宮古市・本州最東端の岬がある重茂半島のこの山も「月山」の名前があります。どういう経緯でその名が付いたのかはよくわかりませんが、この重茂半島の南には「日光山」なんてのもありますから、その辺、対照的に付けられたんでしょうね、おそらく。

 

国土地理院地図へのリンク

 

そして、海沿いを行きます。

なんか、海の近くを走るのって気持ちいいですよね~~~(*´▽`*)

あっ!なんか、ウインドサーフィン(?)やってる!

気持ちよさそう!!いいなあ(*´▽`*)

港に来ました!

え?船がないじゃないかって?ありますよ、ほら。

「白浜漁港」という場所です。

重茂半島の西側(宮古側)の集落としてはここが最果てのようです…(多分)

 

けっこう、家の軒数が多そうな集落です。

住んでいるんですね…こういう場所でも…。(´・ω・`)

(こんなこと言っちゃいけない。)

被災…しなかったんでしょうか…?復興したんでしょうか…?

 

いろいろ気になることはありますが、今は山登りをします。

あっちが登山口のようです。

この白い蔵が目印ですね。

では、行ってみましょう。

2本の短い柱の手前に小川がありますね。

春の小川ですね。

もう一方は海に流れていきます。

さて、行きましょう。

先ほどの短い柱はどうやら神社の入り口にあるアレのようです。

 

鳥居が見えてきました。

月山全体が「神域」なのでしょうか。

う~~ん、よくありますよね、そういうの。

あ、ここにも小川があります!

タイヤがありますね…(´・ω・`)

水が湧き出ているポイントがありました。

動画で紹介できないのが残念ですが。

さあ、登りますか。

うお、いきなり階段ですか。

まずは登りましょう。けっこう急坂ですね。

社殿が見えてきました。

社殿に額もなにもないので、何の神社かわかりませんが、さっきの鳥居はこれのようですね。

社殿も新しめですね。

近くにあった石碑ですが、字が薄くて読み取れません…(´・ω・`)

「〇〇大権現」とあるようです。

さて、先を急ぎましょう。

海の近くを登るようです。

階段です。

先ほどの港が見えますね。

最初はちょっと急登です。

でも階段状だから楽なものです。

振り返ると、さっきの港が見えます。

なだらかというか、平地に出ました。

山の上で、平坦な部分のようです。

海の近くを歩いているので、海が見えます。

標識が足元にありました。

「山」と書いてあります(・∀・)

めざす月山は遥か前方です。まだまだ遠い。

まだ、山は枯れ枝が多いです。青々と茂るのはもっと先っぽい。

下りになりました。なんだか分岐のようです。

T字路になっていました。右に行くと、白浜の人家の方に行くようです。

月山に行くのは左側のこっちの道。

なにやら看板が見えてきました。「魚つき保安林」って一体…??

(どうも漁場を守るための森林という意味だそうです。よい漁場を守るためには栄養を運ぶ豊かな山が必要ということのようです。)

わりと平坦な道がおおいですね。

谷沿いを海に向かって歩きます。

なにやら鉄柵が見えてきました。

先ほどの階段といい、ここはけっこう整備されている山のようです。

ありがたい。とても歩きやすいですね。

うわっ!!!倒木で柵がなぎ倒されています。

頑丈そうな鉄の柵も重量のある木にはかなわないのでしょう。

海のすぐ近くを歩くので、柵の存在はとてもありがたいのですが。

波の音を聞きながら歩くハイキングはオツなものですね。

(ただ、この日の気温は結構寒い…(*´Д`))

向こうに宮古湾が見えます。

大きな港湾や、船が見えますね。

 

また、なぎ倒されていました。半端ないですな、この木。

ただ、倒木は歩くときにとても邪魔なので、所によっては切ってくれています。

実にありがたい(・∀・)

 

そんなわけでずんずん進めるのですが…、

なかなか山登りの状態にならないな…。

月山は標高400mそこそこなので、登ればあっという間の山のはずなのですが…、なかなか登りに差し掛からない。

海の近くに出て、谷沿いを歩き、谷を渡り、また海の近くに出て、を繰り返し…。

 

あれ?これは小屋の跡?まさかこんな山奥に家が???

漁業小屋の跡ですかね???

人の手はすごい入っているんですよね。

なにやら、沢の名前もついているし。

そして、また、谷を渡る。

何度目だろ?これ…(*´Д`)

谷は枯れているところもあれば、水が流れているところもあります。

小さな渡渉です。

この川が無数にあって、海にそそぐわけですね。

「魚つき保安林」ってそういうことか~~(*´▽`*)

少し登りに入っても、それは海の近くまでで、

またすぐに谷に向かって下りになります。

その繰り返し。

何度もこうアップダウンを繰り返すと、疲れてきました。

んで、また谷です。

今度は「バサガ前沢」ですって。なにその名前??

う~~ん、どうやらこの登山コースは単純に海沿いを歩くだけでなく、無数の沢(谷)があるために何度も谷を渡って岬を回り山側に行き、沢を渡り…を繰り返しているようです。

つまり、図で書くと、こんな感じ。

これ、けっこう距離歩きますね…。単純に海沿い歩くわけじゃない分…( ;∀;)

どおりでさっきから同じようなことを繰り返していると思いました。

とはいえ、進むしかありません。

だんだん、岩がむき出しの地点に来ました。

岩がむき出しになるのは山頂付近でよくみられる地形ですが、ここではただの谷です。

まだまだ歩かねばなりません。

松が多いですね、この辺は。

ベンチらしきものが見えてきました。

しかもかなりたくさん周囲にはあります。

ちょうどいいので、ここで一休みしていきましょう、

風は寒いですが、波音を聞きながら休憩できるのはいいものです。

 

さて、では、行きますか。

なんだか、さっき見た柵に似ているような…。

だんだん、山に行きます。もう海の方には戻らなそうです。

登りが本格的になってきました。

けっこう、上り坂がきついですね。

階段もあります。

少し登ったら、平らなところに出ました。

どうやら尾根道で登っていくようです。

こんな山奥でも階段が作ってあるのはありがたいですね。

また、岩がむき出しの場所に来ました。今度は山のてっぺんの方のエリアです。

とはいえ、山頂はまだまだ、登りのエリアが続きます。

両側が坂なので、完全に尾根道ですね。

目指す月山は遥かかなた。

標高は低くても山道は長い。これは大変です。

いや~~標高だけ見て舐めていたなあ…(*´Д`)

 

まあ、でも歩くしかないわけで。

歩いていれば、いつかは着くわけです。

半分は来たのだから、引き返すという選択肢もありません。

あれ??

山道が終わりました。

林道に出ましたね。

けっこうキツイ上り坂でしたが、下調べしたように、林道の合流地点に来たようです。

意外にあっけなかったです。

あとはもう、林道を歩くだけなので楽です。

電信柱もあります。

つまり、電気がここまで来ているってことですね。

そういえばここに通信アンテナかなんかあるらしいですね。

そういえば最初のときにもなんか見えましたね…。

木々の間から宮古港がまた見えますね。

歩いていると、雪がありました!!( ゚Д゚)

沿岸の宮古でも雪が降ったんですね…。今までの登山道では一度も見かけなかったのに。

だんだん、山頂に近づいてきた気配があります。

空が広くなってきました。

クルマが退避できる場所もあるみたいです。

けっこうこの林道、走りやすそうな林道ですね。

どっかのサイトで言っていたような、そんな悪道でもないですね。

 

南側の方を見ます。重茂半島の根元の方。

こうしてみると、重茂半島って山ですね。山でできています。

そして西側を見ると、

……ソーラーが見えますね。今はどこにでもありますね(´・ω・`)

山頂が近くなってくると、気持ちがいいです。

なんか電波塔みたいなものが見えてきましたね。

丸いのはアンテナですかね?

なんか見えてきました。

重茂半島の東側、白浜漁港の反対がにも出られるようです。その分岐です。

なんか遠そう(7キロくらい)なので今回は行きません。

ここまでで約3時間くらい歩いてきていますので、もう今回はちょっと無理です( ;∀;)

山頂までもうすぐのはず。

車道と歩道がありますが、そりゃあ、歩道で行きますよね。

登ります。

やっぱり、林道より、こういう道を歩きたいですね。

なんか建築物とかが見えてきました。

なんかのアンテナのようです。さっき見えたやつですね。

登ると、なにやら見えてきました。

展望台ですね、たぶん。

ベンチとかあります。どうやらこの辺は展望エリアのようです。

展望台に来ました。

コンクリート造りの立派で頑丈な建物です。

眺めもいいですね。

天気もいいし、あの辺でお弁当を食べたら気持ちが良さそうです。

(ただし、この日はけっこう寒い( ;∀;))

↓反対側です。

重茂半島って山ですねえ…。

山頂までもう少しのようです。休みたいところですが、まずは山頂までいきましょう。

なんかまた、露骨なアンテナが出てきましたね。

なんか黄色い標識とか看板がありました。

え??ケーブルが埋め込まれているって…どんな山なん???

ここ、山頂付近ですよ…(´・ω・`)

あれ?また林道に合流しました。

もう、仕方ないですね。

なんか見えてきましたよ。

TV塔ですね。

重茂半島のなかでも高い山ですから、やっぱり電波の中継地点としては格好の場所なのでしょうね。

これはどうやら、NHKのようです。

月山山頂です。

逆側を見てみると…、

あっちにもTV塔があるようです。

こっちは民放のようですね。

月山神社?ですかね?額も何もないのでわかりません( ;∀;)

で、先ほどの看板ですが、

こんな感じです。

「環境庁」ってありますね。今は「環境省」ですが。

そういえば、こういうのがいたるところにありました。

この重茂半島の月山コースは「みちのく潮風トレイル」の一部のようです。

「みちのく潮風トレイル」の説明ページへのリンク

「森と海のどちらの恵みも感じることができる豊かな道」とありますね。

う~~ん、確かに。でもマップは今は有料みたいです。残念。

だいたい、このエリアはこんな感じになるみたいですね。

ちょうど半分歩いてきた感じです。あと半分は……キツそう…( ;∀;)

しかし、これ、終点の「荒巻」まで歩いたら帰りはどうするんでしょう???( ゚Д゚)

山頂付近からの眺めです。

ちょっと木が邪魔ですね。

さっきの展望台のところまで戻った方が眺めはよさそうですね…。

ん?なんかあります。

さっきのNHKのTV塔の裏側です。

新しい展望台のようですね。ラッキーです。このまま山頂から立ち去るところでした。

いや、天気最高!!!!!(・∀・)

こっちの看板は作成がまだのようです。

この銅板で周囲の山々が確認できます。

この日は天気がいいので早池峰山まで見えました。

↑多分中央のが早池峰山です。さすがに雪が目立ちますね。

 

宮古港です。

クリアですね。

先ほどの電波塔が見えます。

あれ?なんか増えてない??さっきの山頂の2本だけではないようです。

 

太平洋側の漁村も見えます。

いや~~(*´▽`*)いい景色。

↑こちらは半島の先っぽ。こちらには人家とか集落はないようです。たぶん。

先ほどの展望台から降りてくるとトイレがありました。

この付近、駐車場になっていました。

その隣にえらく高い電波塔が。

こいつああ、高いです。

他にもこんなんが。

駐車場、こんな感じです。

こうしてみると、この山頂って電波塔だらけなんですね。

この丸いアンテナもありました。

とりあえず、帰りますか。

行きの急登は帰りが怖いです…( ;∀;)

しかし…帰りの道のりも長いのでした…。

あの折り返しの多い山道に足がやられる…( ;∀;)

もう、波音を楽しみながら行きます。

 

ところで、この序盤の分岐なのですが、

白浜の里へ向かう方を選択するとどうなるかといいますと…

だんだん、道がなくなります。( ;∀;)

一つ、山を越えないで済む分、楽かと思いましたが、こっちから登山道に入るのは無理のようです。

そして最終的には普通に民家の周辺に出ます。( ;∀;)

こっちからは無理のようです。

国土地理院地図へのリンク

長くなりましたが、最後までご覧いただき、ありがとうございました。

(m´・ω・`)m 

 

…今度は、もう少し温かい時期に来たいです…(´・ω・`)寒かった…。

【撮影日:2023/03/11】


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春の閉伊川ってどんなかんじ... | トップ | 水沢にあるキレイな塔の建物... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

〇〇山に登ってきました。」カテゴリの最新記事