■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2023)』と『POG種牡馬別好配合馬リスト(2024)』で望田潤がダブル推奨したグランドプラージュ(牡2歳)が土曜京都6Rの新馬戦(ダ1800m)を勝ち上がりました。
★ジーワンサラブレッドクラブ
父シニスターミニスター
母ベルプラージュ(キングカメハメハ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022105722/
牡 募集価格:3600万円
JRA現役3勝ロスコフの半弟で、母ベルプラージュはJRA3勝(ダ1700~1800)。ちなみに母もシルクで募集時にピックしました。そこに砂の名種牡馬シニスターミニスターが配されてA.P.Indy3×4のクロスとなりましたが、それらしい伸びのある体躯の持ち主です。シニスターミニスター×キングカメハメハはJRA出走17頭中11頭が勝ち上がっており、牡に限れば9頭中8頭が勝ち上がり。そこには佐賀記念2着アシャカトブ、JRA現役3勝トモジャリア、JRA現役4戦2勝スマートサニーなどが含まれます。牡なら外さない配合で、雄大な馬格と力強い歩き。ダ中距離オープンの期待は当然でしょう。(望田)
グランドプラージュ(牡、父シニスターミニスター、母ベルプラージュ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022105722/
現役ダート4勝ロスコフの半弟。母ベルプラージュもダ1700~1800で3勝。そこにシニスターミニスターが配されてA.P.Indy3×4のクロスとなり、狙いどおり伸びのある体型の中距離馬に出た。クラブのツアーで見たときも馬っぷりは目立ってました。母父キンカメ系のシニスター産駒は、アシャカトブやスマートフォルスなど高確率で走っている。(望田)
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2023)』で栗山求が推奨したバースライト(牡2歳)が日曜中山5Rの新馬戦(芝1800m)を勝ち上がりました。
★キャロットクラブ
父モーリス
母エリティエール(ディープインパクト)
牡 募集価格:4600万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022104692/
母エリティエールは芝中距離で3勝。2015年の当企画で推奨した馬でもあります。2代母ジンジャーパンチはブリーダーズCディスタフ(米G1・ダ9ハロン)をはじめ米G1を6勝、米古牝馬チャンピオンに輝きました。繁殖牝馬としても優秀で、エリティエールの全弟にあたるポタジェは大阪杯(G1)を勝ち、ルージュバックは毎日王冠(G2)など重賞を4勝しました。「モーリス×ディープインパクト」は、ジェラルディーナ(エリザベス女王杯)、ルークズネスト(ファルコンS)などコンスタントに活躍馬が出ている組み合わせ。「父モーリス、2代母ジンジャーパンチ、母の父がサンデーの息子」という配合構成はフレーヴァード(現4戦2勝)と同じ。つまりフレーヴァードは本馬と8分の7同血です。芝中距離向き。(栗山)
■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2023)』で望田潤と栗山求がダブル推奨し、『POG種牡馬別好配合馬リスト(2024)』で望田潤が推奨したルグランヴァン(牡2歳)が土曜中山2Rの未勝利戦(ダ1800m)を勝ち上がりました。
★ジーワンサラブレッドクラブ
父ルヴァンスレーヴ
母カラフルデイズ(フジキセキ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022105775/
牡 募集価格:3200万円
母カラフルデイズはフジキセキ×クロフネのダート黄金配合で、交流重賞関東オークスに勝ちました。産駒のカラフルキューブ(父ドレフォン)も3勝Cで頑張っています。そこにダート王ルヴァンスレーヴが配されたのが本馬。ルヴァンスレーヴは種牡馬としてはあまり自己主張の強いほうではなく、本馬も見た目に母似のダートのマイラーに出ました。サウンドトゥルー(フレンチデピュティ×フジキセキ)やホワイトフーガ(クロフネ×フジキセキ)を手がけた高木登厩舎というのも心強い限りで、ルヴァンス産駒ではまずこれをピックしたいです。(望田)
【6月23日追記】
母カラフルデイズは関東オークス(Jpn2)の勝ち馬。繁殖牝馬としてカラフルキューブ(現3勝クラス/父ドレフォン)、ヘブンリーデイズ(2勝クラス/父ロードカナロア)を出しています。前者は当企画で推奨しました。本馬の父ルヴァンスレーヴは新種牡馬。4歳時にJRA賞最優秀ダートホースに選出された大物で、種牡馬としても人気を博しています。母の父フジキセキは前肢のさばきが硬いので、配合次第でダートの大物を出しており、母の父としてサウンドトゥルー、プロミストウォリア、ホワイトフーガなどを出しています。母カラフルデイズはIn Reality4×4、自身はそれを継続発展させる形でリアルシャダイ≒アピーリングストーリー5×3。よく練られた好配合馬で大物感があります。(栗山)
ルグランヴァン(牡、父ルヴァンスレーヴ、母カラフルデイズ)
カラフルキューブの半弟。母カラフルデイズはフジキセキ×クロフネのダート黄金配合で関東オークスに勝った。本馬は見た目に母似だし、ダートのマイラーとして計算できる馬だと思う。サウンドトゥルー(フレンチデピュティ×フジキセキ)やホワイトフーガ(クロフネ×フジキセキ)を手がけた高木登厩舎というのも心強い。4月に入厩して乗り込まれている。(望田)
■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2024)』で栗山求が推奨したダノンシーマ(牡2歳)が土曜京都7Rの未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がりました。
ダノンシーマ(牡・父キタサンブラック、母インクルードベティ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2022104645/
ダートで2勝を挙げたワイルドベティ(父ドゥラメンテ)の半弟で、母はマザーグースS(米G1・ダ8.5ハロン)の勝ち馬。母の父Includeはアメリカとアルゼンチンで供用され、Include Me Out(米G1サンタマルガリータ招待H、米G1クレメントL.ハーシュS)をはじめ多くの一流馬を出した。牝馬に活躍馬が多いという特長があったので、ブルードメアサイアーとしても注目したい血だ。Includeを父に持つ輸入繁殖牝馬といえば、サンデーウィザード(新潟大賞典)やヒーズインラブ(ダービー卿CT)を産んだシーズインクルーデッドがいる。母は非主流血統で構成され、これまでのキタサンブラック産駒の前例にないタイプ。ただ、キタサンブラックは幅広い配合パターンから一流馬を出しているので、この馬も期待できる。芝・ダート兼用で仕上がり早い。(栗山)
■土曜中京9Rつわぶき賞 ルージュラナキラ(一口・栗山)
■土曜中山11R常総S ディオスバリエンテ(一口・望田&栗山)
■日曜中山7R1勝クラス ジャナドリア(POG・望田)
■日曜京都7R1勝クラス レーウィン(一口・望田)
■日曜中京10R名古屋日刊スポーツ杯 ナヴォーナ(POG・望田&栗山)
■日曜中山11RカペラS3着 ジレトール(一口・望田)
■日曜京都11R阪神JF3着 テリオスララ(POG・栗山)
■日曜香港8R 香港カップ2着 リバティアイランド(POG・栗山)
■日曜香港8R 香港カップ3着 タスティエーラ(POG・栗山)
明日から日高に3日ほど出張なので報告を先に…JF回顧はこれから書きます
ジャナドリアが2戦2勝としたので新種牡馬ゴールドドリームについて簡単にまとめておくと、ここまでの活躍産駒をみると、JBC2歳優駿2着グランジョルノも、ネクストスターなど佐賀で3戦3勝のミトノドリームも、そしてジャナドリアも母は非Northern Dancerクロス
ゴールドドリームはNureyev≒Numberの3/4同血クロス3×4ですから、これについてOUTな繁殖との配合のほうが成功しやすいんでございますよ、といういつものやつ
ゴールドアリュール系種牡馬はみんな競走成績に準じて種牡馬として成功していて、クリソベリルなんかも当歳や1歳見ていると大きいけど動けそうやなあ~という雰囲気ですよわりと