縞三毛猫ちゃんとテニス

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HEAD Youtek graphene instinct mp (ヘッド ユーテック グラフィン インスティンクト)試打レポート

2014-08-15 07:20:51 | テニス
HEAD Youtek graphene instinct mp (ヘッド ユーテック グラフィン インスティンクト)試打レポート・評価・インプレします。

マリア・シャラポワ、トーマス・ベルディッチ推薦モデルです。
より強力なパワーと優れたハンドリングがメーカーの謳い文句です。
かなり期待していますが果たして・・・




スペックは以下の通りです。
ヘッドサイズ:645平方cm/100平方インチ
重さ(ストリングなし):300g
バランス(ストリングなし):320mm
フレームの長さ:685mm/27インチ
フレームの厚さ:23/25/21mm
グリップ:HydroSorbPro
ストリングパターン:16/19

いわゆる黄金スペックというやつです。
フェイスサイズは100平方インチですが、
形は縦長に感じます。
グリップは他のspeed,radical,prestigeシリーズと比べてやや小さく感じます。
これは主観的なもので、他の人に聞くと別に感じないっていう人もいるので、
私の手の形や、握り方によると思います。

ガットはバボラ・プロハリケーンツアーを47ポンドで張ってみました。
ところが飛びすぎ、このテンションでもラジカルシリーズはコートに収まるのですが、
このラケットで同じ打ち方(フラットドライブ)だと、大体50センチくらいアウト。
後日テンションを50ポンドに張りなおして再挑戦。
振動止めとオーバーグリップテープ巻いて総重量321gです。

まず、ストロークです。
ラジカルシリーズと比べて柔らかい打球感です。
かなりラケットに食いつきボールが乗る感じです。
なのでスピンもよくかかり、かなりパワーのあるラケットです。
とにかく振りぬきがよいので、どんどんハードヒットしたくなります。

つぎにボレーです。
面の感覚(方向)はとても分かりやすいです。
ただしかなり飛ぶラケットのため予想より50センチくらい長いボレーとなりました。
もう少しガットのテンションを上げてもよいのかなと思いました。

最後にサーブ、スマッシュです。
ストロークと同様に振りぬきが良いので、気持ちよくパワーのあるボールが打てる気がします。
回転もかけやすいです。

まとめです。
Radical(ラジカル)、Prestige(プレステージ)シリーズより柔らかい打球感で飛びます。
Speed(スピード)シリーズに近いと思います。
青が好きならInstinct(インスティンクト)、黒が好きならSpeed(スピード)でもよいと思いますが、
スピードシリーズはグリップがやや正8角形に近いため大きく感じます。

長所
ラケットにボールが乗る感じが優れていると思います。
バランス、振りぬきが良いので、かなりパワーのあるボールが打てます。

短所
かなりパワーのあるラケットなので、ガットのテンションが低いと
ラケットにボールが乗りすぎてしまい、吹っ飛び傾向があると感じました。
ストロークはその分スピンをかけて調整がきくのですが、
ボレーの深さ調節に苦労しました。

HEAD graphene prestige rev pro (ヘッド グラフィン プレステージ レフ プロ)試打レポート

2014-08-10 20:55:53 | テニス
HEAD graphene prestige rev pro (ヘッド グラフィン プレステージ レフ プロ)試打レポート・評価・インプレ

先日試合で使用する機会がありましたので試打レポートします。
こういう面の小さいラケットは、硬い、飛ばない、試合では負ける
みたいなイメージが私には染みついていまして、
それは振り返ると1998年頃になります。
テニス部の後輩がダンロップのレベレーションプロ90(フィリポーシスモデル)を使用していて、
それを試打してからのイメージなのです。
しかし今回ありえないスペックでの登場で、使用してみたくなりました。



■フェイス面積:93平方インチ
■全長:27.0インチ
■フレーム厚:20mm
■重さ:平均300g(フレーム)
■バランス:平均315mm
■ストリングパターン:縦16本×横19本



今までのラケットは、フレームのみの重さがたいてい320g以上のため、
自分にとっては重く、疲れてしまい振り回せないので使用機会はなかったのですが、
今回はなんと300gで登場です。
グラフィンという硬い素材を使用しているのでこのスペックが実現したようです。
今回ガットは迷いましたが、バボラのプロハリケーンツアーを46ポンドで張ってみました。
まず色ですが、赤と黒でかっこいいです。
フェイスサイズですが、93より少し大きく見え、95くらいに感じます。
ガットを張って、振動止めを装着、オーバーグリップテープを巻いてちょうど320gになりました。
グリップサイズは2です。
私には少し扁平で、Radicalラジカルシリーズと同じに感じます。
スイングしてみますと、バランスがとても良いというのか。
振りぬきやすいです。

まずストロークです。
硬い打球感です。
飛びは他のシリーズに比べれば飛びませんが、予想していたほどではないです。
振りぬきが良いのでガンガン振っても疲れず、コントロール性も良いです。
スピンも打ち方次第でしっかりかかりますが、フラット系で速いテンポで打つのが打ちやすいです。

ボレーです。
ラケットフレームやグリップの形のせいなのか、
面の感覚(方向)がとても分かりやすいです。
あまり飛ばないので深いボレーは、少し押してあげないとなりません。
やはりコントロール性は良いと思います。

サーブ、スマッシュです。
振りぬきが良いので気持ちよく打てます。
極端な回転径のサーブは打ちにくいですが、ナチュラルなスライスなど打ちやすいです。
やはりコントロールはよいですが、あまり飛ばないのでスピードが出にくいです。

まとめ
長所
振りぬきがよく、コントロール性がよいので、ガンガン振れてあまり疲れません。
重くてこのスペック(フェイス93、バランス315mm)を諦めていた人にお勧めです。
早いテンポで打ちたくなります。
面の感覚が分かりやすいので、ボレーもしやすいです。

短所
面が小さいので、ラケットの隅に当たった場合はそれなりに手が痛いです。
やはり飛びにくいラケットなので、やっと返した玉などは力がないです。
練習で気持ち良く打つにはよいですが、シングルスの試合などドロドロした場面では難しいのかなと感じました。
少しサボってもそれなりのボールが返せることを期待する人は、
やはりinstinctやextremeシリーズをお勧めします。

どこよりも早いHEAD Graphene Extreme MP (ヘッド グラフィン エクストリーム)試打レポート

2014-08-04 12:27:35 | テニス
HEAD graphene extreme(グラフィン エクストリーム) mpを
試合で使用してみたのでレポートしようと思います。
日本ではまだ店頭に並んでいないようで、アメリカからの輸入品をゲットしました。
ガットはバボラ.プロハリケーンツアーを50ポンドで張ってみました。
ガット、振動止め、オーバーグリップテープを巻いて総重量320.5gでした。
ボールはダンロップフォート、コートは砂入り人工芝です。
プレースタイルは、フォアハンドはフラットドライブ、
バックハンド(ダブルハンド)フラットドライブ、たまにスライス
守備的ストローク系で中級者です。

2世代前モデル
YouTek IG Extreme (ユーテック インネグラ エクストリーム)MP



1世代前モデル
YouTek IG Extreme (ユーテック インネグラ エクストリーム)MP 2.0



最新モデル
Graphene Extreme (グラフィン エクストリーム)MP




スペックは前2機種と変わりません
フェイスサイズ  100平方インチ
ラケット長さ   27インチ(685mm)
フレーム厚    24-26-23mm
バランスポイント 320mm
重さ       300g
ストリングパターン MAIN(縦)16× CROSS(横)19本

形状ですが、ラケット面は球形に近い形で、フレームシャフトが少し丸みを帯びていて、
バボラのaeroシリーズとまではいきませんが、
まるでHEADのラケットじゃないみたいです。
色は前回モデルチェンジからから黄色がレモン色になっています。
今回も少し黄緑かかったレモン色ですが、
ブラックの割合が大きくなり個人的にはかっこよくなった感じがします。
グリップサイズですが、instinctシリーズと同じ形状に感じます。
私の主観ですが、speedシリーズは正八角形に近くてグリップが大きく感じます。
Radicalシリーズは扁平なのですがやはり大きく感じます。
逆にinstinctとextremeシリーズは小さく感じます。
これはそう感じないっていう人もいるので、私の握り方や手の形によるものかもしれません。

次に打球感です。
2世代前モデルは硬い打球感で、音もカーンという感触でしたが、
前回モデルからマイルドな打球感で、音も低くなりました。
これは振動吸収機能が改善したためなのかなと思っています。
最新のグラフィンモデルもほぼ同じで、若干前回より硬い打球感かなって感触です。
Graphene radical mpと比較すると明らかに打球感があります。

次にストロークです。
めちゃくちゃ飛びます。
しかし前回よりスピンがよりかかる感じで、飛ぶけれどスピンで落ちるって感じです。
なのでパワーアップした感じです。かなり良いです。
私はフラットドライブ系のストロークなのですが、スピンをかけたムーンボールもよかったですし、
回転を多くかけたショートクロスなども打ちやすく感じました。
私はスイングスピードがそれほど速くないので、ボールをラケットに
乗せる感じで打ったショットがとても感触が良かったです。
しかし、差し込まれてフラットに当たってしまったショットは
後ろのフェンスにボールが直撃しました。

次にボレーです。
ストロークがかなり飛ぶのでボレーはヤバいだろうと思っていましたが、
バックのスライスで距離感をつかんでいたのでロングのミスはありませんでした。
バックのスライスはちょっと押すだけで深くなりましたので、
ボレーはほとんど当てるだけにしていました。
当てるだけのボレーでかなり深いボレーになりました。

次にサーブ、スマッシュです。
ストロークと同様に回転はかけやすいと感じました。
やはり飛ぶので、フラットはアウトしてしまいました。
肩が痛かったので、6割ぐらいの力でサーブ、スマッシュは
打っていたのであまりあてになりません。
1球だけワイドにスライスサーブを9割くらいの力で打ったら、
エースになりました。スライスもいいなと思いました。

まとめ
長所
スピンがよくかかり飛びますので、自分のスイングスピードに合ったガットと
テンションを選択すれば、以前よりパワーのあるショットが打てると思います。
フラット系のプレイヤーで、もう少しスピンをかけたいなっていう人に向いていると思いました。
短所
全体的に丸みを帯びていて、面の感覚(方向)がつかみずらいので
スライスやボレー主体のプレイヤーには向かないと思いました。
スピンがよくかかるので、もともとスピンをかけるのがうまい人は
スピン過多になりすぎるのではと感じました。

HEADからgraphene extremeグラフィン・エクストリームが発売されたようです。

2014-08-01 10:56:23 | テニス
HEADからgraphene extremeグラフィン・エクストリームが発売されたようです。
日本ではまだのようですが、海外輸入品をゲットしたので、
今度の試合で試してみようと思います。
いきなり試合というのはどうかとも思いますが...
練習している時間もないので。



スペックは以下のようです。
graphene extreme mp(グラフィン・エクストリームMP)
フェイスサイズ  100平方インチ
長さ       27インチ
重量       300G
バランスポイント 320mm
フレーム厚    24-26-23mm