ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

日本文化情報センター創立10周年記念式典 (15) 「日本の歴史展・縄文時代から平安時代まで」

2009-09-16 | 日本文化情報センター
 「日本文化情報センター10年の歩み展」と平行して「日本の歴史展・縄文時代から平安時代まで」も開催されました。
 これは2006年から毎年、センター内のテーマ展示として行っている「日本の歴史展シリーズ」のうち、4回分に当たる「縄文時代・弥生時代」「古墳時代・飛鳥時代」「奈良時代」「平安時代」の展示品をまとめたものです。

 ベラルーシの人に日本の歴史を紹介するために始めたシリーズ展示なのですが、一度に日本史を説明するのは無理なので、時代を区切って10年かけて紹介していく企画なのです。
 今回は今までの展示をまとめる機会に恵まれました。
(埴輪や土偶などは私が粘土で作った偽物です。)(^^;)衣食住に絞って各時代を紹介しているのですが、衣の紹介である人形は私の手作りです。
 材料に日本の物を使うことが多いのですが、材料購入費など寄付してくださっている皆様に感謝しております。本当にありがとうございました。
 来年は鎌倉時代ですが、引き続きがんばります。

 こうしてセンターの活動を振り返って見ると、やはり10年のという時間の中で行ってきたことが積み重なり、気がつくとさまざまな形での活動がいつの間にができていた・・・と思います。
 と同時にまだまだいろいろな活動ができていたはずなのに、実現しなかったと思えることもあります。
 また今後も多くの人に支えられながら、地道ではありますがセンターでの活動をさらに充実させていきたいと考えております。
 これからも皆様のご賛同、ご協力に頼る部分もあるかとは思いますが、どうぞセンターの活動を暖かく見守り続けてください。よろしくお願いいたします。
  

日本文化情報センター創立10周年記念式典 (14) 「日本文化情報センター10年の歩み展 4」

2009-09-16 | 日本文化情報センター
 「日本文化情報センター10年の歩み展」では今までの活動の様子を写真にしたものも展示しました。
 写っている今までの活動の参加者の顔を見ていると、感慨深いものがありました。
 

日本文化情報センター創立10周年記念式典 (13) 「日本文化情報センター10年の歩み展 3」

2009-09-16 | 日本文化情報センター
 「日本文化情報センター10年の歩み展」では今までにセンターが掲載された新聞も一部ですが、展示しました。
 その量の多さに10年間の時間を感じました。
 また新しくパンフレットも作成し、来場してくださった方にお渡ししました。
 これからも日本のことが知りたいと言う多くのベラルーシ人に、役に立てるような活動を続けていきたいと、新たに思いました。
 


日本文化情報センター創立10周年記念式典 (12) 「日本文化情報センター10年の歩み展 2」

2009-09-16 | 日本文化情報センター
 このように日本文化情報センターが10年間行ってきた活動について紹介しています。会場には折り紙やポスターを展示しました。
 美しい日本の風景ポスターを寄贈してくださった日本人の皆様、本当にありがとうございました。

日本文化情報センター創立10周年記念式典 (11) 「日本文化情報センター10年の歩み展 1」

2009-09-16 | 日本文化情報センター
 今回は創立10周年であるため、館内の別会場で2つの展示が行われました。
 「日本文化情報センター10年の歩み展」と「日本の歴史展・縄文時代から平安時代まで」です。
 まず「日本文化情報センター10年の歩み展」のほうをご覧ください。チロ基金に今まで協力してくださった100名以上の方々のお名前をロシア語で掲示しました。
 これだけ多くの方々が力を出してくださったからこそ、日本文化情報センターも10年間活動を続けてこられたのだと思います。
 このような方々がいることをベラルーシのセンター利用者にも知ってもらいたく、今回発表しました。

日本文化情報センター創立10周年記念式典 (10) 「茶の湯の紹介 2」

2009-09-16 | 日本文化情報センター
 茶の湯の紹介に続き、希望者に茶道を体験してもらいました。
 関心が高い人が集まっただけあって、進んで茶席に着く人が多かったです。
 無事に茶の湯の紹介ができ、ほっとしました。やはりベラルーシで行うには難しい日本の伝統文化の一つです。
 協力してくれた家族には心から感謝しています。
 また来年につなげていきたいですね。
 
 

日本文化情報センター創立10周年記念式典 (9) 「茶の湯の紹介 1」

2009-09-16 | 日本文化情報センター
今回で7回目の実施となりました茶の湯の紹介。
 まずは恒例の家族そろっての紹介です。
 いつもTの母が主人の役、私が主客をしてロシア語で説明をします。ふつうは年齢から言って父が次客なのですが、Y子が
「道具の拝見がしたい。」と言ったため、次客。そして父が末客をすることになりました。(末客は時間の関係で道具の拝見はしていません。)

 菊の節句に合わせて、会場には菊の花をたくさん使った生け花を生けました。(本当は茶道の世界では一輪挿しをしますが、10周年記念のお祝いなので、たくさん生けました。)

 また掛け軸には芭蕉の俳句で、やはり菊の花が詠まれているものを選んでかけました。
 茶道具や着物は充実してきましたが、本当の茶室でするわけではないので、なかなか茶の湯を紹介するのは大変です。
 しかし来場者の方からはさまざまな質問が出され、ベラルーシ人の関心が高いことが分かりました。