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テニスガット(ストリング)の選び方 その1(素材編)

2014-11-08 15:40:03 | テニス
テニスガット(ストリング)の選び方 その1(素材編)

1.ナチュラルガット
名前の通り、自然の素材を使ったもの。
羊の腸などを使っているようです。
高反発で打球感に優れますが、高価で耐久性がありませんが、
テンション維持に優れています。
ガットがほとんど切れたことがない人で高反発を好む人には適しています。
しかし水分を含むと膨張し、あっという間に切れてしまうので、
せっかく試合前に張り替えても、小雨など降っていると台無しです。
金銭的に余裕がある人、サブラケットにナイロンなどを張っておく必要があるでしょう。

プロでは現在縦糸と横糸の種類を変えるハイブリッド張が流行っていますが、
どちらかの糸にナチュラルを張るプロも増えています。
(ジョコビッチ、フェデラー、錦織など)
ただしプロはニューボールになる度にラケットを交換していますので、
ガットがよく切れるプレーヤーにとっては余程ラケットの本数と
金銭的に余裕がないと難しいです。

バボラのvs team,vs touch
wilson、toalsonなどで販売されています。


2.シンセティックガット
人工素材を使用したもの

A.ポリアミド(ナイロン)系
いわゆるシンセと言われることもある。
多くはナイロンの繊維を束ねたマルチフィラメント構造や、
マルチフィラメントを巻きつけたマクロファイバー構造で、
ナチュラル近い柔らかな打球感があり、
さらにテンション維持に優れているそうです。
どこのメーカーもナチュラルを目標に開発しているようですが、
中にはナチュラルを超えた?といわれているようなものもあるようです。
例)バボラ エクセルパワー、アディクション
  ゴーセン ミクロスーパー、AKプロ
  テクニファイバー X-ONE

B.ポリエステル系いわゆるポリと言われている。
耐久性とスピン性能に優れている。
硬い打球感のため、肘、肩に負担がかかるかもしれない。
練習頻度が高く、ハードヒッター向け
テンション維持期間が短い

ベースとなるポリエステルの芯に、
コーティングを施したシンプルなモノフィラメント構造が多い。
例)バボラ プロハリケーンツアー、RPMブラスト
  ウィルソン ルキシロン4G

最近はナイロン系でもパワーやスピン性能に優れるガットが出ていますし、
ポリエステル系でも柔らかめの打球感のものも出ており日々進化しているといえます。
また、プロプレーヤーは縦糸と横糸の素材を変えている人
(ハイブリッド)も多く。
自分のプレースタイルに合わせて選んでいるようです。

選び方1
初心者、練習頻度が少ない人、スイングスピードが遅い人、
柔らかい打球感や、肘肩の負担が少ないものを望む人
→ ポリアミド(ナイロン)系のストリング

学生、練習頻度が多く、耐久性を重視する人
スイングスピードが速く、スピンを強力にかけたい人
硬い打球感を好む人
→ ポリエステル系のストリング


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