松風こみちから少し寄り道
鶴林寺を訪れるのは何十年ぶりでしょう
高校生の時以来(大昔です・笑)
高校の日本史の先生が鶴林寺の住職さんだったのです
鶴林寺の北側からアプローチ
鶴林寺の敷地(?)は小高い石垣と溝(?)で囲まれています
右下の門のなんと古いこと!
近くまで行って撮りました
昔の匂いがします
室町時代の頃の人々の往来を想像したくなりました
鶴林寺境内周辺は公園になっていて
聞くところによりますと
ポケモンGOの名所でもあるらしいです♪
古いSLも置いてありました
JR、国鉄?いや、きっとこの汽車が走っていた頃は
明治生まれの祖母が言ってた「省線」だったのかも
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さて、いよいよ仁王門をくぐり鶴林寺へ
立派な仁王門(室町時代)<県指定文化財>
阿形と吽形の仁王さんに睨まれつつ・・
失礼しまーーす
正面にどーーんと本堂(1397年)国宝です
屋根瓦の色が違うのは修復の際、まだ使える瓦は右側に、新しい瓦は西日の強い左側に葺いたそうです
と無料案内ボランティアさんに教えていただきました
(今回はせっかくなのでボランティアの方に案内をお願いしたのです)
本堂に向かって右側には『沙羅双樹』上
左側には『菩提樹』下
6月ごろの開花シーズンにはまた訪れてみたいと思いました
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そしてもうひとつの国宝・太子堂(1112年)
県下最古の建築物
檜皮葺の屋根
堂内の九品来迎図、仏涅槃図はススで覆われていましたが
技術を駆使し再現されたものが宝物館に展示されています
宝物館です
あいたた観音と呼ばれる金剛聖観音立像(白鳳時代)は必見です
それと上記太子堂の壁画の再現図も!
鐘楼(1407年)重要文化財
除夜の鐘など現在も鳴っているそうです
観音堂
三重塔(室町時代)<県指定文化財>
などなど
他にもいっぱいみどころはありますがそろそろお腹が空いてきました
いつも車でそばを通っているのに、なかなか訪れることがなかった鶴林寺
ゆっくりと、しかもボランティアの方の案内でいろんなことを教えてもらい
知的好奇心も十分満足!
鶴林寺を後にして加古川駅方面まで歩き
ランチして帰りはJRで土山まで
土山からは別府鉄道・土山線あとのであいの道を歩き帰りました
ほぼ2万歩でした
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