ジャナドリア勝ちましたね、しかし飛行機2時間遅延にはまいった⋯バタバタしておりまして今週は報告のみで
■『2020~21年種牡馬別好配合馬リスト ディープインパクト編』で望田潤と栗山求がダブル推奨したヨーホーレイク(牡7歳)が日曜京都11Rの京都記念(G2・芝2200m)を勝ちました。
◎ヨーホーレイク(牡、母クロウキャニオン)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2018105012/
おなじみディープ×クロウキャニオンで、カミノタサハラ、マウントシャスタ、ボレアス、ストーンリッジ、ベルキャニオン、ラベンダーヴァレイなどの全弟。この配合は牡のほうが走る説なので今年も取り上げます(クロウキャニオンはVaguely Nobleの血を引くので、牡のほうがスタミナが伝わりやすく牝はサイズが出にくい傾向)。去年のほぼコピペですんません…。(望田)
◎ヨーホーレイク(牡・母クロウキャニオン)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2018105012/
ボレアス、マウントシャスタ、カミノタサハラ、ベルキャニオン、ラベンダーヴァレイ、クリアザトラック、ストーンリッジと、重賞1~5着の実績を持つ全きょうだいは7頭に達する(ボレアスとカミノタサハラは重賞勝ち)。「ディープ×フレンチデピュティ」はショウナンパンドラ、マカヒキ、アンジュデジールなど活躍馬が目白押し。Caerleon、Vaguely Noble も父と相性がいい。本馬はきょうだいのなかでも出来がいいと評判なので重賞級の活躍が期待できる。(栗山)
■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2024)』で栗山求が推奨したマスカレードボール(牡3歳)が日曜東京11Rの共同通信杯(G3・芝1800m)を勝ちました。
マスカレードボール(牡・父ドゥラメンテ、母マスクオフ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022105519/
母マスクオフは1勝馬だが、ビハインドザマスク(スワンSなど重賞3勝)の娘で、オメガヴェンデッタ(阪急杯-2着)、マスクトヒーロー(マーチS-3着)をきょうだいに持つ良血。なおかつ、ディープインパクトとダンシングブレーヴのニックスを抱えた配合構成も素晴らしく、繁殖牝馬としてきわめて優秀。これまでにマスクトディーヴァ(阪神牝馬S、ローズS/父ルーラーシップ)、トゥーフェイス(オープンクラス/父モーリス)を産んでいる。本馬の父はドゥラメンテ。母はディープインパクトとダンシングブレーヴのニックスの核心部分である「Halo≒Sir Ivor≒Drone3・5×5」という相似な血のクロスを持ち、本馬はサンデーサイレンス3×3を通じてこれらを継続している。芝中距離で切れるタイプだろう。(栗山)
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2023)』で栗山求が推奨したマイネルブリオン(牡3歳)が土曜東京1Rの未勝利戦(ダ1400m)を勝ち上がりました。
★ラフィアンターフマンクラブ
父ゴールドドリーム
母マイネオレンジ(ロージズインメイ)
牡 募集価格:1500万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022102681/
父ゴールドドリームは、現役時代にフェブラリーS(G1)、チャンピオンズC(G1)、帝王賞(Jpn1)、かしわ記念(Jpn1)[2回]などを制覇し、JRA賞最優秀ダートホースに選出されました。現1歳が初年度産駒です。その父ゴールドアリュールは、母方にティンバーカントリーを持つ配合からコパノリッキー(JRA賞最優秀ダートホース)、ララベル(JBCレディスクラシック)、アイアンテーラー(クイーン賞)が出ており、息子のゴールドドリームにおいてもこのパターンは有効であるのではないかと考えます。母マイネオレンジは3勝馬。競走馬となった産駒4頭中2頭が勝ち上がっており、繁殖牝馬としての能力も十分感じられます。ダート向きのマイラーでしょう。(栗山)
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2023)』で栗山求が推奨したサヴォンリンナ(牝3歳)が土曜京都6Rの未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がりました。コメントは以下のとおり。
★ジーワンサラブレッドクラブ
父サトノダイヤモンド
母サイマー(Zoffany)
牝 募集価格:1800万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022105696/
グランシエロ(青葉賞-4着)の半妹。母サイマーは重賞勝ちこそありませんが、Coup de Folie 4×3という牝馬クロスが光り、繁殖牝馬として期待できます。本馬の父サトンダイヤモンドは、初年度産駒からサトノグランツ(京都新聞杯)、シンリョクカ(阪神JF-2着)などを送り出しています。緩さがあるので、それを引き締めるDanzigーデインヒルのラインと相性良好で、代表産駒のサトノグランツもこのパターンです。父の母の父Orpenは、前出のCoup de Folieの4分の3妹Bonita Francitaを母に持つので、Bonita Francita≒Coup de Folie4×5・4。この配合構成は秀逸です。芝向きの中距離タイプ。(栗山)
■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2024)』で望田潤が推奨したスニーカースキル(牝3歳)が土曜京都3Rの未勝利戦(ダ1400m)を勝ち上がりました。
スニーカースキル(牝、父キズナ、母ストリートバンド)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022105964/
母ストリートバンドはコティリオンS(米G1・ダ8.5F)勝ち。母系にGone Westが入るキズナ産駒はマルターズディオサやステラリアなど牝馬がよく走っている。母系にStreet Cryが入るキズナ牝駒もJRA出走3頭中2頭が勝ち馬で、同じレイクヴィラF産のライトバックがこのパターン。いかにもキズナ牝駒のマイラーという見た目で、桜花賞路線用に指名しておきたい。(望田)
■土曜東京7R1勝クラス シルバーレイン(POG・望田)
■日曜東京6R1勝クラス イクリール(一口・望田)