マイケル・ワトソンさん(元プロボクサー)に学ぶ
「坂道や悪路を走った後には、平地では得られないものを手にします。
一歩一歩がチャレンジだからこそ、人生は面白い。」
ワトソンさんは、91年9月の世界タイトルマッチで、11ラウンドに受けたパンチで後頭部をマットに打ち、12ラウンド開始のゴングと共に倒れてしまいます。
脳内出血を起こしており、意識が戻るまでに40日間かかりました。そして、左半身不随と意識障害などの後遺症を受けてしまうことになるのです。
それから12年、なんと彼はロンドンマラソンに出場します。左足はまだ引きずる状態でした。
タイトルマッチの対戦相手であったクリス・ユバンクさんも、事故以来自責の念に駆られていましたが、ワトソンさんのマラソン挑戦に勇気づけられたようです。
ユバンクさんは、ゴール手前2キロからワトソンさんに伴走し、ゴールの瞬間、長年の苦しみから解放されたのでした。実にスタートから6日と2時間27分35秒、ロンドンマラソン史上最長の記録でした。
不幸のどん底にあったワトソンさんが立ち直るきっかけとなったのは、彼の憧れであったモハメド・アリさんがこのニュースを聞きつけ、病院にお見舞いに来てくれたことだそうです。
彼はアリさんの姿を見ると、事故後初めて笑顔を見せたのでした。そして、それまで全く動かなかった左腕を持ち上げ、アリさんの拳に向かって動かしたのです。
心の力(パワー)って、とてつもなく凄いものですね。
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