栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

土曜のボツ予想~Robertoの逃げ、Dixieland Bandの洋芝

2016-07-23 10:28:30 | 血統予想

いわきは○クィーンズベストはワークフォース産駒としてはベストに近い配合だとほめてきたし、▲ソールインパクトは母がアジュディケーティング的だから中山で捲ってこその馬だと書いてきましたが、◎マルターズアポジーは最近はちょっと前向きすぎる逃げで末を甘くしていて、ここは田辺がどう乗ってくるか
Storm CatとA.P.Indyを通じるTerlingua≒Weekend Surprise4×4ですから体質は柔いんですが、脚捌きはRoberto5×4で小回り向き、福島1800ではラジオNIKKEIで3着に逃げ粘った実績あり

横津岳は▲ビクトリーミノルは前走頑張ってくれましたが、北友が色気を持って馬群を割ろうとするとアフリート魂逆噴射もありうる(^ ^;)
◎クロイツェルは前走はバテた馬たちがカベで追えないままゴール、前々走3着はケルンダッシュやメゾンリーと接戦の3着ですからここなら威張れる
3走前の5着も完全に前崩れのレースで突かれながら逃げて、大外からアフリート魂全開で追い込んだ▲と半馬身差ですから、イン番手で流れに乗れれば押し切りかと
血統もマンハッタンカフェ×Dixieland BandでHoist the Flag5×4ですから洋芝長丁場がピッタリで、母父Dixieland Bandといえばフミノイマージン、アクシオン、レッドリヴェール、ブラックバースピンと洋芝巧者がズラリ

Dixieland Bandついでに函館9は◎ピッツィカート、前走は外を回ったぶんで、もう少しうまく捌ければ洋芝2000は合っているので…

他のレースはこれから考えますが、「No.1予想」では中京2歳Sを、「厳選予想 ウマい馬券」では中京2歳Sと函館7Rを予想していますので、今週もよろしくお願いします

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“東サラ”の16年度募集がスタート

2016-07-22 19:47:57 | 共有クラブ

“東サラ”こと東京サラブレッドクラブの2016年度募集馬ラインナップ(15年産)が本日発表になりました
http://www.tokyo-tc.com/h_list_kouma.html#sec1

今年も「血統屋」の栗山求と望田潤が全募集馬の「配合診断」を書いておりますので、出資検討の参考にしていただければ幸いですm(_ _)m
(「募集馬情報」のプロフィール下部のPDFファイルにあります)

この「配合診断」はあくまで血統表のみで解説したもので、これから実馬とのすり合わせ作業に入り、これはという馬を「一口馬主好配合馬ピックアップ」で取り上げるわけですが、そちらも早急に取りかかりますのでよろしくお願いします

土曜は中京2歳Sの予想を「No.1予想」に入稿しましたが、「厳選予想 ウマい馬券」はこれからレースを吟味して、明朝に前売りオッズを見てから決めようかなあ…と

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「2歳勝ち馬評価」7/9~17ぶんを更新&雑感

2016-07-21 20:58:36 | POG

先ほど「望田潤の2歳勝ち馬評価」7/9~17ぶんを計4頭更新しました

大橋巨泉といえば、我々の世代はダイナカーペンター(母父Dike)、タケシツービート(父ハードツービート)、毎週の競馬エイト紙上での提言的な予想

競馬界でも賛否両論分かれる人でしたが、「あんなにいろんな遊びを知り尽くしたオッサンが夢中になるのだから、きっと競馬というのは面白いに違いない」といざなわれた若者は多かったし、私もその一人です…合掌

◆新種牡馬ネタ三つ

リーチザクラウンの仔はみんなMr.Prospector的でSeattle Slew的な体型体質で、細身でしなやかで中山1200より東京1400に向いたイメージで、つまりクラウンピースの良血を強く伝えていると言えるのですが、なのに福島や函館の1200でポンと勝ってしまうのは、基礎的な能力やスピードが高いからやと思いますね

新種牡馬ディープブリランテについては「近親のバブルガムフェローが種牡馬としてはスピード不足に苦しんだだけに、母父にスプリンターやマイラーのスピードが入るような配合が成功しそうで、Rivermanを持つだけに牝馬が走りそうな種牡馬でもある」と「パーフェクト種牡馬辞典」で書きましたが、今のところ9頭が出走して[2-1-0-14]、うち牝馬は[2-1-0-4]、勝ち上がった2頭の母父はRahyとアフリート、馬券に絡んだ3頭の脚質(通過順位)は4-4-と3-2と2-1
あくまで現時点での傾向ですが、やっぱり母方のスピードで先行してこそ父の粘着力が活きる、というタイプの種牡馬ではあると思うのですよ

ストリートセンス産駒はこれまで6頭が出走して[2-0-1-3]、ポッドジーニーは母父ゼンノロブロイでHalo5×4、ロジセンスは母父サンデーサイレンスでHalo5×3と、新馬勝ちした2頭はいずれも牝馬でいずれもHaloのクロス
3着のフィールドセンスは母父スペシャルウィークでHalo5×4の牡馬で、着外の3頭はいずれもHaloクロスなし
つまり馬券に絡んでいる3頭は、いずれも母父サンデー系でHaloのクロス持ちです

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「一口馬主好配合馬ピックアップ」ロードから4頭ピック

2016-07-19 13:06:12 | 共有クラブ

おかげさまで本年も好評をいただいている「一口馬主好配合馬ピックアップ(2016)」、本日ロードサラブレッドオーナーズから4頭(栗山2頭、望田2頭)ピックしました

現在ジーワンから9頭、ウインから2頭、ユニオンから5頭、ラフィアンから2頭、ロードから4頭ピックしています(栗山のウインとラフィアンのピックはもうしばらくお待ちください)
http://miesque.com/c00037.html

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日曜のボツ予想~外番手でアフリート魂全開

2016-07-17 10:22:10 | 血統予想

ちょうど今福島1Rで、ディープブリランテ×アフリートのスズカゼが先行抜け出しで勝ちました
やっぱりディープブリランテ産駒は、母父にRahyやアフリートのようなマイラーのスピードを入れたほうが、「母のスピードで先行し、父の粘着力で踏ん張る」ような脚質にしたほうがうまくいきやすいでしょうね~

スズカゼは7枠11番で好位外を揉まれず気分よく走れたのも大きかったと思いますが、ジュライの◎モルトベーネも母父アフリートだけに、ブリリアントのように内枠で揉まれてしまうと行きっぷりが悪い
この少頭数で外枠ならば、外好位から抜け出す勝ちパターンに持ち込めるでしょう

○メドウラークは母アゲヒバリがトリップやバトードールと同血(父が同じで母が全姉妹)で、同父同牝系のジュモー(タニノギムレット×サンデー×フェアリードール)とは3/4同血の間柄、姉スパークオンアイス(父シンボリクリスエス)もダート馬でRobertoのクロスも共通
走法的にもRobertoのクロスの影響が強いので、この初ダートは手を出してみたいです
他では昨年2着☆ナリタポセイドン(これも揉まれ弱いので少頭数歓迎)や大箱が向きそうな△セトノプロミスあたりを引っかけたいところ

他のレースはこれから考えますが、「No.1予想」では函館記念を、「厳選予想 ウマい馬券」ではフィリピンTと北海Hを予想していますので、日曜もよろしくお願いします

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土曜のボツ予想~中京外枠のボリクリ牡駒、函館外枠のAureole魂

2016-07-16 09:55:24 | 血統予想

中京最終は◎ボンナヴァン
ウマい馬券にアップするつもりでしたが、朝オッズでは思った以上に売れてるのでボツ予想行きに…
シンボリクリスエスはSeattle Slewの血を引くのでダートをストライドで走る産駒をよく出しますが、特に牡駒はこの中京ダ1800mで[12-6-6-83]勝率11.2%単回値247と好成績(全ダ成績は勝率8.5%単回値74)
ストライドで走る≒小回りがきかないということでもあり、だから内々で馬群を捌くような競馬は苦手で、シンボリクリスエス牡駒が中京ダ1800mで8枠に入ったときは[7-2-1-11]勝率33.3%単回値1097
中京1800で未勝利勝ちのシンボリクリスエス牡駒が8枠15番に入ったのだから、ここは頭からの狙いで

STVは◎メジャータイフーン
ダイワメジャー×ファスリエフで前肢が短いスプリンター、大箱マイルでは能力半減
母系にRed GodとSt.Paddyが入るダイワメジャー黄金配合でもありますが、St.PaddyからAureole魂もうっすら受け継いだようで囲まれると馬群を気にする気性、函館2歳2着は大外捲りでした
ここは距離短縮と少頭数外枠がプラスで、昨夏の再現を期待

他のレースはこれから考えますが、「No.1予想」では福島12Rを、「厳選予想 ウマい馬券」では郡山特別と中京6Rを予想していますので、今週もよろしくお願いします

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セレクトセールを取材してきました

2016-07-14 13:21:44 | POG

7/11,12とセレクトセールを取材してきました
個々の馬については、また追々取り上げていきます



ドバイマジェスティ15(牡、父ディープインパクト)



イルーシヴウェーヴ16(牡、父ディープインパクト)



ファイナルスコア16(牡、父ディープインパクト)



ビスクドール16(牝、父クロフネ)



カンビーナ16(牡、父ディープインパクト)



アドマイヤテレサ16(牡、父ジャスタウェイ)



マルペンサ16(牡、父ディープインパクト)



アドマイヤフッキー16(牡、父クロフネ)



マンデラ16(牡、父ディープインパクト)

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7/13発売『サラブレ』『UMAJIN』8月号

2016-07-14 09:07:12 | お知らせ

昨日7/13発売の『サラブレ』8月号、特集は「凱旋門賞」「武豊騎手、世界を駆ける」「一口クラブ大検証」など
http://www.enterbrain.co.jp/sarabure/book/
私はMahmoudさんとの「ラッ血(ラップ論×血統論)対談」、今号は「上半期の3歳路線回顧と凱旋門賞展望」「日本調教馬の海外遠征回顧」の2本立て、春の内外の大レースをラップ&完歩ピッチと血統で振り返っていますので、ぜひご一読ください



同じく7/13発売『UMAJIN』8月号、特集は「2016年下半期 未来予想図」「鉄板厩舎ラインを見極めろ!! 夏のジョッキー新勢力図」など
http://www.uma-jin.jp/
私は連載「血統駆け込み寺」、今回のテーマは「1/4異系」と「サンデーサイレンスのクロス」です。こちらもよろしくお願いします



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リーディングサイアー上位にランクされるような成功種牡馬は、だいたい名繁殖と賞賛されるぐらいの母を持つもので、たとえばディープインパクトもキングカメハメハもダイワメジャーも、ハーツクライもステイゴールドもゴールドアリュールも、きょうだいにG1馬がいたりオープン馬が複数いたりするわけです

新種牡馬リーチザクラウンがなかなか優秀なところを見せておりますが、明らかに母クラウンピースの良血、特にSeattle SlewとSecretariat経由のナスキロ柔さをよく伝えていて、産駒はみんなパドックでしなやかに歩いてます

そういう観点からも、昨年今年とロードカナロア産駒を見てきて思うのは、その母レディブラッサムが持つSecretariat=Syrian Sea3×4はなかなか高確率で伝わっているなと、さすが何を付けてもしなやかマイラーを出す名繁殖やなと(柔らかすぎてディープインパクトとはうまくいかなかったほどに)

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7/9,10の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

2016-07-13 08:55:00 | POG

■『望田潤のPOG好配合馬リスト(2015)ハーツクライ編』で推奨したケルティックソード(牡3歳)が土曜中京2R未勝利戦(ダート1400m)を勝ち上がりました。

○ケルティックソード(牡、母シャルマンスタイル)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013102840/
ディープスカイの甥で、母母アビはMiss Carmie4×3、Miss Carmieの父父Indian HempはNorthern Dancerとニアリーで「NasrullahとHyperion」の組み合わせ。Chief's Crownはヌーヴォレコルトやベルラップの母系にも入る。母父タイキシャトルはワンアンドオンリーと同じでこれはHalo3×4にトニービンとSpecial(Thatch)の脈絡。ダービー馬とオークス馬の合わせ技のような配合です。(望田)

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2014)』で栗山求が、『望田潤のPOG好配合馬リスト(2015)キングカメハメハ編』で望田潤が推奨したロゼリーナ(牝3歳)が土曜中京3Rの未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がりました。

★シルクホースクラブ
ロゼリーナ(牝)
父キングカメハメハ
母ローズバド(サンデーサイレンス)
牝 募集価格:3000万円
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013106191/
ジャパンCと朝日杯フューチュリティSを勝ったローズキングダムの全妹。全姉ロザリウムがサンデーレーシングで募集価格5000万円ながら未勝利に終わり、その影響かG1馬の全妹としては3000万円という手頃な価格での募集となりました。父キングカメハメハは「Northern Dancer+Secretariat」の組み合わせを持つ血と相性がよく、短距離王ロードカナロア、ダート王ベルシャザールなど主要な活躍馬はこの配合パターンから誕生しています。全兄ローズキングダムもこれに当てはまり、3代母ローザネイが「Northern Dancer+Secretariat」という構成です。配合的な裏付けがあるので期待できるでしょう。全姉ロザリウムの成績から二の足を踏む方がいらっしゃるかもしれませんが、ローズキングダムの全妹で3000万円なら賭けの期待値として悪くないのでは、と思います。(栗山)

○ロゼリーナ(牝、母ローズバド)
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013106191/
ローズキングダムの全妹で、母ローズバドはオークスと秋華賞とエリザベス女王杯で2着。ローズバドの全弟に重賞3勝ローゼンクロイツがいる。母父サンデーで、母母はMill ReefとSecretariatを通じるナスキロクロスで、自身はMill Reefのクロス。キンカメの芝大物の教科書的配合というべきで、全姉ロザリウムは競走馬としては期待外れに終わったが、そうそう続けて外す配合とは思えない。(望田)

■土曜中京8R500万下 サラトガスピリット(POG・望田)
■土曜函館9R500万下 カラクプア(POG・望田)
■日曜中京8R500万下 レッドサパス(一口・栗山)

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日曜の重賞回顧~折り合って直線先頭なら、Hyperionを振り絞れる

2016-07-10 17:04:50 | 血統予想

福島11R 七夕賞
◎14.ステラウインド
○9.バーディーイーグル
▲8.アルバートドック
△5.マーティンボロ
☆4.ダコール
☆7.ヤマニンボワラクテ
注3.メイショウナルト
注16.シャイニープリンス
バーディーイーグルは晩成のブライアンズタイム産駒で6歳にして一皮むけてきたし、父がロベルト系で母がミスプロのクロスだから小回りを捲る脚もある。8割がたこの馬でいくつもりだったが、追い切り映像と前売りオッズを見て◎を変えてみたくなった。ステラウインドは母系にブラッシンググルームとヌレイエフとリヴァーマンが入るのでゼンノロブロイ産駒としては高得点な配合で、ヘイローのニアリークロスを重ねているので小回りの機動力は十分。いっぽうでラトロワンヌ牝系のパワーの血も父母から受けているのでややパワー体質で、体が硬くなる冬場は成績が上がらない。だから昨年の七夕賞に一昨年の函館記念と、夏場の小回りコースの重賞では毎年◎で狙ってきたし、その期待に応えてもくれた。最近は二桁着順が続いているが大箱とダートと冬場は走らない馬で、昨年の七夕賞2着も目黒記念15着からの一変。今年も追い切りの動きはこの馬にしてはしなやかで、夏を迎えての良化が見てとれる。現在単勝13番人気だが、昨年ぐらい走れば足りるメンバーだろう。この馬に◎を打てる最後のチャンスではないか。

中京11R プロキオンS
◎9.キングズガード
○14.ノボバカラ
▲10.ニシケンモノノフ
△8.ダノングッド
☆13.タガノトネール
注1.ワンダーコロアール
注15.キクノストーム
キングズガードは母がスクアンダーの牝馬クロス4×4を持ち、インカンテーションやダブルスターと同じくシニスターミニスターがオープン級を出す配合パターンといえる。今年に入ってからトモがパワーアップして3連勝。馬場が軽いと前のノボバカラたちは簡単には止まらないだろうが、前走の凄みのある末脚ならば圏内にはくる。

--------

七夕賞はメイショウナルトが1000m通過57秒台で離して逃げましたが、1,2着馬はだいたい前後半59秒-59秒で走破した感じかな

母父Unusual HeatがNureyev産駒でHyperion5・5×5、母母父Crested WaveがHyperionの孫Olympiaの3×4、4代母Black WillowはHyperion≒All Moonshineの3/4同血クロス4×4

このようにアルバートドックの母ゴールデンドックエー(ラスヴィルヘネスS=米G1・AW8F勝ち)には、Hyperion的な血の凝縮が代々重ねられています
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2012104069/

だからディープインパクト産駒としても斬れ味よりは粘着力とか持続力に長けたタイプで、渋った阪神2400のゆきやなぎ賞でクリプトグラムとサトノラーゼンとエトランドルに競り勝ったときは、こりゃまたHyperion的なディープが出てきたもんやと書いたんですが、レースを使われるたびに前向きすぎる面が出てきて、菊花賞での逆噴射はまだ記憶に新しい

戸崎圭太が200勝ペースでリーディングの首位を快走している理由はいろいろありますが、その一つが火曜の雑感でも書いた、狂気のサクラプレジデント産駒をもなだめて乗りこなしてしまう当たりの柔らかさ

菊花賞以降は後方で折り合いに専念せざるをえなかったアルバートドックですが、今日はスタートが良くてそこからもポジションを下げずに中団で我慢できたのがさすがで、あそこで折り合えば動きたいときに動いていける

残り200mではもう先頭に立ってましたから、レース上がり12.4-12.6の最後の12.6はアルバートドックのラップということになりますが、母系のHyperionの多さからいって本当はこういう持続戦を早めに先頭に立ってしぶといタイプではないかとずっと思っていて、だからレース前に「本来はワールドエースとニアリーな脚質だろう」とも書いておいたのです

最後は小倉大賞典の再現のような叩き合いとなりましたが、ダコールがくればくるほど、Hyperionを絞り出す感じで同じ脚色で伸びつづけました

ダコールはパドックも返し馬も気配は抜群で、平坦コースで良馬場で小倉大賞典ぐらい斬れたと思いますが、58を背負ってよく走ってます

ステラウインドについては、勝ち時計1.58.4は昨年2着時の走破タイムと全く同じですから、今日の大敗は年齢を感じたと言わざるをえませんね…

これから出かけるので、プロキオンの回顧はまた週明けに雑感でやりますm(_ _)m

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